曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

久しぶりで野山へ蝶を見に行きました。

2014年07月21日 | 日記

今日の花

ムクゲの花   夏らしい花ですね。

 


 昨夜は何もしないでテレビの前で寝っころがっていました。見るとはなしに大河ドラマの黒田官兵衛を見て、続けて日曜スペシャルでアルツハイマーや惚けの問題をやっているのを見ました。そのような問題が我が身にも起こりうる年代になっているためこの番組は特に気を入れてみました。惚けの問題でなくともストレスをためることは精神衛生上よくないことは私にもわかりますが、ここの所私にはストレスがたまっていると感じられることが多々あるのです。その一つにしばらく野山に出かけていないことがあります。6月の初旬に出かけて以来一月以上山へ行っていません。カミさんに言わせると毎日のように蝶を見に行っているじゃないのと言われますがそれは仕事の途中であったり合間にちょこちょこと行ってくる程度でガス抜きにはなりません。野山へ行くというのは世俗と完全に離れることでなければならないのです。昔は船で沖へ出ていました。いったん港を出て夕方帰ってくるまでの間は普段の生活から完全に離れることができました。今は野山に行き蝶や虫や植物を眺めて普段のストレスを開放してくるのが私の精神的健康法なのです。そこでテレビの影響もあって今日は仕事をサボってオオムラサキを見に行こうと決心しました。結果としてはオオムラサキのいそうなところを何か所か探したのですが何処にもいませんでした。見つけることはできませんでしたがそれはそれで良しとして一日楽しむことができました。もちろん写真も400枚以上撮ったので整理はできていません。その中の一部を紹介しましょう。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

John Feeley - Cello suite no.1 in D by J.S. Bach

 

ギターもいいですね。昔なら少しは弾けたかも知れませんが今はすっかり錆びついていて・・・ 


久しぶりの蝶ですから??? 何の蝶でもよいから写真に撮ろうと決めて出かけました。

 

1.モンキアゲハ

 

2.クロアゲハ

 

3.ヒメアカタテハ

 

4.ナミアゲハ

 

5.スジグロシロチョウ

 

6.ジャコウアゲハ

 

 

7.キタキチョウ

 

8.クロヒカゲチョウ

 

9.ムラサキツバメ

 

10.ベニシジミ

 

11.ヒメウラナミジャノメ

 

クヌギの樹液に集まる虫たち

こんな所には必ずオオムラサキがいるものなんですがね。今日はいませんねー。

 


高照寺山のパラグライダー

空を飛ぶものは何でも好きで若いころからこれがやりたいと何度も考えていたのですがカミさんのOKは出ませんでした。

カメラを持って飛びたいですね。鳥の目になって

 

瀬戸内海の眺め

 


周防大島の素敵なお店 カフェ ミサキ

2014年07月18日 | 日記

今日の花

ようやく夏がやって来ようとしているのに道路わきにコスモスの花を見つけました。ちょっと気が早いんじゃありません。

 


 今日、カフェ ミサキの御主人から南津海のことで電話を頂きました。何年も前から7月頃になるとお店で南津海のしぼりたてジュースを出していただいていました。ほとんどの柑橘は秋から春までの寒い時期にできるためフレッシュジュースとして夏場に提供することはできません。ところが、山本柑橘園で作っている南津海や弓削瓢柑は今頃まで生果があるので暑い夏の時期にしぼりたてのフレッシュジュースとして飲むことができるのです。冬の間に搾って殺菌処理してある瓶詰ジュースに比べると生きている細胞から搾りだした果汁はやはり美味しいです。

しばらくお店へご無沙汰していたのでちょっと出かけてみることにしました。天気も良くて夏らしい青空が出ています。もちろんカメラを提げていそいそと、と言うわけです。オーナーの許可も得られたのでカフェ ミサキの紹介をさせていただきます。内容については皆さんがお店に行ってからの楽しみと言うことにして、今日は写真でお店と周りの雰囲気だけ味わってください。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

「無伴奏チェロ組曲 第1番 プレリュード」 cello:yo-yo ma

 

 

キャメロンさんも面白かったですよ。この曲はすごくたくさんの人の演奏があるので誰の演奏が好きかと問われても迷ってしまいます。私も今度楽譜を手に入れて私風の演奏をしてみましょう。ただし最初の数小節だけですね。


久しぶりの海の写真です

山の方に向くと何か飛んでいますね。

 

 

カフェ ミサキに着きました。

お店の入り口

 

部屋の中の席がいっぱいだったのでテラスの席に案内されました。

電柱と電線がないと素晴らしい眺めなのに惜しい。

 

