権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

石田 禮助

2013-08-07 20:40:58 | 日記
暑い暑い立秋です。

石田 禮助なる人をご存知でしょうか。かって国鉄総裁を務めた人です。
労使関係がめちゃくその昭和38年国鉄総裁に就任し、国鉄改革をした人です。
就任の際「粗にして野だが卑ではない」戦前の三井物産を率いて社長まで上り詰め、昭和16年には社長を退任した人でした。
20年ぶりに表舞台に立った時の言葉です。彼の言葉にはアッと驚く言葉があるのですが、なかでも私の記憶にあるのは・・・
ある時新聞記者が「総裁はいつも昼にうどん一杯だけで激務をこなされるのですか」と質問したら
、おもむろに机の引き出しから卵を一個出して、「この卵は君たちのように団地で育ったものではないよ。自分の敷地の中で思う存分走り回った鳥の卵だ」と言って当時はやり始めた団地暮らしの記者をからかったというものです。
重箱の隅をつつくような小さな事ばかり書く記者を戒めたのでしょう。

友人から研修所時代の同期生の訃報が入りました。この春には病気を押してある会合に出ていたと言うのに・・・・69歳でした。


久しぶりに沖に出ました、廿日市港に巨大クレーン船が。
コメント
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