曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

周防大島高校 と イチョウ

2012年12月02日 | 日記

今日の花

 

 

今年も椿の新種が咲き始めました。 

「玉之浦」という品種に似ています。たぶん玉之浦に何かほかの品種が交配されたものではないでしょうか。11月の半ばから咲いていますので早咲きの系統でしょう。

 


 師走になりとても寒いです。季節的には初冬というべきでしょうね。でも私のブログはもう少し晩秋でいたいところです。11月の末にはしばらくお休みしていたので紅葉を追い続けた写真がこのブログで消化しきれていないからです。私としてはもうしばらく秋を楽しみたいので紅葉の写真におつきあいくださいませ。

11月の30日の朝のことですが周防大島高校のグランドにイチョウの葉が舞っているのを見て写真心が動かされました。高校のグランドの端っこに大きなイチョウの木が3本立っています。私が通った48年前にもそのイチョウの木はありました。軽トラの助手席にいつも積んであるカメラを取り出しグランドに出てみました。強い風が吹くとイチョウの落ち葉がコロコロと転がりながら飛ばされてゆきます。シャッター速度はいくらぐらいだろうと考えてみました。桜吹雪は取ったことがありますが動く落ち葉はあまり撮ったことがありません。60分の一と40分の一で撮ってみましたがあまりうまくいきませんでした。40分の一より遅くすると手持ちでは無理です。

転がるイチョウの葉よりちょうど登校時間だったので生徒たちの動きのほうが面白く思わず撮らされてしまいました。生徒たちを撮ろうとは思いもしなかったので心準備ができていなくってうまくはいかなかったのですが現代っ子たちはすぐに乗ってくれました。落ち葉のような私たちの世代と違って彼らは青春の真っ只中です。少しうらやましくもありました。

 


周防大島高校(旧安下庄高校)のイチョウ

 

イチョウの葉がグランドで飛び跳ねていました。

 

 

 

昔よくうたった校歌です。

サクラ紅葉

体育館前のメタセコイア 

 

風邪で転がっているイチョウの葉を私は一生懸命撮っていました。

すると、イチョウの根元に何やらポーズをとっている生き物が見えました。

レンズをズームアップしてみるとそれはかわいい女子高校生ではありませんか。オドロキです。

カメラおじさんも年甲斐もなく片手をあげてOKサインを出しました。

 

女子高生は去りまた枯葉が舞っています 。

 

校舎のある高台からの眺め 

 

ネットの向こう側で何やら相談している風です。

カメラおじさんに向かって今度は男の子が6人です。今度は私もよく見えるように手を振りました。

私がカメラで追っているのを見てこんどはガッツポーズです。

 

 

 

イチョウはモミジと並んで紅葉の両横綱ではないでしょうか。紅葉と書いてもみじと読ませるくらいですからモミジ(楓)が東の横綱であればイチョウはさしづめ西の横綱と言ってもよいと思います。今年紅葉の写真を撮っているうちに紅葉にもいろいろあるのだなあと感じました。皆さんは紅葉というとどんな木を思い浮かべますか。モミジ・イチョウのほかにケヤキ・ハゼ・桜・ブナ・ナナカマド・クヌギ・ドウダン・・・・・・秋を彩る落葉樹はいっぱいあります。北の国では紅葉ももうとっくに終わっていると思いますが大島ではもう少し楽しむことができます。