部屋の中が空いてきたので中に移りました。なかなかの人気店でいつ来てもお客さんでいっぱいです。

オーナーは明後日が出産の予定日だそうです。本当におめでとうございます。

ハワイアン フラッペ (マンゴウなどのトロピカルフルーツがのっています。日傘がさしてあるのは面白いですね) 

カレーがとても美味しいです。

シンプルな入口の飾り  以前秋に毬に入った栗数個飾っていただきました。

 

甘くて冷たいフラッペをいただき、アイスコーヒーで口を直してすっかり堪能しました。

岬の灯台です。

周囲は別荘地となっています。

少し離れて海岸から岬を眺めてみましょう。

海水はまだ冷たいでしょうね。でも明日から学校は夏休みです。連休もあるし海岸には沢山の人が見られるようになることでしょう。

飛行機雲

岬の灯台がちらっと見えますがそこを回った所にカフェ ミサキがあります。

砂浜に打ち寄せる波ですが波の高さは10cmもありません。波らしく撮るのに苦労しました。

周防大島に来られたら是非カフェ ミサキにも寄ってみてください。素敵なお店です。

 


蝶の写真

モンキチョウ  珍しくメスがオスを追っていました。みかん畑にて。

イシガケチョウの蛹

すっかり黒くなりました。明日には蝶になるでしょう。


昨日の続き 7月12日

2014年07月12日 | 日記

今日の花

アガパンサス   何の手入れもしませんが毎年よく咲きます。

 


 昨日飼育室の幼虫に変化が表れたとお伝えしましたが、ブログで夜更かししたので朝起きたのは珍しく7時を過ぎていました。飼育室を見に行くとクロコノマチョウは羽化が完了していましたし、イシガケチョウも蛹になっていました。キアゲハは朝は前蛹のままでしたが夜には蛹になりました。キマダラセセリの卵はそのままです。

 


夏型のクロコノマチョウ

最初見たときにはまだ蛹殻のところにいたのですが、写真を撮ろうと近づいたら明るい方へ飛んでゆきました。

 

クロコノマチョウは普通こんな風に翅を開いてとまることはありません。羽化した直後だけ翅を開きます。表を撮るチャンスです。

残念なことに私が少し追い回したので羽表に少し傷がつきました。夏型には羽表にオレンジと白の紋が無くて真っ黒です。

お外へ出ましょう。

さようなら !  ありがとね。  と言ったかどうか・・・・・

 

イシガケチョウの蛹化

 

 

キアゲハの蛹化

 

 

キマダラセセリの卵

 

 

レモン畑のアサギマダラは蛹になっていました。

 

 

大島のオオムラサキを見つけるために樹液を出しているクヌギを探しています。

クヌギの樹液は虫や蝶にとっておご馳走です。

 

 

 


飼育の幼虫たちに変化が見られました

2014年07月11日 | 日記

今日の果物

上の黄色いレモンのような果物は何でしょう? ご存知ない方が多いかもしれません。弓削瓢柑といいます。今頃食べるととてもおいしい柑橘です。一般のお店にはあまり出ませんね。

下の緑色の実はレモンです。11月頃にようやく黄色になります。

 


 今朝が早くて今夜は眠いのでアップするつもりはなかったのですが、飼育部屋の蝶たちに変化が表れてきたのでご紹介したくなりました。

久しく空っぽだった飼育室に4種類入っています。イシガケチョウ・キアゲハ・クロコノマチョウ・キマダラセセリなどです。イシガケチョウはカッコいいですね。

 

今夜は月がとってもきれいだったので上のオレンジロードまでわざわざ撮りに行ってきました。三脚を忘れて仕方なく手持ちで撮りました。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 Bach: Cello Suite No.1 Prelude - Cameron Carpenter (編曲&organ演奏)

らんらんさん

キャメロン君、脚が長い!指が長い!手が大きい!素敵~!
ついでに衣装もキラキラブーツもモヒカンヘアーも素敵~!
見かけや編曲はドッキリですが、演奏も作曲もちゃんと勉強されてる方のようです。


蝶調

おもしろい演奏ですねキャメロンさんは初めて聞きました。 編曲も演奏も若さにあふれています。
私は身近にある楽器には何にでも挑戦したことがありますが、オルガンって一度も弾いたことがありません。どこにでもある楽器ではないので難しいでしょうね。できればヨーロッパの古い教会のオルガンに触ることができたらそして弾けたらどんなに幸せでしょう。キャメロンさんのように足は動かせないし指は短いしモヒカン刈りと反対の真ん中に髪がない オジサンの独り言です。


