聖書にはサウル王が、神エホバに頼るのではなく、女霊媒師を探すように家来たちに指示したことが記されていました。さてサウルは引き続きどのように行動したでしょうか。聖書には次のように記録されています。
「それでサウルは変装し、服を着替え、夜に2人の部下を連れてその女性(霊媒師)の所に行った。サウルは言った。「霊媒師として占ってくれ。私が言う人を呼び出してほしい」。女性(霊媒師)は言った。「あなたはサウルがしたことを知っているはずです。彼(サウル王)は領土から霊媒師や占い師を排除したのです。それなのに、どうして私をわなにかけ掛けて死なせようとするのですか」。するとサウルはエホバに懸けて誓って、こう言った。「生きている神エホバに懸けて誓う。この件であなた(女性霊媒師)が罪を負うことはない!」。女性は、「誰を呼び出しましょうか」と言った。サウルは、「サムエルを呼び出してくれ」と答えた。女性は”サムエル”を見ると、大声で叫び、サウルに言った。「どうして私をだましたのですか。あなたはサウルではないですか!」。王(サウル)は言った。「恐れなくてよい。何が見えるのか」。女性はサウルに答えた。「神のような者が地面から上ってくるのが見えます」。サウルがすぐ尋ねた。「どんな姿をしているか」。女性は言った。「年取った人が上ってきています。袖なしの上着を着ています」。それでサウルは、サムエルに間違いないと思い、身をかがめてひれ伏した。」(サムエル記第一28:8~14)。
上の聖句に記されている通り、サウルは女性霊媒師に、既に死んでいるサムエルを呼び出すように依頼しました。すると女性霊媒師がサムエルを呼び出し、その姿をサウルは確認し、「サムエルに舞違いないと思い、身をかがめてひれ伏した」ことが記されています。
さて、サウルとサムエルはどのような会話をするのでしょうか。次回に引き続き紹介致します。
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真っ赤なる 花を咲かせし ボケの花 今日の一句
庭に咲いている「椿」