神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通して、ご自分の民が、神エホバに依り頼るのではなく、異国の国に頼る愚かな行為をしていることを指摘されました(イザヤ57:9)。
引き続き神エホバは、ご自分の民イスラエル人に向かって次のようにイザヤを通して言われました。
「あなた(イスラエル人)は多くの道を歩もうと労苦したが、「もう駄目だ!」とは言わなかった。活力を奮い起こし、諦めない」(イザヤ57:10)。
当時のイスラエル人は、自らの背教的な道において、多くの「労苦」をしてきたが、努力しても望みがないにも関わらず「「もう駄目だ!」とは言わなっか」のです。つまり、自分たちに望みがないことを理解しておらず、なお、「活力を奮い起こし、諦めない」でいるのです。これは、イスラエル人にとって愚かな行為でした。
今日、イザヤの時代のイスラエル人を連想させる行いをしている大きな組織があります。それはキリスト教世界です。その組織はイエスの名前を掲げながら、諸国家との同盟を追い求め、自らの崇拝の場を偶像で満たしてきました。その信者たちは偶像礼拝に関係した像を自宅に置くことさえし、イエスの教えを守り行なっていません。また、国家間の戦争にも加担してきました。こうしたすべての行為は、真の神エホバにとって極めて不快なことに違いありません。神エホバは、「偶像礼拝から逃げ去りなさい」と命じておられます(コリント第一10:14)。キリスト教世界は、イエスの教えに反し、「地の王たち(国家)と淫行を犯して」来たのです(啓示17:1,2)。
さらに神エホバは、イスラエル人に対してイザヤを通して何と言われるでしょうか。引き続き次回にお伝え致します。
どこからか かたつむりの子 庭に出る 今日の一句
庭に咲いている「アマリリス」