いよいよ蛹化が始まりました。
朝早く見に行くと終齢幼虫の内の1匹目が前蛹になっていました。その前蛹はお昼頃には蛹になりました。クロコノマチョウの蛹より一回り小ぶりです。
幼虫の飼育をしているとこの段階からが大変なのです。終齢の幼虫は餌を食べるのをやめると蛹になる場所を探して脱走するものがいるのです。先日蛹になったルリタテハも6匹のうち2匹が私の目を盗んで脱走しました。この2匹もちゃんと見つけましたがまあ無難な所で蛹になっていたので安心しました。今回のウスイロコノマチョウの幼虫は30匹近くいるので全部は管理しきれません。そこで今日は脱走を防ぐための檻を作りました。写真を撮るのには邪魔な代物ですが私が安心して出かけられるためには仕方がありません。
明日には次々と蛹になって行くと思います。
ウスイロコノマチョウの幼虫はほとんど終齢に
7月15日早朝
朝にはこんなに葉が茂っていました。
終齢幼虫は太くなりました。
強靭な歯で硬いジュズダマの葉をバリバリ食べます。
一番成長が遅れているチビです。他の終齢幼虫に比べると半分の長さしかありません。
ほとんどの幼虫は5cmオーバーです。
今日の一番目の写真の前蛹が蛹になっていました。
お昼過ぎにようやく飼育用の檻が出来ました。
朝写した写真ではジュズダマは葉が茂っていたはずですが、夜8時過ぎに帰って見るとこのありさまです。明日はまた餌を取って来なければなりませす。
みんな食欲旺盛で蛹になったやつの周りもみんな食べられてしまいました。
明日には蛹が増えると思います。