神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通し、ご自分の民が衝撃的な偶像崇拝に陥っていることを告げました(イザヤ57:4,5)。
当時のイスラエル人がいかに深く偶像崇拝に陥っているかに注目してください。イザヤは次のように記しています。
「あなた(イスラエル人)は谷の滑らかな石を選んだ。それがあなたの取り分けなのである。あなたはそれらに飲み物の捧げ物を注ぎ出し、供え物を捧げる。こういうことに私(エホバ)は満足するだろうか」(イザヤ57:6)。
当時のイスラエル人は、神エホバの契約下の民であるにも関わらず、神エホバを崇拝する代わりに、川床から拾って来た「滑らかな石」で偶像の神々をこしらえています。ダビデ王は神エホバが自分の受け分であることを言明しましたが、これらユダヤ人の罪人たちは、自分たちに割り当てられた分として、命のない滑らかな石の偶像のほうを選び、その偶像に「飲み物の捧げ物を注ぎ出し」ています(詩編16:5.ハバクク2:19)。神エホバのみ名を担うイスラエル人のそのような歪んだ偶像崇拝に、神エホバが、満足をされるはずがありません。
紋黄蝶 舞い来る庭の 心地よし 今日の一句
近くの畑の「ニワゼキショウ」