曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アジ釣り

2023年09月30日 | 日記

今日の花

黄色彼岸花  今年の彼岸花は遅咲きですが長い期間楽しめます。

 


 今日は釣りに付いてお話ししようかと思います。でもごく簡単にしないと釣りの話となると1時間や2時間では終わりません。
私は海のそばで生まれ育ったせいか子供のころから魚釣りは好きでした。竹竿を山から切って来てその先にに糸を結び糸の先に釣り針と小さな鉛を付けただけの簡単な仕掛けで魚を釣ることができました。そして釣りのだいご味を味あわせてくれたのは子供の時から私をかわいがってくれた叔父だったのですが、近所の漁師さんに頼んで沖釣りに連れて行ってくれたことでした。深い海の底に餌を付けた釣り糸を下ろすと、その糸を伝って魚の食いつく感覚が伝わってくるのです。これはとても不思議な感覚でした。そして針にかかった魚は逃れようと抵抗します。かかった魚を逃がさないように慎重に水面まで引き上げます。そして海面からのぞいた魚を船の上に取り込んだらこれで釣りは完了です。その行為を飽きずに繰り返します。しかし魚はいつまでも釣れ続くとは限りません。釣れなくなると経験豊かな漁師さんは場所を変えて釣りを続けさせてくれます。こんなことから始まった釣り体験ですが、自分で工夫して魚と向き合うようになったのは大人になってからですね。

古い体験話はこれくらいにしておいて今夜は釣ってきたアジをどう料理するかです。釣りたてのアジはどのようにして食べても美味しいですが今夜はアジのたたき丼を作ることにしました。
アジを三枚におろし、皮をはいで腹骨を取り、中骨と血合いも取り除きます。出来た背身と腹身をさらに小さく切り刻みたたきにします。たたきと言っても歯ごたえを残すため刻みすぎないほうが良いでしょう。熱々のご飯の上にアジのたたきを載せて薬味のネギとおろし生姜を添えて簡単に出来上がりです。好みに合わせてお醤油をかけて食べます。

残った三枚におろしたアジの身を塩でシメてから一晩お酢に漬け、夏野菜と共になますとして食べるのも季節感があって美味しいです。酢で〆たアジときゅうり・青じそ・ミョウガ二度よく合います。

 


釣ってきたアジを料理する

今夜のおかずにちょうど良い釣果です。

 

アジのたたき丼

アジときゅうりの酢の物

 

夜更けの名月

夜遅くには名月は巨大な暈(かさ)をかぶっていました。

今日は秋を堪能できましたね。


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