仏の世界の名前でよく勘違いされるのは「法名」「戒名」ではないでしょうか?
法名は浄土真宗の名前です。本願寺で帰敬式をして仏弟子となったしるしの名前です。私もすでにいただいています。
「釈至修」と言います。
帰敬式をしていない人は葬儀の際に地元の住職が御門主に変わって授与しています。この事例の方が多いと思います・・・
「戒名」は浄土真宗以外の教団が言っている名前です、受戒して厳しい仏道修行を積んだ人というものです。
浄土真宗は厳しい戒律を守れない人のこのままが阿弥陀如来様が救ってくださるという教えです。
「院号は」〇〇院という名前ですが基本的には本山からお寺や宗門に功労があった人に授与されるものです。
それ以外には一定額の懇志金を納めた人がもらえます。
私は院号をもらう気はありませんが、4年前・同級生のお墓にお参りした際立派な院号をもらっている人のお墓に出会いました。
私が知る限りそんなにお寺にお参りする人ではなかったし、現役時代に相当の金額を儲けた人です。
この人は結構な懇志を納めてもらったのでしょう・・・
今日は佐伯奥組(おくそ)の合同研修会でした。佐伯奥組は23か寺の集合体です。今年で6回目でしたが各お寺から10名以上の参加要請に対し170名の参加です。
やはり郡部のお寺は参加者も減ってきています。この現象がお寺が消えるの状態につながっていきます。