総選挙を前にしてこのようなことを書いて良いかどうか判りませんが、単なる戯言として聞き流してください。単なるアドバイザーとしての存在ならばどうということでもなかったのですが、ご自身の主張を実現するために、県知事に立候補したり、衆議院議員に立候補するなど政治的な動きをされているようですので・・・。
私は氏の主張について理解できる点もありますが、全面的に賛同できるものではありません。例えば、ご自分の主張通りに実行しさえすれば、全ての物事が簡単に実現できますといったようなご主張は如何なものかと考えます。単なる理想家としての主張ならば、それはそれで結構ですが、具体的な社会に対して適用したとき、果たして思ったように出来るであろうか危惧します。自分の理想を追い求めるあまり、利害が対立することを無視してことを強引に進めてしまうことになってしまうのではないかと危惧します。政治家としては、理想を追求するばかりでは上手く運ばないことが多々あります。実際家になれるかどうかも、その資質として求められるものと考えます。
以前「時間帯別料金(ピークシフトプラン)と太陽光発電」でも指摘しておりますように、テレビ番組での「バカな節電、賢い節電」発言などをみると、先に書いたようなことを裏付けているように思わざるを得ません。
今や公党の代表代行という責任ある立場になられたのですから、あまりにも軽々しいご発言はお慎みいただければと存じます。また、同党におかれましても重要な政策に関する事柄を一人の主張で固めることなく、多くの専門家の考えも参考にされては如何でしょうか。でなければ大きな期待を寄せる有権者を裏切ることにもなります。