曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラが南下してきました

2023年10月03日 | 日記

今日の彼岸花

薄黄色の彼岸花  リコリス アルビフローラ

 


 今日はアサギマダラの数が急に増えてきました。北の方で暮らしてきたアサギマダラの南下してきた第一陣が大島にも届いたようです。これから少しずつ数が増えることを期待しています。

こちらでは9月まで暑い日が続いたせいかフジバカマ(コバノフジバカマ野生)の花はまだ咲いていません。それで今アサギマダラが訪花して蜜を吸っている花は九重ヒヨドリバナなのです。原種フジバカマと言われる背の高いフジバカマも今満開状態ですが我が家の庭では九重ヒヨドリバナの白い花がお気に入りのようです。アサギマダラとフジバカマの花が相性が良いことはよく知られていますがフジバカマと同じ仲間(ユーパトリウム属)のヒヨドリバナの中にもアサギマダラが大変よく好む種類が何種かあります。シマフジバカマという南方系のものは春に咲きますが秋に咲かせることも可能です。この種は匂いが強くアサギマダラを呼び寄せる力も強いようです。最近アサギマダラを呼び寄せるのに最適なのは九重ヒヨドリバナではないかと気づきました。この種は7月から咲き始め10月まで咲き続ける性質があります。しかも匂いが強くアサギマダラが好む花のようです。ただ九重ヒヨドリバナは花の色が白なので人にとってはフジバカマの淡いピンクの方がきれいかもしれません。
アサギマダラを呼び寄せるために庭に花が植えたい方はこの九重ヒヨドリバナもお勧めです。

 


九重ヒヨドリバナに集まるアサギマダラ

写真用に翅の破れの無いきれいなものを選びましたがこれらのアサギマダラは北から下って来た蝶ではなく近所で生まれたものかもしれません。