曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

安下庄の御田頭祭 その2

2016年07月18日 | 日記

 昨日に続いて夕暮れ時の海の上の雰囲気を楽しんでください。

真夏の昼どきに船で海の上にいると暑くてたまりません。走っている時には風を受けて気持ち良いのですが船を止めて釣り糸を垂れていると強い日差しにたまらなく暑かったことを思い出します。それで真夏の釣りは早朝か夕方からの夜釣りと決めていました。こんなことは今日のブログ内容と関係ありませんがこうして夕方から夜にかけての船上にいると昔のことも思い出します。

鹿家の沖合から竜崎を回って安下庄湾に入ってきます。そして安下庄湾の東の端にある安高地区・原地区の人たちの出迎えに対して御座船は海上を3度回って答えます。沖から見ると迎え火の色が普通の火の色より赤く見えました。そしてやけに煙が多いのです。薪で火をたくことができなくなったので発煙筒をたくさん並べて神輿のお迎えをしているようでした。時代も変わったものです。

 


沖からの景色

空には丸い月がかかっています。このお祭りは神輿を船に乗せる都合上昔から大潮で夕方が満潮になる潮時に合わせて執り行われます。

小さな砂浜が見えますが、夫婦池と呼ばれている海岸です。昔は砂浜の側に大きい池と小さな池が並んであって、池の中には蒲が生えていたそうですが私が子供の頃にはもうありませんでした。でも子供の頃には砂浜には大きな松が林をなしていて、海に向かって枝を張った松と白い砂浜はとてもきれいでした。今はプライベートビーチ付の別荘村ができています。

ようやく安下庄の真沖にやって来ました。

竜崎温泉で有名になった竜崎です。先端の山の上には迎えの観音様が祭られています。

大島で一番高い嘉納山のあたりに日が沈みました。

大島の名峰 嵩山は遠く離れた沖から見ると一番美しく見えます。

 

 

原・安高地区へ近づいて来ました。

 

三度同じところを回るので一回目に撮りそこなってもまた撮ることができます。

 

原・安高地区が終わると古城の漁港の中に入ります。