曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

最近の蝶ー2. ホタル初見

2022年05月10日 | 日記

今日のホタル

ゲンジホタル   連休も終わりそろそろホタルが飛ぶ頃となりました。昨日初めてホタルを探しに行ってみましたがなんだかうすら寒くてホタルは無理だなとすぐに帰りました。今日は午後になり暖かかったのでもしやと思って探しに行きました。暗さに目を慣らして15分くらい川辺を眺めていましたが何もいません。帰えろうかと思った瞬間闇の中を光の点がふわふわと漂うのが見えました。
今年初めてのホタルのお目見えです。一点のひかり漂う五月闇  咄嗟のことでカメラの焦点を合わせることができませんでした。

 


 昨日の続きで蝶の写真ばかり載せます。春ですから蝶たちは本当に生き生きしています。交尾をし、そて卵を産みます。当たり前のことですがこれから命が始まるのですね。1頭の♀蝶は100も200も卵を産みますがみんな育つわけではありません。世の中には天敵が必ずいますし、餌も足りるかどうか心配です。これから夏に向かって蝶の幼虫を育ててゆかねばなりません。

 


 

蝶たちの営み

スジグロカバマダラの交尾、上がオスです。

シロオビアゲハは柑橘の新芽に産卵します。南の国ではつる性のサルカケミカンが食草だそうですがこちらでは手に入りません。

リュウキュウアサギマダラはなかなかしぶとく強い種です。

ツマムラはサカキカヅラの新芽に産卵

ツマムラはテイカカヅラにも産卵します。

 

 

 

蝶たちのお休み風景です。

 

屋外のキジョランではたくさんのアサギマダラが越冬しました。

 

吸蜜源として小屋の中に入れている花はみんなピンク系のものになってしまいました。

 

マダラチョウの仲間はみんなそれぞれ異なる植物に産み付けます。同じキョウチクトウ科の植物なのに産卵する植物はそれぞれ決まっています。
スジグロカバマダラはイケマに産卵です。ガガイモでも良いのですがまだ新芽が出ていません。

 

ツマムラサキマダラはサカキカヅラに産卵

 

リュウキュウアサギマダラはツルモウリンカに産卵です。

 

思い思いの花で吸蜜します。

 

蝶たちは興味津々で集まってきます。お皿に入っているのはスナビキソウの花を乾燥させたものです。霧吹きで水を吹いてやるとPAを吸いに集まって来るのです。

午前中のお食事風景

アサギマダラは20頭近くいますがみんな生まれたばかりの蝶なのでまだ交尾をしていません。オスは交尾の準備のためスナビキソウの中にあるPAを摂取しています。

 

久々の魚釣り  釣果は小あじ10匹小メバル10匹、とても美味しくいただきました。