生えない

今年のカラカラ天気、山には全く生えません何が？キノコの類です。
昨年はこの時期「くろこう」・「なめこ」・「こうたけ」が少しだけですが取れました。今年は全くダメ、ましてや山のダイヤ「まつたけ」などセミプロのような人でも駄目です。この分じゃあ今年は自然のキノコは幻です。
一方我が家のシイタケ、始め一度だけ水分もないのによくぞ出てくれたと思っていましたが、これも全くダメです。
おてんとうさま相手のこととはいえこれだから自然相手の仕事はスリルがあるのかと思います。
昨日は肌寒い一日、時折雨もちらつきました。一日部屋に閉じこもり、パソコン教室の復習・時々マンガ時間つぶしにはもってこいです。
パソコンは思うようには動いてくれないもの、参考書を見ながらの作業で思わぬ新発見があったり・・・
今日は市民センターで秋の健康増進の打ち合わせ、各自がお年寄りでもできる健康体操を一つ考えて一人5分でプレゼンテーション予定です。私はまだ考えていないが即興でやるつもり。（かなり無責任な健康推進委員です）
今日の写真先日行った山から眺めた大山南です。

女性力

ウーマンパワーなる言葉が一時期はやりました。女性の社会進出を表した言葉でした。最近あまり聞きませんが当たり前になったからでしょう。
昨日は呉市の文化サークルの人が佐伯町の歴史と観光を兼ねて訪ねてこられました。私のやっていることは津和野街道ですが、むこうさんのご希望は佐伯町全般です。急きょ勉強をし案内しました。佐伯の産業の一つ、木工芸の工場・文化財の古いかやぶきの家・上田宋箇の水・重なり岩・そして津和野街道何とか一人でこなしました。
驚くことに参加者全員が女性です。中には杖をついた人もありましたが、「この前こられた人は日常は電動いすですがここを歩いて自信をつけて帰られました」と暗示をかけておいたら結構歩かれたのでびっくり。
重なり岩の後ろの部分、少ししかついていませんが落ちません。

日本晴れ

晴天に恵まれた3連休でした。秋の日はつるべ落としと言いますが午後6時前からの急速に暗くなること。あっという間に闇夜に変わります。昨日は軽く霜が降りたみたい、朝草花の上が白く光るように見えました。
夏の野菜、トマト、ナスはこれで出番はおしまいです。枯れてしまいますので引っこ抜いて処分します。
さて昨日は恒例の山の会、今回の目的地は当初「矢筈ヶ山」鳥取県の中央に位置する山の予定でした朝バスに乗ると目的地変更、同じ鳥取県でも「宝仏山」と縁起のいい名前の山です。高さは1005ｍ、当初の目的の山は行程が長くつるべ落としで暗くなっては？と言う懸念でした。
宝仏山も高度差650ｍかなりきつく登りは3Ｈ、そのかわり頂上の眺めは最高でした。ふもとに下りたら、「オシドリ公園」日野川にやってくる冬の渡り鳥の観察小屋が作られています。もう、40～50羽来て美しい姿を川に浮かべてくつろいでいました。
来月は一年の締めくくり一泊で鹿児島県大隅半島の予定です。私は個人的に都合がつきませんので残念ながら欠席です。
今日の写真頂上にある標識です。

霜

今朝の最低気温は6℃、最低気温が4℃ぐらいになると霜が降りる心配があります。
霜と霜柱違いがわかりますか？霜は空中の水分が凍って降ってきたもの、霜柱は土中の水分が凍って氷の柱が立ったものです。霜柱は相当寒くならないと立ちません、霜柱が立つと根っこが浅い植物は傷んでしまいます。
ザクロ・イチジク等はこの地ではなかなか栽培が難しいといわれています。我が家も植えましたがあえなくやられてしまいました。
昨日は3連休の初日、佐伯町にも多くの人が癒しを求めてこられました。岩倉にあるキャンプ場は多くの家族づれがバーベキューを楽しんでおられました。町内の観光農園も多くは終わっていますがまだクリ園は営業中です。クリ園の入口に架かる橋から川面をのぞいてみると30ｃｍはゆうに超える大きなアユが最後の泳ぎを見せていました。下流に大きなダムがある木野川（このがわ）はアユがこんなところでも産卵をし、ダムで育った稚魚がまた上ってくる珍しいことも見られます。
結局市中の若い人と同じように連休初日を楽しんだのかな？
我が家の裏山の芝栗が中ぐらいの実を落としています。今までは野ネズミの餌にかまっていませんでしたがあまりにきれいに落ちているので虫栗を除きカチグリにすべく干しておきました。正月の黒豆と一緒に煮てみます。

秋晴れ

10月10日は晴れの特異日です。昭和39年東京オリンピックが開催されました。この日の開催は過去のデータから、晴れの特異日だから決まったそうで過去数十年の状況を調べ絶対の降らない日として決めたのだそうです。
データは当時のことですから恐らく手作業で探し出したのでしょうね。
先日オリンピックの候補地が決まり東京は負けました。昭和39年のオリンピックに向かっての出来事を思い浮かべると、
・ＴＶは開会式を衛星放送で流すべくアメリカが準備をしました。昭和38年の秋試験放送の最初に飛び込んだのはケネディ大統領の暗殺でびっくりしました。私はまだ電話交換の仕事をしており郵便局で泊まりの日でした。試験放送の時間にＴＶをつけたら信じられないニュースでした。
・東京大阪の新幹線が開業しました。夢の列車、ＮＨＫは鈴木健二アナが全線の走行状況をヘリを使って生中継しました。
まだまだいっぱいあります。このことで日本が近代化へ大きく前進したことは間違いないでしょう、一方で産業のない田舎からはいくらでも仕事のある都会へと人が流れ、現在の過疎の町の前兆ができました。
今でも、島根県では高校を出て都会に出るものが半分以上だと言われています。高校までの投資した金は、都会にすべて収めたようなもので一年数千億円にもなるそうです。この金はやはり都会から受益者負担として交付金？でも貰わないと子供を送り出す地方はたまりませんよね。
昨日ライスセンターの人が来て稲刈りをしてくれました。刈り取り時間はわずか40分あっという間の手慣れた作業に目を丸くして眺めているだけです。

