曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

海岸の鳥たち

2014年08月14日 | 日記

今日の花

高砂百合が野生化していたるところに咲いています。 

 


つまらない鳥の写真ですが、思わず車を止めて撮ってしまいました。

沖の方で海面が波立っていてコイワシの群れがいるのが分かります。その上をカモメたちがしつこく旋回していました。

砂浜ではウミウがくつろいでいましたが私に気づいて逃げてゆきました。 

 


カモメがイワシを獲っています。   カモメは海に潜れません。

 

 

砂浜のウミウ

みんな砂浜でくつろいでいたのですが私がカメラを向けると警戒し始めました。

砂浜に残った鳥は何でしょう。

 

 


午後の海

2014年08月13日 | 日記

今日の花

海岸近くの家に咲いていました。

 


 お盆ですね。大島はお盆の里帰りで人口が倍くらいになっているのではないでしょうか。普段お年寄りの島なのですが子供や若者でにぎわっています。

今日は島の東の端の方にある鯛が峰の真下にある海岸を調査に行きました。おもに海岸に生える植物を見に行ったのです。島の東の端の方に由宇という集落がありますが、そこからひと山越えて海岸に出るのに始めてゆくところなので地元の人によおく道を訊いてから出発しました。大島の海岸はほとんど知っていますがそれでもまだ足を踏み入れたことの無い海岸もあります。初めての所を歩くのは何が見つかるかの期待で楽しいものです。

目的地に着くまでの間に海や生き物の写真をたくさん撮りました。一部を紹介します。

 

 


穏やかな海 (森野)

往路  遠くに嵩山が見えます。ひときわ高く見えるところが私の住む町の嵩山です。

帰り道

 


目的地  (鯛が峰下の海岸)

 

海岸の蝶はこれだけでした。(ウラギンシジミ♂)

海岸の後にそびえるのが鯛が峰


帰り道  (小泊)

 

 

きょうのアップは風景だけにしておきます。

海や海岸で暮らす生き物たちを本日300枚くらい写真に撮ってきました。細かく紹介すると10日分くらいあります。 

 


夏の空 が帰ってきました

2014年08月12日 | 日記

今日の花

港の公園 グリーンパークのサルスベリです。

 


 午前中はずっと曇っていましたが、午後、お昼寝から目覚めてみると明るくていい天気です。外出したので公園へ寄ってみると夏の空が広がっています。海の側にあるせいか公園は爽やかでそれほど暑さを感じませんでした。

 


いつものように港越しに嵩山を見上げます。

 

いつもは猫がくつろいでいるベンチですが誰もいません。私が座ってみました。

ベンチに腰掛けるとこんな景色が目の前に広がっています

 

さらに奥へ歩いてゆきました。

暑さを知らない子供たちは公園の遊具で遊んでいました。

 


夕方みかん畑に行くと逆方向で公園と海がこんな風に見えました。

 

所は同じでも日々景色は変わって行きます。同じ雲が空に二度とあらわれないように。 

 


飼育室のキマダラセセリ

2014年08月11日 | 日記

今日の花

サルスベリ  この花もとても夏らしい花です。

 


 ここしばらくは飼育室を覗くのがとても楽しいのです。キマダラセセリの飼育は初めてなので餌の食べ方とか巣の作り方とか観察していて初めて見ることばかりで面白いですね。エノコログサの葉をどうやって丸めるのか初めは分からなかったのですがなかなか面白い方法で丸くすることが分かりました。今日の写真は巣から顔だけ出して葉をだべているところです。ちょっとの物音でもすぐに巣の中に引っ込んでしまうので抜き足差し足で傍へ寄って写真を撮ります。

 


キマダラセセリの幼虫の葉を食べる様子


毎日こんなことをしています。

 

 


68回目の誕生日

2014年08月10日 | 日記

今日の花

嵩山の山頂にヒオウギが咲いていました。嵩山とは私の町安下庄の背後にそびえる山でいつも港の方から撮った写真を載せていますので見覚えのある方もいらっしゃると思います。

何処の山でも山頂で必ずと言っていいほど見られる蝶キアゲハがヒオウギに来ていました。

 

 


