広島神楽

なんともお騒がせな台風４号でした。
九州に上陸したとたんに消滅・雨だけ運んできたのだから喜び一杯かと思えば、それほど喜ばれた記事も見当たりません。
佐伯町は全く関係ないけれど、昨日からお湿り程度の雨がやってきました。

さてケーブルTVでは独自番組で一日二回「広島神楽」を流しています。広島神楽？？？最近まで聞かなかった名前です。
広島県の神楽は島根県との県境あたりから戦後入ってきたもので長く石見神楽と言っていました。
ところがその名前が「広島」と石見の名前がなくなっています。


石見神楽は六調子と言って緩やかなのに対し。広島県の神楽は八調子と言って早くなります。動きが速いだけ派手に見えますから観客受けはよくなります。
そうしているうちに、私が知っている若い人が「スーパー神楽」なるものを名乗る神楽を始めました。
これは完全に見世物（出し物）として派手になってきて常設の神楽では定番となっています。

もちろん神楽は神様に捧げる神事であり決してショーではありません、田舎の冬の娯楽として楽しんできたものです。最近はコロナで出番がなくなりショーの収入がなく苦しい運営が続いているようです。

金もうけに走ってはすっかり色あせてきますね・・・


それはそれとして・新しい伝統芸能が生まれてきたことを受け入れなければいけません・・・