月夜の安下庄湾

 

2枚とも10-18mm広角レンズですが上は一眼、下はミラーレスです。下のミラーレスは完全なオートです。シャッターを押しただけ。上の一眼は三脚なしを考えて設定をしました。

 


飼育室の様子

イシガケチョウ 

イシガケチョウは今日前蛹になりました。イシガケチョウの幼虫は山ではイヌビワの葉の表にいます。天敵には見つからない自信があるのでしょうか。でも動くことのできない蛹は葉裏にくっついています。枯葉のような格好で。

7月9日

 

 

7月10日

 

7月11日

 

夜 前蛹になる

 


キアゲハ

キアゲハの幼虫は畑のパセリにいつもいっぱいいるのです。 でも蛹になる時にはどこか別の場所へ移動しますのでなかなか蛹を見ることはできません。久しぶりで蛹と羽化するところが観たくなったので飼育室へ持ち帰りました。

ナミアゲハとキアゲハはよく似ているので飛んでいる姿では見分けのつかない方が多いと思います。でも幼虫は全く違っていて間違えることはありません。皆さんも庭にパセリを植えてみてください。花はきれいではありませんが葉を摘んで食べることができます。キアゲハもやって来ます。

7月9日

 

7月10日

 

7月11日

 


クロコノマチョウ

クロコノマチョウは蝶らしからぬ蝶ですから皆さんたとえ見つけたとしても蛾だと思われるでしょう。普段林の中のやや薄暗いところにいます。そして落ち葉の上などから突然飛び立つとびっくりすることがあります。レモン畑のビオトープにはほとんど一年中います。

7月10日

 

7月11日

明日には羽化します。

 


キマダラセセリの卵

レモン畑にいたキマダラセセリは私の目の前で卵を産んでくれました。「ちゃんと育ててね。」と言わんばかりに。(言ってないよー)

7月9日

7月11日

孵化は近いでしょう。

 


レモン畑の様子

アサギマダラ  この春から2回目の幼虫です。

前蛹になりました。もう一つも明日にはなるでしょう。

 

クロコノマチョウ

もう次の卵が産み付けられて幼虫になりました。

初齢 2日目 これから蜘蛛や蟻や蜂にどんどん持って行かれます。何匹残ることができるでしょう。

 

スジグロシロチョウ

向こう側の羽がかなり破れているのです。「こっち側から撮ってね」

今年はスジグロがとても少ないのです。

 

レモン畑で変わった蠅を見つけました

ヤドリバエ科Compsoptesis属敏 としかわかりません。

ネットで調べた所 「Compsoptesisの仲間」 としかかいてないのですが、憎きヤドリバエの仲間らしいです。クロコノマチョウの幼虫に感染させる気でしょうか。

 


吸水にやって来た蝶たち

2014年07月05日 | 日記

今日の花

 

 バラは絶え間なく咲きつづけます。

ホタルブクロは2回目の開花です。

 


 天気が良いので秋からずっと使い続けたみかん貯蔵用のプラスチックでできたコンテナを今日は洗っています。水道水を流しながら洗いますがその水に蝶たちが集まってきました。仕事をしながら合間に写真を撮っているのです。結局500枚くらい撮りましたが上手く撮れたものは少ししかありません。つまらない写真をどんなにたくさん撮っているか今日はご紹介しましょう。

私の住んでいる所は柑橘がたくさんあるのでアゲハチョウの仲間は非常にたくさんいます。そのせいかアゲハチョウの写真はめったに撮りません。


作業場の前でアゲハを撮る

 あまりにも枚数が多いのでスライドショウでご覧ください。 

 

吸水にやって来た蝶たち

 

 

吸水に来た蝶たち-2


ゴマダラチョウの越冬幼虫がついに死にました

2014年07月04日 | 日記

今日の野菜

今年はズッキーニが食べきれないほどよくなります。丸いズッキーニはよそからいただいたのですが珍しいですね。

 


 2月に山のエノキの根元で越冬しているゴマダラチョウの幼虫を12匹ほど家に連れて帰り庭に置いてある鉢植えのエノキで飼育観察してきました。春になってエノキに登って来たのは4匹でした。そのうちの1匹は登って来たものの餌も食べずそのままカビが生えたようになって死にました。また1匹はから他の中央部から黒くなって死にました。寄生蜂かもしれません。1匹だけ順調で蛹になり蝶になって飛んでゆきました。残る1匹は一見順調だったのですが終齢になってもいつまでも蛹にならないのです。7月になっても蛹にならず餌の葉を食べていたのですが今日見ると死んで蟻がたくさんたかっていたのです。原因は分かりませんがいつまでも蛹になれないのは異常です。12匹のうち成虫になれたのは1匹だけでした。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 伊福部昭 「SF交響ファンタジー第1番 」

