城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

雨の金糞岳 19.10.29

2019-10-29 20:00:40 | 山登り
 金糞岳(1317m)、もう少しましな名前を付けて欲しかったと山が叫んでいるような感じがする。ブンゲンなど南の方から雪を抱いた金糞岳を見ると良い形をしているのがわかる。ここに最初に登ったのは、昭和54年11月25日、随分前だ。滋賀県側の登山口から3時間以上かけて登った記憶がある。しかし、岐阜県旧坂内村から鳥越峠を経て、滋賀県に通ずる林道(林道らしからぬ良い道)が出来たことにより、簡単に登れるようになった。数年前にこの短縮された道を登った。

 さて、今日は雨だったが、初めて登る二人の期待に応えて、リーダーのE氏は登る決断(大げさ)をした。行程も45分くらいということと雨の量もたいしたことはないという判断のうえである。10月15日に峠付近までE氏とともに偵察し、登山口を確かめておいた(E氏は直後登った)。前回も林道の雄鹿を目撃したが、今日も見た。今年の紅葉はダメだと話しながら林道を登っていくが、それなりにはきれいだと思った。

 岐阜県の登山口から登り出す。


 岐阜県側登山口 鳥越峠から滋賀県側登山口までは通行できる。その先で通行止めとなっているので、滋賀県側からアクセスはできない。

すぐに尾根に達する。尾根付近にはブナが多い。短時間でブナの森が楽しめるのは本当に贅沢。

ここの登山道も随分掘り割りのように沈み込んでいる。登山者が歩き、雨により土壌が流出し、掘り割り状となる。これは全国至る所で見られるが、これも自然破壊の一部だと思う。山頂に近づくと、緩い傾斜となり明治百年を記念する石柱が見えてくる。

天気が良ければこの先の白倉岳(1270.7m)に行くはずだったが、ここで引き返す。昼食は坂内の道の駅で食べた。汗冷えで寒くなってくる。季節は着実に進んでいる。

コースタイム 登山口9:22→山頂10:15



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