曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

家の周りの蝶

2010年11月06日 | 日記
今日の花


ノジギク

 栽培される菊は長い間の品種改良によって豪華な色・姿をしたものが多いですね。このノジギクは清楚でいてふと目を引くところがいいと思います。
私は小学4年か5年ごろ菊作りに没頭したことがあります。一般的な3本仕立て・小菊の懸崖作り・いろいろやりました。土作りから始まって苗作り・肥料・水やりなど菊作りはほとんど一年かかります。
しかし、小学生にふさわしい趣味でしょうか ???


                                

 二日ほどお休みしたので写真がワンサカたまっています。でもここ数日はとても暖かくて大好きな蝶たちが活発に活動していました。家の周囲で撮ったものでおなじみの蝶ばかりです。
キタテハが現れないかと毎日探しているのですが今年はまだ見つかりません。



アサギマダラ 
  
 数は少ないものの暖かい日にはまだ現われます。


アカタテハ

 庭のフジバカマにいっぱいやって来ます。


クロマダラソテツシジミ 

 我が家の周りにはいつも飛んでいます。秋型になりました。


ヤクシマルリシジミ ♀

 しばらくこの蝶を撮っていなかったので載せました。


ヤクシマルリシジミ ♂

 このオスは羽を開くと素晴らしいブルーを見せてくれたのですが写真は撮らせてくれませんでした。


キタキチョウの顔

 まだいっぱい飛んでいます。全体の姿は撮り飽きているので頭部に絞ってみました。


ヤマトシジミ

 おなじみのヤマトシジミ。数からゆくと今一番たくさん飛んでいます。


飼育中のアサギマダラの幼虫 2010/11/05


飼育中のアサギマダラ 終齢 2010/11/06

 こんなに大きくなりました。餌のキジョランの葉から離れたので蛹になる所を求めているのだと思います。おそらく2日か3日後には蛹になります。

蛹と言えば今日アゲハ蝶の蛹を見つけました。鉄のパイプを取り出してみると小さな蛹が付いていて、仕方がないのでパイプから外して家に持ち帰りました。

アゲハチョウの蛹


モンキアゲハの蛹

 家で飼育したモンキアゲハです。これらの蛹は来年の春までこのままで冬を越します。


                                    

最後は 山頂から紅葉の始まった嵩山です。



海と空

2010年11月03日 | 日記
今日の花




 何年か前に秋のお祭りで買ったポンポンギクです。


                                


今日はごく簡単に 海と空 です。文化の日は秋らしい一日でした。


前を見ると海と島


振り返ると山と空


海に生きる人たち


                                    



先日生まれたクロコノマチョウ   居心地がよいのかまだ庭にいました。


時には ゲテモノばかり !

2010年11月02日 | 日記
今日の花


ツワブキの花

 11月になると急に「秋も深まったなー」と感じる今日この頃です。
庭のツワブキはまだ咲きませんが山の中ではたくさんの黄色い花が咲き誇っています。私はこの花を見ると秋の深まりを感じます。


                           



 昨日は芸術の秋と洒落込みましたが、今日は趣向をがらりと変えてゲテモノシリーズでいきます。
 変な生き物を見ると気分の悪くなる人はここまで見たらすぐにほかのサイトに飛んだほうがよいと思います。

多くの人は自分では苦手な生き物は無いと思っていますが世界中を探せば「これは勘弁」という生き物もたくさんいるのではないでしょうか。

いつもすぐ比較に出して申し訳ありませんが うちのカミさんはヘビが苦手で夏場は絶対一人で山の方には行きません。世の中にヘビの苦手な女性が多いことは事実ですから、我が家の娘たちは子供のころからヘビアレルギーにならないよう躾ました。結構うまくいってある時下の娘が小学6年のころ、私より先に車を降りて家に入ったところ、玄関前でアオダイショウを手に持ってぶら下げていました。ここでヘビは怖がったりするものでないことを証明してやらねばなりません。その時私も一緒になって咬まれないヘビの持ち方とか腕に巻きついた時のはがし方など手にとって教えました。そしてヘビはあまり人の来ないところに放してやりました。

不気味な形をした虫がたくさん集まってぞわぞわしているのを見ることも嫌いな人が多いですね。祭りの時など広場に大勢の人たちが群がっているのとどこが違うのでしょう。

みんな地球の仲間と割り切りましょう  !


