曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

挿し木苗の植え替え

2019年08月14日 | 日記

今日の花

銀梅花  この花は6月15日の写真でその時いただいたものです。地中海の原産だそうですが、見るのも初めて・挿し木も初めてと言う植物でした。6月にいただいた時にすぐ密閉挿しで挿し木苗を作りましたが、うまく行くかどうか心配でした。

 


 早朝はみかん畑の台風対策に追われましたが、やがて雨が降り始めて畑の仕事はできなくなりました。午後には家まわりの鉢物を作業場に取り込み、一応台風への準備は終りました。鉢物を取り込んだついでに挿し木苗を植え変えようと思い付き、ポットに被せてあったポリ袋を取り除いてみると6月に挿した植物は枯れずに緑のまま生きていました。砂から取り出してみると立派な根を張っています。挿し木は成功です。新しい根をしっかり伸ばした挿し木苗を肥料分を含んだ培養土に植え替えます。あとは普通の植物を育てるのと同じで毎日水を与え、時々肥料を追加してやれば成長して行きます。今は10㎝ばかりの小枝も数年したら立派な木になり花を咲かせてくれることでしょう。気の長い話ですが生き物を育てるのは楽しみもあります。銀梅花でも今はネットで検索して、購入すれば数日もしないうちに立派な鉢植えの木が届くと思います。皆さんならどちらを選びますか? 私は3年待ちます。

今日はみかんの実生苗の植え替えもしました。こちらは銀梅花のように3年待つというようなわけにはゆきません。柑橘の場合、運が良くて10年ですが、20年待つことも良くあります。植物との付き合いは気の短い人には向かないかもしれませんね。

 


密閉挿しの挿し木苗

 

6月15日に挿してそのまま放置しておいたものです。

 

これはニワトコの挿し木苗です。ちょうど2か月でいい状態に発根しています。

 

銀梅花はどうでしょう

枯れてはいないようです。

 

全員元気なようですね。

いい根が出ています。

 

培養土に植え替えです

 

左の2鉢はポリ袋を破って外気に当ててしばらく置こうと思います。これだけ根があれば肥料も少しづつ与えてゆきます。少し成長してから植え変えても大丈夫です。

 

銀梅花は秋に種ができますから種を播いて増やすこともできます。今回は挿し木がうまく行ったので種を播いて増やす必要が無くなりました。