「アンペアダウンのためのツールのご紹介」の続報です。注文した翌日には配送されてきましたので、早速取り付けてみました。外観は次の画像の通りです。電流センサーはプラグで本体に接続するようになっております。本体の電源は単三電池2本で、付属品として同梱されておりました。
次の画像は分電盤に電流センサーを取り付けたところです。電流センサーは方向性があるようですので、取扱説明書の指示のように「⇒」マークを合わせて取り付けます。分割型ですから、電線を挟んでパッチンするだけで完了です。分電盤の上の円筒形のものは、「省エネナビ」の計測部で、分電盤に電流センサーを取り付けております。本体にデータを無線で飛ばすようになっております。今回取り付けた「Aらまー」とは関係ないので無視してください。
ここで動作確認です。アンペアスイッチを10Aにセットし、エアコンを運転しました。速攻で警報音(ブザー)が鳴動しました。音量は高からず低からず微妙なところです。我が家の場合、二階からでは警報音に気付かないことがあり得るかも知れません。詳しくは調べておりませんが、音量調節は出来ないようです。その後、LED表示の動作チェックを行い、取り付け作業は終了です。
動作確認が終了して、分電盤のカバーを取り付けて作業完了です。作業時間は動作チェックも含めて10分程度といったところでしょうか。至って簡単にできます。
最後にピークカットの目標である30Aにアンペアスイッチをセットして、いざ運用開始です。まだ一晩だけですが、夕食準備のためIHクッキングヒーターのグリルをONにすると警報音が鳴動しました。断続音(105%以上125%未満)でしたので、長時間の使用はできません。やはり30Aは無理かな?
しばらく、30Aでやってはみますが、といきなり気弱になってしまいました。
下の画像は、今回の記事とは関係ないのですが、「省エネナビ」の本体部分です。分電盤の円筒形の装置からデータが無線で伝送されてきます。瞬時電力は計測できませんが、多機能な装置で、データはパソコンで収集してグラフ表示などの加工をして種々の分析ができます。画面表示しているのは、現在までの電力使用量から本日の電力使用量の予測(予測アルゴリズムは不明)をしたものです。これを導入して運用改善をした結果、約20%の節電を達成できました。