 今日は私の68回目の誕生日です。多くの方よりお祝いのメッセージを頂きました、本当にありがとうございました。

また一つ齢を重ねることができました。誠に喜ばしいことです。昨年の誕生日には1日休暇を取ってルーミスシジミを見に行きました。数日前より今年はどこへ行こうかと計画を考えていたのですが台風が接近するということでお出かけはできないことになりました。台風はコースがそれて被害もなく朝から久々の青空が広がったので嵩山の山頂へ海と空の写真を撮りに登りました。8月か9月の頃が最もきれいな景色の写真が撮れるのです。今日は雲の量が少し多くて海の色がいまいちでしたが台風一過で空気は澄んでいて遠くまできれいに写りました。10mmの広角もこんな時に威力を発揮しますね。

今日はもう一つ面白いことがありました。夕方、仕事に出かけようとして外へ出たときのことです。ふと我が家の屋根の上を見ると彩雲がかかっているのです。彩雲は昔から瑞兆とされていました。でも、本当はただの自然現象の一つですよね。雲がお日様の近くにあると雲の水滴か氷の粒がプリズムのような働きをして虹の色のようなものを見せてくれるのです。でも、今日は私の誕生日なのでお日様と雲が祝ってくれるのかなと勝手に解釈して一人喜びました。家の中にいたカミさんに「彩雲が見えるぞ」と呼んだらすぐに出てきてしばらく一緒に眺めました。彩雲なんてよーく気を付けていないとなかなか見られないものです。仏教では彩雲を大事にするようですね。詳しいことは知らないけど。写真に撮るのは初めてなのでうまく行くか心配でしたがまあまあ良く写っていました。

 

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

「空を見上げる時」  石川さゆり

 空を見上げるのは子供のころから大好きでした。私は小学生の頃どちらかと言うと宇宙少年でした。昭和30年ころはまだみんな貧しくて親に天体望遠鏡を買ってくれとせがむことはできませんでした。少ないこずかいで対物レンズを買い筒は自分で作り、接眼レンズは小学校の理科の先生が理科準備室の中から壊れた望遠鏡の中から使えそうなものを探し出してくださって私にくれました。自分で作った天体望遠鏡は暗くて解像度が悪く土星は卵型に見えるだけで輪っかを確認することはできませんでした。それでも見えただけ嬉しかったものです。夏休みには理科の先生が宿直の日にお願いして夜学校へ行き学校の天体望遠鏡を出してもらい星空や月を観察させていただきました。当時の学校備品ですから今から考えるとちゃちな天体望遠鏡だったと思います。それでも月が画面いっぱいになったり土星の輪がはっきり見えたりでとてもうれしかったものです。今現在は私は昆虫オジサンをやっていますが昆虫少年だったことは一度もありません。いつも夢は空へ・宇宙へ向いていました。彩雲を見つけたように今でも空はよく見上げます。

誕生祝いをありがとうございました。

 


嵩山の山頂からの眺め

 

大島の尻尾の形がよくわかるでしょう。

 

10mmだと安下庄湾がすべて入ります。

 


誕生日の彩雲

 

今日は台風の影響で雲の流れが速く彩雲もどんどん変わって行きます。一瞬の彩りを撮ってみました。

雲と彩の変化を動画にもとってみました。まだ編集していませんのでそのうちにまたご紹介します。

 

 


台風の接近でまた雨です

2014年08月08日 | 日記

今日の野菜

台所の窓に西日が当たるので毎年グリーンカーテンとしてゴーヤを作ります。今年は白ゴーヤを植えました。

 


 天気が悪くて摘果作業が進みません。おもしろいブログネタもないので今日もまたキマダラセセリです。

 

 


キマダラセセリの幼虫

物音にも反応してすぐに隠れます。音がよく聞こえるのでしょうか? カメラのシャッター音にも驚いて隠れることがあります。

 


モンシロチョウ

モンシロチョウは春から秋までいつもいますがこの蝶は黄色みが強いですね。


今年はキアゲハがすごい

2014年08月07日 | 日記

今日の花

サフランモドキ   ゼフィランサスの仲間でみかん畑などにも生えています。

 


 ようやく天気になりましたが摘果作業は暑くて厳しい一日でした。

今年はキアゲハが特別多いような気がします。家の前の野菜畑にはいつも飛び回っているし、パセリにはいつも大きいのから小さいのまで何十もの幼虫が付いています。みかんの新芽に着くナミアゲハの幼虫はすぐに蜂に獲られてしまいますがパセリのキアゲハの幼虫は一向に減る気配がありません。蜂にとって美味しくないのでしょうか? これだけ沢山いると飼う気にもなれません。飼育箱に20くらい入れておくと羽化したらきれいでしょうが意味の無いことはやめておきましょう。

 


