神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通して、当時イスラエル人は自らの過ちによって神エホバから引き離されていることを明らかにされました(イザヤ59:1,2)。
実のところ、当時のイスラエル人は神エホバの教えを離れ、甚だしく悪い歩みをして来ました。イザヤの預言は、告発されているイスラエル人の罪を幾つか挙げ、次のように記しています。
「あなたたち(イスラエル人)の手のひらは血で汚れ、指は過ちで汚れている。あなたたちの唇はうそを語り、舌は正しくないことをささやく」(イザヤ59:3)。
当時の神エホバとの契約下にあったイスラエル人は、神エホバのご意志から遠く離れ、うそを語り、不義の事柄を語っていました。「手のひらは血で汚れて」いるとは、殺人を犯した者たちもいることを示唆しています。神エホバにとってなんと不名誉なことなのでしょうか。神エホバの律法は、殺人だけではなく、「心の中で兄弟を憎んではならない」ことさえ禁じていました(レビ記19:17)。今日の私たちも、当時のイスラエル人の底なしの罪深さと、その必然的な帰結とを考える時、自分も罪深い考えや気持ちを制御する必要のあることを銘記させられます。そうしないなら、不完全な人間は、やがて不義を行い、神エホバから引き離されてしまいかねません(ローマ12:9.ガラテア5:15.ヤコブ1:14.15)。ですから、私たちはイエスの模範に見倣い、いつも神エホバと結びつき、ご意志を守り行ないたいものです。
当時のイスラエル人は罪に陥りましたが、イザヤの言葉は何と続くでしょうか。引き続き次回にお伝え致します。
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