らんらんさん

今年は、伊福部昭氏は生誕100年記念だそうです。
映画ゴジラ、私は観たことないですが、音楽の方は聴いたことあります。


蝶調

「ゴジラ」懐かしいですねー。私は当時小学生でした。すごくこわかったのは今でもよく覚えています。映画では東京湾から上陸してくるのですが私の夢の中では我が家の目の前の安下庄湾にゴジラが現れ上陸してくるのです。子供のころにはゴジラの夢を度々見て怖かったものです。子供の頃にはいろんな怖い夢をよく見ましたね。


7月4日  とうとう死にました。

 

6月23日  体の色が少し変です

 

6月11日  まだ異常は見られません。終齢です。

 

5月31日  他の1匹は成虫になりました。この幼虫はかなり遅れています。

 

と言うことで、5か月近くこの幼虫を毎日見てきましたが良い結末にはなりませんでした。

 

 


クロコノマチョウの幼虫は早くも蛹に

2014年07月03日 | 日記

今日の花

広角レンズは使って面白いですね。人間の眼球はよく注意してみれば前方180°見えることは見えますが普通に前を見ている時には前方60°くらいのものではないでしょうか。一生懸命何か探している時には視野はもっと狭くなっています。以前から使っていた15mmの広角でも意識して広く見渡す範囲を写すことができていましたが、10mmのレンズは普段目に映らない範囲まで広く写真にしてしまいます。

 


 昨日レモン畑から連れ帰ったクロコノマチョウの終齢幼虫は今日夕方には蛹になりました。蛹になると餌の心配がいらないので楽です。

今日はもう一つニュースがありました。我が家のみかん畑に出てきていろいろ悪さをしていたイノシシがついに罠にかかったのです。私は今狩猟免許は持っていませんので友達にワナを仕掛けてもらっていました。彼も毎日は見回りできないのでしばらくぶりで見に行ったらかかっていたとのことです。残念ながら死んで数日たっていました。80kg以上ありそうな大物でした。腐敗が始まっていたのでお見せするのも控えようかと思ったのですが、私のブログは生き物の生死はありのままにがモットーなので小さく載せることにしました。見たくない人は画像を見ないでください。うちの娘は見たいといって現場へ見に行きました。

 


クロコノマチョウの蛹

前蛹

丸々よく太っています。立派な蝶になるでしょう。

 

 

飼育ボックスはしばらくの間空っぽでした。レモン畑のジュズダマの株をそのまま鉢に取ってきたのです。下の写真の矢印はクロコノマチョウの食痕です。野山ではこのような食痕を元に幼虫を探します。

 



罠にかかったイノシシ

イノシシは雑食で何でも食べます。最近は弓削瓢柑までむいで食べていました。少しくらいなら大目に見るのですが、大きな枝ごと引き折って食べるのは困ります。何本も樹を痛められて困っていたので友達にワナを頼んでおきました。わなを仕掛けた後はしばらく出なかったので 喜んでいたのですがやはり何か食べたかったのでしょう。命取りになりました。

 

 猟師の彼には害獣駆除の報奨金が入ります。そのための証拠写真が必要なのでペイントしてあります。

 

 


私の蝶観察用 ビオトープ(生物の生息環境)

2014年07月02日 | 日記

今日の果物

さくらんぼと梅です。毎年山形のサクランボを頂きますがきれいですね。梅は我が家の南高梅です。完熟になるまで待って収穫します。これは梅干しになりますがそのまま食べたいくらいいい色ですね。

 


 私が毎日覗けるところに蝶の観察場所を設けています。レモン畑の奥ですがそこは谷間になっていて小さな小川が流れています。貯め池もあります。周りはアラカシ・クスノキ・シイ・ツバキなどの常緑樹とクヌギ・エノキ・ヤマザクラ・ムクノキなど落葉性の高木に覆われていて谷の空を覆っています。もちろん入口は開けていて我が家のレモン畑になっているので明るく開けた所と森とが接していて植物相は複雑になっています。昔からいろんな蝶がよく集まるところだったのでそこに目をつけさらに蝶の好む草や木を植え足してどんな蝶がやって来ても気に入ってもらえる環境を整備してきました。ビオトープとしてよりよい環境を作ろうと努力しています。効を奏していろんな蝶がやって来て繁殖をするのですが、最近はその幼虫を目的に蝶の天敵たちもたくさん集まるようになったようで困っています。自然とはそんなものかもしれません。内容は少しづつ紹介しますがきょうはアサギマダラの繁殖について紹介しましょう。アサギマダラは大島には一年中います。成虫は冬の間は見ることはできませんが沢山の越冬幼虫がいます。また真夏の暑い時には成虫は山の山頂付近に移動しているので里の方では繁殖しません。秋になると日本の北の方で繁殖した成虫が暖かい南の国を目指して南下してゆきます。その南下しているアサギマダラが大島を通過して行くのでたくさん見ることができます。雌は秋にキジョランにたくさんの卵を産んで南下してゆきます。その越冬幼虫が春には地元で生まれます。地元で生まれたアサギマダラを見ることはできますが南の島で生まれた北上するアサギマダラはまだ見たことがありません。春に北上するアサギマダラは意外に数が少ないのかもしれません。

