通潤橋

昨日のニュースで熊本県の「通潤橋」が国宝になるという記事がありました。
熊本県の南阿蘇山から少し離れた山の中にある橋です。一般的に橋の機能は人が渡るものですが、この橋は水を渡すために作った石橋です。

下関時代に行きました、水がなくって米を作ることが出来ない高台にもう一方から水を渡して広い土地に水を流し稲作を行っています。
この橋の特徴は橋のど真ん中に水抜きの穴が作ってあることで一日に何回か水を流す姿が下から見ても実に豪快です。今は観光用に時間を決めて水を抜いています。
九州はどこの県でも石を使った工作物が盛んで、大分県などは石橋の文化があります。
この技術を持った人が地方に出稼ぎに来て、そのまま住み着いた人も多くいます。広島県でも山県郡には多く住み着いており彼らの技術で石垣の有名なものが一杯出来ています・・・


技術の力ってすごいですね・・・


また近畿地方で幼児の虐待がニュースになっていました、かわいそうですね、何にも抵抗できない子供を虐待で死まで追いやるって人間のすることではありません。こんなニュースが流れるたびに怒りがこみあげてチャンネルは代えていますが、涙が切れません・・・