出会い

出会いは不思議な縁をつなぎます。
昨日は、井口明神の「武蔵と三平」に11人が集まりました。あるものは46年前からの・あるものは44年前からお世話になった人との出会いでした。企業内訓練の教官との出会いです。また、集まった店が教官と、この店のご主人のつながりがありこの場での昼食会となりました。
御主人の心のこもった料理に皆満足しました。
雑談の中で中国5県のものが集まって、11名中6名が島根県出身、いかに山陰が貧しく？進学したくても行けずに向学心に燃えたものが多かったかが垣間見れる、と言えば言いすぎでしょうか？
ともあれ、みな良きおじいちゃんおばあちゃん年代になって、白いものを笑いあい、体調不良で出てこれないものを気遣い、楽しいひと時でした。
台風はおかげで予報より被害が少なくて助かりました。こんな予報はずれは大いに歓迎です。一アール（昔流に言うと一畝）ぐらい稲が少しだけ転びましたが明日ライスセンターが刈り取り予定です。
写真はクリックすると大きく表示されます。

伊勢湾台風

私の中学生の頃のことで頭の中で伊勢湾台風は、遠い昔のことです。思い出すと当時の新聞で屋根の上に避難して助けを求める風景、泥水の中で流された家などがかすかに出てきます。
今回の台風、伊勢湾台風並みの大きさでコースも同じようなところを通っています。被害がないことを祈るのみです。
私の知り合いの人が広島市東区に住んでいます。彼の家はその近くまで行くと一目瞭然とわかります。周辺の家よりはるか高く盛り土をし、まるでお城のような感じで立っています。本人いわく、かってこの地域は田んぼで家もほとんどなかったのですがその後の開発により多くの家が建ちました。昭和10年代に水害がありその時の水位まで土台を高くしているのだそうです。
矢賀のあたり行く機会があったら思い出してください。すぐにわかる家です。
誰でも目の前のことに対して自分にかかわりがなければ金を出したくないのは当たり前です。さて、100年に一度の水害を考慮してのダム工事「政権交代・無駄」の言葉がのちに災いを残さないよう、国家100年の大計のもと進んで欲しいものです。
17時を過ぎ風も強くなってきました。写真はたんぼの現状です。明日の朝この稲がそのままなら万歳なのですが・・・・

嵐の前

大型台風がこちらの向かっているようですね、まだ稲刈りをしていない我が家あと最低10日降ってもらうと困ります。今度風と雨を受けるとせっかくの稲が倒伏してしまいます。このことで品質も2段階落ちるし食味も落ちてしまいます。
一年かけて米作りをしてきた仕上げの段階です。神仏に祈る気持ちです。
今日は4日ぶりに津和野街道を歩きました。地元の民話を語る会の人が津和野街道の民話を語るに、地元の情景が分からないと話しにくいと自主的に計画されました。ゆっくりゆっくり歩いて、400年の歴史を感じていただくように歩いて、みなさんイメージ作りができたと思います。
民話の会の人が一番興味を示されたのは「乙女峠キリシタン弾圧」の話でした。隠された、かなしい歴史、知ってほしいものです。
今日の花、「マムシグサ」実が真っ赤に色づいていました。

ウインナーソーセージ

土曜日津和野街道を歩いている最中に見つけた「つちあけび」です。まさにウインナーソーセージがぶら下がっている感じです。「秋の山で赤いものは基本的には食べられないと心得よ」、と教えられています、恐らく食べられないでしょうし手も出しませんでした。それでも入り口では「栗」が相当落ちていましたし、渓谷では本物のアケビも見つかりました。
この夏の大雨の影響で途中一か所が地滑りを起こし岩肌がむき出しの深い斜面になっていました。２０Ｍはありもし落ちたら命の保証はありません、今回は慎重にわたって事なきを得ましたが早い機会に迂廻路を確保すべく検討中です。とりあえず明日はロープを持参し山の中の比較的通りやすい道を案内するようにします。

サブッ

昨日の朝は最低気温が６℃、明け方になり急きょ毛布を追加する寒さです。午前中は神社の草刈り、いよいよ秋祭シーズン到来です。ここで困ったことが…神社は相当古く傾きはじめています。裏にはヒノキの林、建て替え用にと昔から言い伝えられています。十分材木としては使える太さに育ってはいるものの先立つものがありません。一所帯相当の負担になります。出すとなればだれも口は出しても金は出しません。結局先送りで、「壊れそうになったとき補強するか建て替えるか考えよう」で一件落着また来年祭りの時期に同じ話が出るのでしょう。
メンバーの中には、大工さんの経験者もおります。ボランティアで建ててくれれば安く行くのですがね。
午後は玉ねぎの草取り、小さな苗が草に負けそうです、乱暴に草を引くわけにはいきません、老眼鏡に頼りながら、一本づつ丁寧に１Ｈかけての作業でした。この分じゃあ苗を買った方がとも思いますが、自分で作ることに収穫の喜びがあると言い聞かせて・・・・
今日の写真、土曜日に津和野街道のガイドをしました。入口の案内標識です。
明日は7名を案内予定、天気が気になります。