聖書にはダビデの命を狙って追って来ていたサウルが陣営で兵士たちと共に寝込み、ダビデはサウルの命を奪うチャンスが訪れましたが、その時ダビデは、「エホバが選んだ人に私が手を出すなど、エホバの観点からして考えられないことっです!」と、言ったことが記されていました。引き続き聖書にはダビデがアブネルに伝えた言葉が次のように記されています。
「ダビデは兵士たちとネルの子アブネルに叫んだ。「アブネル、聞こえますか」。アブネルは答えた。「王向かって叫ぶあなたは誰だ」。ダビデはアブネルに言った。「あなたは勇ましい人ではありませんか。イスラエルの中にあなたのよう人がいるでしょうか。それなのに、なぜ自分の主人である王(サウル)を見守っていなかったのですか。兵士の1人が、あなたの主人である王(サウル)を亡き者にしょうとして入り込みました。あなた(アブネル)は(王を守る)務めを怠りました。生きているエホバに懸けて言います。あなたち(アブネルと部下たち)は死に値します。自分たちの主人を見守っいなかったからです。王(サウル王)の頭のそばにあったやりと水差しがどこにあるか、見てみなさい」。(サムエル記第一26:14~16)。
上の聖句に記されている通り、ダビデはアブネルに忠告を与える前に、アブネルを褒めています。このダビデの対応の方法は学ぶべき事柄です。私たちの誰かに忠告を与えなければならない時、まず相手の良い点を褒めてあげる、という模範です。それから何を正すべきかを伝えることです。ダビデはアブネルをまず褒めて、それから「あなたたちは死に値します」と述べてから、その根拠を伝えています。アブネルと兵士たちはサウル王の命を守る務めを怠っていたことを、眠っていたサウル王の頭のそばにあったやりと水差しを示しを証拠として見せ、話しを伝えています。ダビデの賢い対応に見倣うことができるでしょう。
引き続き聖書にダビデの対応が記されていますので、次回にお伝え致します。
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