手前がマムシ 後がアオダイショウ

 いつも蝶の探索に行く谷間で今朝見た光景ですが、なんとのどかなことでしょう。二匹のヘビは争いもせず仲良く日向ぼっこをしていました。
 こんな小春日和の おだやかな日はー 




スズメバチ

 みかん畑で私が仕事をしているのを入口の衛兵がじっと見ています。私も仕事がらスズメバチに刺されたことは数知れずありますがこの頃はお互いに関係を持たない方法を身につけましたので刺されることはほとんどなくなりました。


アブラムシ

 嫌われ者のアブラムシですが、背中に黒い点を背負っている姿はちょっとユーモラスです。


これは何でしょう カメムシの仲間 ?

 木の葉の上で一団の虫たちが踊っているようです。


この毛虫も名前を調べていません 

クヌギの木におびただしい数の毛虫が付いていましたが、これはみんな育つのでしょうか。


タケノアブラムシ

 このアブラムシはゴイシシジミという蝶の餌になるアブラムシです。ゴイシシジミは蝶には珍しく肉食でこのアブラムシのいないところにはほとんどいません。そこで、このアブラムシをとって来て近くの笹で増やそうと試みたのですがうまくいきませんでした。絶滅危惧種はもちろんのこと生き物を人の手で増やすのは簡単なようで難しいものです。


 パンドラの箱から出てきたような生き物の写真でしたが、少しは馴染めましたでしょうか。

   みんな みんな地球の仲間 !



(名古屋の受け売りです。  )

陶芸展を見に行ってきました。

2010年11月01日 | 日記
今日の花


フウセントウワタ

 どうしたことか昨年南の国の蝶カバマダラがたくさん我が家の庭にやって来ました。
家の周辺にオレンジ色の花を付けるトウワタがたくさん生えているからです。今年もまたやって来るかもしれないと思いカバマダラの好きなフウセントウワタも植えておきました。もう11月です、今年はカバマダラはとうとう姿を見せませんでした。 「今日の花」にと思ってカメラを抱えて近づいてみると なんとお客さんがいっぱい  仕方がないのでそのまま撮りました。





 先に友人の住職さんからご案内をいただいていた「今西方哉 染付展」を見てきました。
ギャラリーは大島の日前にある 島のジャム屋さん「瀬戸内ジャムズガーデン」の二階にあります。夕方になって急に行ってみようと思い立ち出かけてきました。運よく画廊の主人の住職さんがおられたのでいろいろお話をうかがいながら見ることができました。ただ閉店間際であったため 後日もう一度うかがってゆっくり見せていただこうと思っています。ここの画廊だけでなくお寺の庫裏の方にも展示があるそうですので次回にはそちらにも伺ってみるつもりです。

今日は写真で簡単にご紹介します。 詳しく知りたい方ははみなさん 是非見に来てください。


秋の日は暮れるのが早いですね。 二階に画廊のあるジャム屋さん


「瀬戸内ジャムズガーデン」 の入口


画廊の主人の住職さん (陶芸家 今西方哉氏の学友)


最初に目に入るのは口の小さな白磁の大きな壺


染付の紺色はやすらぎの色




我が家の食卓にもあったらなー

   
今西氏はアメリカでも勉強されたそうですが日本の伝統的な美に何かプラスされているように感じられます。




今西方哉 染付展」は先週の金曜日に瀬戸内ジャムズガーデン二階の画廊で始まりました。
開催は来週の水曜日11月9日までですので大島にお住まいの方はもちろん大島にご来島のかたにはぜひこの機会を逃さず染付の美しさにふれてみてください。私からもお勧めいたします。