goo blog サービス終了のお知らせ 

山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

手廻し製粉機を購入しました

2012-12-15 | 農業

 先日書いた「大豆の収穫」の中で自家消費してしまうには量が多過ぎるので、何かうまい方法がないかと募集しておりました。当方でも色々と考えあぐねた結果、きな粉に加工することにしました。きな粉ならば、餅にまぶして食べることも出来ますし、きな粉ぼた餅にしたりと色々と応用が利くのでは考えた次第です。

 そこで、確か石臼があったなと探し回りましたが、残念ながら下の部分しか見つかりませんでした。上の回転させる部分は、どこぞに消えてしまったようです。仕方なしに手廻し製粉機を購入しました。電動のものは倍以上の値段がしますので、とりあえず汗をかこうということで、手廻しのものにしました。

 早速、試しにきな粉を作ってみました。炒った大豆を先ず粗挽きです。ここまでは比較的簡単にできました。問題はここからです。段階的に粒子を細かくするためには、これから2~3パスさせなければなりません。その労力たるや並大抵のものではありませんでした。380ミリリットルの容器一杯のきな粉を作るのに4時間以上掛かってしまいました。その甲斐もあってか、出来栄えは上々で購入したきな粉より上等だと思います。

 少量ならば手廻しでも問題ないと思いますが、大量に作るとなると実用的ではありません。そこで何とか電動化できないものかと考えておりましたところ、以前故障した扇風機があることを思い出しました。このモーターを利用して電動製粉機に改造を試みました。ところが、扇風機のモーターは意外にトルクが小さく、製粉機を駆動させることができませんでした。そのために回転数をプーリー比で落とさざるを得ませんでした。それでも手廻しに比べれば5~10倍のスピードアップできました。おまけに、電動ですから肉体疲労を伴うこともありません。

 しかし、人間の欲望は尽きないもので、もう一段のスピードアップを図りたいと考えております。現在のアイデアとしては、倉庫の中に転がっていた電動ドリルのモーターです。このモーターは可変速ですし、トルクも十二分にあります。来週くらいには、改造してみるつもりでおります。これが実用化できれば、そば粉などの加工もできるものと思います。

 年末年始には、久し振りに子供達も全員揃うでしょうから、その前にきな粉を大量に作っておこうと思っております。それから、これも初挑戦ですが、玄米餅をついてみようと数日前からもち米を水に浸け込んでおります。多分、きな粉とベストマッチではないかと今から楽しみにしております。

 少々、体重のことも気になりますが、美味いものを前にして・・・。