 


私の蝶ビオトープ

 

右側の樹はレモンの樹です。アゲハの仲間がたくさん集まります。

谷の奥の方からアサギマダラは出てきます。

このキジョランは3年前に種をまいて育てたものです。大島の山の中には高さが10mから20mにも達するような大きなキジョランがありますが、そんな大きなキジョランでは沢山のアサギマダラが繁殖していても観察には不向きです。そこで私が毎日でも見に行けるところにこんな小さなキジョランを植えているのです。しかもこの谷はアサギマダラがしょっちゅう出入りしているアサギマダラの好みそうな場所なのでいつでも卵を産んでくれますし、一年に4から5回くらい繁殖を見ることができます。

7月2日、蛹はヤドリバエにやられています。

水たまりの側にはトンボの抜け殻が沢山

 

植えたジュズダマではクロコノマチョウが繁殖しています。

この幼虫は何かに噛まれて傷だらけです。多分駄目でしょう。

 

昨日連れ帰った別のクロコノマの幼虫です。

この顔はウスイロコノマチョウとそっくりなので昨年は間違えました。普通のクロコノマチョウの幼虫は顔が黒いものが多いように思います。

 

この殻は羽化したものではありません。

6月25日このアサギマダラの蛹は何かに食われていました。

6月16日に見たときには健全できれいな蛹でした。

 

別の蛹

もう一つの蛹は6月25日に内部に黒い点が現れています。

6月24日の写真にも黒い点がはっきりと出ています。

 

初齢のアサギマダラの幼虫。 蛹が死んでも新しい幼虫が育っています

 

 

 


7月になりました。

2014年07月01日 | 日記

今日の花

山に入ると合歓の花が目立ち始めました。夏の花ですね。

 


 今日は7月の7日です。七夕さんは雨で残念です。朝から雨が降っているので久しぶりで撮りだめた写真の整理を始めました。7月1日の分から整理ができましたのでアップします。

相変わらず忙しくしていてどこにも出かけることができません。少しの時間で町の周りを見て歩くだけです。今日もいつもの公園とオレンジロードを少し走ってきました。

 


公園のベニシジミ-1

今、港の側の公園(橘グリーンパーク)には夏型のベニシジミが沢山います。 

 

 

公園のベニシジミ-2

ベニシジミの恋  後ろから近寄っている小さめの方がオスです。ベニシジミはオスメスで模様の違いはほとんどありません。違いと言えば雄の前羽は先がややとがっているがメスはやや丸みがあるとある本には書いてありました。皆さん違いが分かりますかね。

長いこと見ていたのですがこの恋は実りませんでした。 (お前が見ているからだろう。

 


アサギマダラの幼虫

私はレモン畑にあるキジョランで一年中アサギマダラの観察をしていますが今年はアサギマダラの生育がとても悪いのです。いずれアサギマダラ特集もやるつもりなので詳しくは紹介しませんが、今いる幼虫は今年の春から2化目の幼虫です。無事に育つといいのですが。

 

この蛹はヤドリバエに感染しています。生きながら内臓を食われてゆくのはかわいそうです。

今年の2回目の幼虫

 

 

その他のチョウ

 

クロコノマチョウの終齢幼虫

草の緑にうまく溶け込んでいますが今回の産卵からうまく育ったのはこの1匹だけです。ここの場所で成虫になれるまでもう2週間かかりますがその間を無事に生き延びることができるかどうか分かりません。いつものごとく家に連れて帰ることにしました。

 

 

夕方にオオムラサキを探しに行きましたが見つかりませんでした。その代りアカシジミがクヌギの周りを飛び回っているのが見えました。ただしし距離が30m以上ある場所なので写真に撮ってもオレンジ色の点にしか写りませんでした。