曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

キマダラセセリの幼虫

2014年07月25日 | 日記

今日の花

絶壁の途中にオニユリが咲いていました。蝶が止まっていてくれたらいいのになあと思いながら何枚かシャッターを切りました。

 


 今年は梅雨の開けるのが遅かったですね。この数日ようやく蝉の声を聴くようになりましたがまだうるさいほどではありません。でも蒸し暑いです。

この季節になると仕事は早朝と夕方になります。10時から4時ごろまではお休みですからカメラを提げてちょっと山を歩いてくることができます。山までの行き帰りはもちろん車ですし山は街中と違って涼しいですから暑さは気になりません。樹や花や虫たちを写真に撮って帰ります。今日は清流の流れる谷間へ蝶を見に行きました。面白い写真がいっぱい撮れましたがまだ編集ができていません。先ほど我が家の飼育室にキマダラセセリの幼虫を見に行ったところ運よく巣から出て来ていたので写真に撮りました。昼間にはこんな風に巣から出てくることはめったにありません。そっと近寄って手持ちのカメラで数枚撮ったのですが夜にしては上手く撮れたので今日のブログネタにすることにしました。この幼虫が無事に成虫になったらまとめて特集をする予定です。上手く撮れたのでこれだけですがアップさせていただきます。飼育観察に興味の無い方にはつまらない写真かも知れませんがこういう写真はなかなか難しいのです。

ブログを書いているとどんな人が見てくれるのか多少は気になります。裏話ですが、夏休みに入った7月20日から急に閲覧数が増えてきて22日には一日の閲覧数が私のブログとしては初めて1000を越えました。次の日には1900を越えてどうしたことかと不思議でした。昨日には1000を割って平常に戻りつつあります。何があったのでしょうね。不思議でした。

 


キマダラセセリの幼虫

久しぶりで見ると12~13mmになっていました。キマダラセセリの飼育は初めてなので何齢かわかりませんが3齢くらいでしょうかね。ずいぶん気を付けてそっとふるまったのですがシャッターの音に驚いて下の方にある巣の中に逃げ込んでしまいました。とってもシャイなのです。

 

 

 

キマダラセセリってどんな蝶か知らない方もあると思いますのでこの幼虫の親の写真をお見せしましょう。7月8日に私の目の前でこのエノコログサの葉に卵を産んだのです。シメシメとばかり卵の付いたこの草を引っこ抜いて持ち帰りました。

キマダラセセリ

こんな小さな蛾のような蝶です。

 

めずらしい蝶ではありませんが多くの人は気付かないことでしょう。