キアゲハの終齢幼虫

茎にしっかりしがみついている様はかわいいですね。

この模様は意外に天敵に見つかりにくいのでしょうか

 


キマダラセセリの幼虫 (飼育)

 

野山でイネ科植物にこんな風なかじり跡を見つけたら注意してみてください。丸く丸めた葉の中に幼虫がいます。この葉からはこの2・3日幼虫が出てこないので無理して丸めた筒の中を写してみました。

直径4~5mmの筒の中を葉に触らないようにして写真に撮るのはなかなか難しい作業でした。写っているのは多分頭の方だと思いますがもう蛹になっているようです。

 

 


めずらしく青空が出て四国が見えました

2014年08月06日 | 日記

今日の野菜

イタリヤ風煮込み用トマトだそうです。

 


 午後になると少し晴れ間が出てきました。夕方、山のみかん畑から見ると伊方原発が夕日に照らされてよく見えました。今運転は止めていますが再開を求める人たちの気持ちが分かりません。「自然を汚しても、いく百万の命を殺しても君は平気か」と問いかけても答えは返ってこないのでしょうね。原発事故の確率は非常に低いかもしれませんが0でないことが証明されました。私の町も人のすめない街になる可能性があると思うと原発を眺めながら心が痛みます。

 


伊方原発の眺め

発電はしていなくともここで多くの人たちが働いていて、いつでも再開できるように整備や準備をしているのでしょうか。燃料となるウランのペレットもたくさん貯蔵しているだろうし使用済み燃料だってプールの中にいっぱいあるのでしょう。すぐに事故が起こることはないにしても近くにそんなものがあるだけで良い気持ちはしません。国会議事堂の側に使用済み燃料の処理場とか貯蔵施設があったら先生方はどんな気持ちになるでしょう。それでも平気なのかもしれませんね。このブログは人間社会の問題に直接触れないようにしていますが虫たちの生き方に比べてやはり人間はあまりにも身勝手が過ぎるようです。この地球は誰のものと考えてほしいですね。

 


小さな町の営みが見えます

今日も日が暮れてゆきました

 

 

 


毎日 雨 !

2014年08月05日 | 日記

今日の果物

下に敷いたまな板と比べて大きさが分かるでしょう

スイカは大好物です。10年くらい前までは毎年必ずスイカを作っていました。スイカを山の畑で作るとタヌキやカラスから実を守るのに大変でした。特にタヌキはスイカが大好きらしくて実が熟れるころになると必ずやって来て取られたものです。タヌキは夜行性ですからほとんど夜の間に食べられてしまうのですが、一度面白い光景を見ました。昼間に畑に行くと子タヌキがスイカを食べているところに出くわしたのです。遠くから見つけたのでそっと近づいたのですがその姿が傑作だったのでしばらく眺めていました。大きなスイカに丸い穴をあけて頭をすっぽりとスイカの中に突っ込んで食べているのです。食べるのに夢中なのか私がそっと近づいて真後ろに立っているのに気が付かないのです。今のようにカメラの趣味がなかった頃のことなので残念ですが写真に撮っておきたかったですね。丹精込めて作ったスイカをいつも取られて腹の立つ相手だけにそのままサッカーボールのごとく蹴飛ばしてやりたかったのですがその姿があまりにも面白くかわいかったのでそのままじっと立ってみていました。やがて私に気づき一目散逃げてゆきました。

スイカを切るのは楽しいですね。スイカ太郎が出てくることはないにしても中はどんなかなとの期待はいつも楽しいです。このスイカはいただき物なのですが立派でした。重さは12.5kg もありました。普通のスイカの大きさは7~8kg程度ではないでしょうか。一般的にスイカは大きいほどおいしいといわれていますが、このスイカはとても美味しかったです。ブリックス糖度計で測っても12.5度あったのでかなりの甘さです。その上肉質がすごく良くてシャリシャリ感がなんとも言えませんでした。この大きなスイカは何と言う品種かわかりませんが、最近お店で売るには大きいものは好まれず小ぶりなものとか小玉スイカなどが多いようです。久しぶりのおいしいスイカに出会えて来年はまた作ってみようかという気になり種を少し取っておきました。ちなみに過去に私の作ったスイカで最大のものは18.5kgです。

 


 今日も雨です。長崎でなくともいやになるほど降ります。

カタツムリは数日前に載せたばかりなのでためらいましたが他に何にもないので沢山のカタツムリに再度登場してもらいます。

 


庭のカタツムリ

縞模様の無いのとあるのとがいますがどう違うのでしょうかね。