曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

正月 二日目

2017年01月04日 | 日記

今日の花

椿 冬の花と言えばやはり椿です。

 


 ブログのアップが大幅に遅れています。元日の朝のことで三日も使いました。今日ようやく正月二日目のことになります。もう何十年もお正月の過ごし方のパターンが決まっていて二日目は山の方へ行きます。島の中の山ですから毎年似たような所へ行きますが、まず最初に私の住んでいる集落の氏神さまである岩屋権現にお参りします。子供の頃からの馴染みの所でもありますし言わばパワースポットみたいなところですからお正月には欠かさずお詣りしています。それがすむと山の中を歩きます。長い年月を生きてきた大きな樹にごあいさつして回ります。

家に帰ると年賀状を書きます。元日に2台のプリンターをフルに回して印刷した賀状に一言メッセージを書いて郵便局へ。

そして正月3日には、正月も休まず働いてくれている社員のみかんの木たちの所へご挨拶に。

こんな風にして毎年お正月が終わります。

 


お正月の岩屋権現

ここは嵩山の中腹にあり標高約430mのところで山頂まではまだ200mあります。

子供の頃には山道を1時間ほどかけて歩いてお詣りしたものです。ようやくたどり着いてお餅を焼くとその餅がどんなにか美味しかったことでしょう。今は車で10分ほどで到着します。

 

岩屋権現を後に車で三蒲の文殊堂へ移動しました。

山では放置された竹藪がどんどん広がり森の木々を攻め滅ぼしています。そして筍はエサとなってイノシシをどんどん増やします。

 

人工の林

ケヤキ林です。初めて訪れました。新緑の季節がきれいでしょうね。秋の紅葉もいいかも。

 

文殊堂に着きました。

ここには銀杏の大木があります。巨木が2本ありましたが数年前に大風で1本倒れました。

12月の初めごろに来てみて下さい、お堂の前の庭を黄金色の落ち葉が埋め尽くします。神社の手品師は老いたピエロです。時々会いたくなります。

この銀杏が倒れて一年後だったか二年後だったか忘れましたがこの巨大な幹に一面キクラゲが生えていて沢山持ち帰りおご馳走になりました。イチョウは生前沢山の銀杏を落としてくれましたが、倒れて後も素敵なプレゼントをくれました。

この木もなかなか風格のある木です。

 


日が暮れて空を見上げると三日月と金星が並んでいました。

1月31日には月の上側に金星が来てその上に火星も並ぶそうです。忘れなかったら見てください。

 

 


元日の海と空

2017年01月03日 | 日記

今日の花

水仙 大島では12月の中頃から咲き始めます。地家室の水仙です。

 


 元日の朝カメラを提げて出かけました。鳥の写真を撮りながら海の写真も撮りました。いつもと同じ風景ですが元日の朝は同じ景色も新鮮に見えます。

 


元日の朝の 海と空

 

立岩

 

鹿家

 

地家室・佐連

 

小積

 

片添えヶ浜

この砂の模様は何でしょう???

なんだか大島の風景にそぐわない道路並木ですね。私が子供の頃はずっと続く松の林でした。白い砂浜に緑の松林はとても素敵でした。いまは思い出の中の景色です。 

 

 


今年は酉年 (鳥年?)

2017年01月02日 | 日記

今日の蝶

ムラサキツバメ  元日の朝、初蝶が飛ぶのを見ました。私の目の前を小さなゴミの様なものが横切って行きました。ムラサキシジミでした。

 


 今年は酉年です。でも周りに鶏を飼っている人は無いのでそこら辺にいる鳥でも撮ろうかと港の方へ行きました。元日の朝は港に人影もなく鳥たちはのんびりしていました。できれば、正月だからやはり飛び立つところが撮りたいなと思いチャンスはないかとキョロキョロ見回します。カモメなんか高い街灯の上に止まっているものですから私が側によっても飛び立とうとはしません。街灯のポールの下でずいぶん待ちましたけどすっかりくつろいでいて飛び立つ姿を見せてくれませんでした。

1月1日は12月31日の続きですし、すべてのものは何も変わったわけではないのに元日の朝に見る物はなぜか新しく見えます。元日の朝はその気持ちで大島の風景といきものたちを撮って歩きました。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

Lang Lang plays Mozart Sonata in B flat Major, K.333, 2nd Movement

らんらんさんよりLang Langさんの演奏曲が届きました。今年も素敵な音楽を宜しくお願いいたします。 


元日の朝の港

私も以前は船を持っていて港のお世話になっていました。 

 

 

かもめ-1

一羽のカモメが電柱の上で休んでいる所へ別のカモメがやって来ました。追い払われたカモメはまた別の街灯の上に移りました。

 

 

ウミウ

大島にはウミウも沢山います。港の中でも見られますし、お日様に向かって羽を広げ翼を干している姿はとてもユーモラスです。海面から飛び立つときはこのように足で海面をけって走ります。濡れた翼はいきなり開くことができないのでしょう。ウミウに似た黒い鳥と言えばカラスです。元来カラスは山の鳥で海にはいつもはいませんが魚など大好きですから時々海にもやって来ます。砂浜にイワシが大量にうち上がった時など大群で大喜びで食べに来ます。でもカラスは泳ぐのも苦手で海からは飛び立てません。海鳥たちが沖でイワシを獲るのを眺めていますが鳶やカモメが魚をくわえていると横取りしようとして襲います。もちろん鳶などとは良くケンカをしていますがカラスが負けて海に落ちることもあるそうです。人から聞いた話ですが、海に落ちたカラスは飛び立てませんのでどうするか見ていたら翼を水泳のバタフライの要領で動かして海岸まで漕いで行ったそうです。見たかったなあー。と、カラスのことはどうでもよいのですが・・・・・

 

 

ワシ・タカ類では最も沢山いて普通に見られる鳥です。翼を広げると1.5mくらいはあってすぐ目の前を飛んで行くと確かに大きいです。

 

 

アオサギ

アオサギはこの辺りにいる鳥の中ではもっとも大型の鳥です。写真を撮るのはとても楽です。

 

 

かもめ-2

海面を這うように飛ぶカモメはとてもきれいです。望遠レンズを持ってなかったのでうまくいっていないです。

 

 

イソヒヨドリ

イソヒヨドリは大島に沢山います。我が家は海岸から少し離れていますが家の周りにもやって来ます。上の写真がオスで下の3枚がメスです。

 

 

かもめ-3

カモメの種類の見分け方は慣れないとわかりにくいですね。嘴にそれぞれ特徴があるようです。以前は見分け方を覚えていたのですが忘れました。

 

蝶の写真を撮る人は蝶のいない冬には鳥を撮る人が多いようです。私も時々撮ります。 

 


新年のご挨拶

2017年01月01日 | 日記

皆様 あけましておめでとうございます

 

 今年もまたよろしくお付き合い下さい。


毎年のことですが1月1日になって年賀状を作りそして書き始めます。今年の賀状にはこの小積厳島神社の鳥居の向こうに初日の出を入れて撮る予定でしたが大晦日の夜更かしがたたって目を覚ましたら日はすでに高く上がっていました。