曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

飼育の幼虫たちに変化が見られました

2014年07月11日 | 日記

今日の果物

上の黄色いレモンのような果物は何でしょう? ご存知ない方が多いかもしれません。弓削瓢柑といいます。今頃食べるととてもおいしい柑橘です。一般のお店にはあまり出ませんね。

下の緑色の実はレモンです。11月頃にようやく黄色になります。

 


 今朝が早くて今夜は眠いのでアップするつもりはなかったのですが、飼育部屋の蝶たちに変化が表れてきたのでご紹介したくなりました。

久しく空っぽだった飼育室に4種類入っています。イシガケチョウ・キアゲハ・クロコノマチョウ・キマダラセセリなどです。イシガケチョウはカッコいいですね。

 

今夜は月がとってもきれいだったので上のオレンジロードまでわざわざ撮りに行ってきました。三脚を忘れて仕方なく手持ちで撮りました。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 Bach: Cello Suite No.1 Prelude - Cameron Carpenter (編曲&organ演奏)

らんらんさん

キャメロン君、脚が長い!指が長い!手が大きい!素敵~!
ついでに衣装もキラキラブーツもモヒカンヘアーも素敵~!
見かけや編曲はドッキリですが、演奏も作曲もちゃんと勉強されてる方のようです。


蝶調

おもしろい演奏ですねキャメロンさんは初めて聞きました。 編曲も演奏も若さにあふれています。
私は身近にある楽器には何にでも挑戦したことがありますが、オルガンって一度も弾いたことがありません。どこにでもある楽器ではないので難しいでしょうね。できればヨーロッパの古い教会のオルガンに触ることができたらそして弾けたらどんなに幸せでしょう。キャメロンさんのように足は動かせないし指は短いしモヒカン刈りと反対の真ん中に髪がない オジサンの独り言です。


月夜の安下庄湾

 

2枚とも10-18mm広角レンズですが上は一眼、下はミラーレスです。下のミラーレスは完全なオートです。シャッターを押しただけ。上の一眼は三脚なしを考えて設定をしました。

 


飼育室の様子

イシガケチョウ 

イシガケチョウは今日前蛹になりました。イシガケチョウの幼虫は山ではイヌビワの葉の表にいます。天敵には見つからない自信があるのでしょうか。でも動くことのできない蛹は葉裏にくっついています。枯葉のような格好で。

7月9日

 

 

7月10日

 

7月11日

 

夜 前蛹になる

 


キアゲハ

キアゲハの幼虫は畑のパセリにいつもいっぱいいるのです。 でも蛹になる時にはどこか別の場所へ移動しますのでなかなか蛹を見ることはできません。久しぶりで蛹と羽化するところが観たくなったので飼育室へ持ち帰りました。

ナミアゲハとキアゲハはよく似ているので飛んでいる姿では見分けのつかない方が多いと思います。でも幼虫は全く違っていて間違えることはありません。皆さんも庭にパセリを植えてみてください。花はきれいではありませんが葉を摘んで食べることができます。キアゲハもやって来ます。

7月9日

 

7月10日

 

7月11日

 


クロコノマチョウ

クロコノマチョウは蝶らしからぬ蝶ですから皆さんたとえ見つけたとしても蛾だと思われるでしょう。普段林の中のやや薄暗いところにいます。そして落ち葉の上などから突然飛び立つとびっくりすることがあります。レモン畑のビオトープにはほとんど一年中います。

7月10日

 

7月11日

明日には羽化します。

 


キマダラセセリの卵

レモン畑にいたキマダラセセリは私の目の前で卵を産んでくれました。「ちゃんと育ててね。」と言わんばかりに。(言ってないよー)

7月9日

7月11日

孵化は近いでしょう。

 


レモン畑の様子

アサギマダラ  この春から2回目の幼虫です。

前蛹になりました。もう一つも明日にはなるでしょう。

 

クロコノマチョウ

もう次の卵が産み付けられて幼虫になりました。

初齢 2日目 これから蜘蛛や蟻や蜂にどんどん持って行かれます。何匹残ることができるでしょう。

 

スジグロシロチョウ

向こう側の羽がかなり破れているのです。「こっち側から撮ってね」

今年はスジグロがとても少ないのです。

 

レモン畑で変わった蠅を見つけました

ヤドリバエ科Compsoptesis属敏 としかわかりません。

ネットで調べた所 「Compsoptesisの仲間」 としかかいてないのですが、憎きヤドリバエの仲間らしいです。クロコノマチョウの幼虫に感染させる気でしょうか。