うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2022夏の新番組④

2022年07月09日 21時12分17秒 | アニメ
ここ数日、日本中を不幸が続いてます。
先ずは『遊戯王』の原作者の高橋先生。多分先生がいらっしゃらなかったら、この世界に『トレーディングカードゲーム』ってなかったんじゃないかと思います。それぐらい遊戯王のデュエルは面白かったし、全世界で浸透していったんじゃないかな。
ダイビング中に何があったのかは分かりませんが、海はやっぱり侮れません。
それと昨日は大ニュースとなった日本での銃による暗殺事件。最初職場で聞いた時は「どこの国の出来事?」と真顔で聞き直しましたよ(゚Д゚;) この日本で「刃物での殺傷事件」なら聞きますけれど、「銃による暗殺」ってどう聞いても欧米とか海外の話だとばかり思っていましたもの。段々日本も安全神話は崩れて、1人1人が警戒しないといけない世の中になってきましたね。
ともかくお二人とも無念ではあったと思います。ご冥福をお祈りいたします(ー人ー)
何だか、外に出ると恐い事ばかりなので、熱中症も怖いですし、今日もかもしたは清く正しく引きこもり人生です。
『組長娘と世話係』:web漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の霧島透は桜樹組の若頭。何でもすぐに暴力で解決しようとすることから「桜樹組の悪魔」と呼び、恐れられていた。しかしそのことで悩んでいた組長は、透に新たな仕事を与える。それは組長の愛娘:八重花ちゃん7歳の世話をすること。八重花の母は入院中で、叔母の香菜美が面倒を見たりしていたのだが、彼女も店を持っているため、透にその任は託されたのだった。無論八重花は受け入れず、ずっと不愛想な日々が続いており、また透も他の組の者から狙われることもあるため、八重花に気づかれないように始末する状況に。ある日八重花が「部屋に入るな!」と透にきつく言い渡したが、香菜美が家までやってきたとき、笑顔をのぞかせる。だが「午後には仕事に行く」という香菜美の言葉にまたもトーンダウンする八重花。透が気づいて部屋を見ると「授業参観のお知らせ」を隠していたのを発見。父は任侠で叔母はお店が忙しく、誰にも言えずに我慢していた八重花。教室でも一人寂しく授業を受けている八重花に、話しかけてきたのは透だった。代わりに授業参観に来てくれた透に対し、八重花はこの一件で、透を受け入れるのだった―――という第1話でした。
「任侠ホームドラマ」というと「極主夫道」になってしまいますが、こちらは多分本当にハートフルストーリーなんだと思います。まぁ悪魔が天使の心を持つお子様のお相手がどこまでできるか分かりませんが、ある意味組長の英断かと思います。もしかしたら八重花ちゃんと過ごすうちに、悪魔も心が白くなっていくやもしれません。なんとなく胸の内は本当は優しさを持っていそうな透と引っ込み思案の八重花ちゃんの成長をほのぼのと生温かく見守ってみようと思います。
『よふかしのうた』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の中学2年生:夜守コウは、何処にでもいる普通の男子生徒で、それなりに普通に生きてきたと思っていたが、ある日ラブレターを貰ったものの、「恋」という感情がまだわからず、相手に断ったことで、その友人たちから因縁をつけられはじめ、それが原因でなのか不眠症になってしまう。眠れないある日の夜に初めて誰にも言わずに外に出た。誰もいない街を闊歩し、つい興味本位で自販機のお酒を買おうとすると、フードをかぶった年齢性別不詳の人物に声をかけられた。慌てて弁解するコウはフードを取った女性:七草ナズナに連れられ、夜の街を散策する。普段味わうことのない夜の街に興味を呷られるコウ。そんなコウに「眠くなった?」と聞かれ、嘘をついたまま案内されたのはマンションのナズナの部屋。そこで並んで就寝しようとするが、当然コウは眠れず、眠ったふりをしたところ、ナズナはコウの首に齧りついてくる。ナズナは吸血鬼だった。そして自分も吸血鬼にされたのでは、と思い込むコウだったが、いわゆる従者になるには、吸血行為だけではできず、「吸血鬼に恋をする」ことが必要だという。ナズナのハチャメチャぶりに驚きながらも、夜の楽しさを味わったコウはナズナに恋をして吸血鬼にしてもらおうと宣言する―――という第1話でした。
吸血鬼漫画は本当に数多いですが、概ね吸血鬼=男性のキャラが人間の女性と関わる形になるのがセオリー。ですがこの作品は女性が吸血鬼で、男性の方が吸血鬼になることを望む、という逆転型のバンパイアストーリー。…皮肉にも丁度NHKで「星新一短編ドラマ」の「不眠症」を放送していたんですが、「不眠症なら24時間楽しんじゃえ!」だった主人公が、今度は「眠っている人が羨ましくなる」という風に変わっていく物語でした。コウ君は果たしてこのまま夜更かしを楽しみ続けるために、ナズナちゃんへの恋をヒートアップさせるのか!?それともやっぱり睡眠をとりたくなるのか…この先の恋の行方も是非拝んでおこうかと思います。
『ちみも』:オリジナルアニメです。夏にぴったりのホラー(?)な作品。
「むつみ」「はづき」「めい」の三姉妹が暮らす鬼神家。ある日、めいが「○○地獄」というと、何処からともなく白くって丸っこい、可愛い生き物がやってくる。飼い主が見つからないため、「おもち」と名付けたそれを、鬼神家で飼うことに。しかし三姉妹が「△△地獄だわ~」という度に、一匹ずつ増えて行って早12匹。一体飼い主は何をやっているのかと怒るむつみさんだが、そこに現れたのは地獄のケルベロス。実は人間界を地獄にするために、負のエネルギーを使い魔(おもちたち)に集めさせていたのだった。しかし、ペットは責任もって飼え!と説教された上に追い出された彼は、川に落ちてしまう。おもちたちが必死に救助しようとする姿に、三姉妹も彼を救う。彼に「地獄さん」と名を付けた三姉妹は、彼もここで暮らせばいいと告げる。鬼神家のもとに居候することに成功した地獄さんとおもちこと「ちみも」たち。ここを拠点に地獄化計画を進めようと考える地獄さんだったが、多分そうはいかなそうwそんな日々が始まろうとしていた―――という第1話でした。
この深夜に来て、めっちゃくちゃほのぼの♥( ̄▽ ̄)とした作品です。深夜に放送する必要がどこにあるのだろう?ちみもさんたちは皆可愛くって、「地獄」という言葉さえ言わなければ恐ろしい反応は見せないので、普通に可愛い(※注意:ただしエンゲル係数はうなぎ上りになる)♥ 多分一番大変なのは地獄さんでしょう。これから物凄くこの姉妹にこき使われそうな未来しか見えません💦 でも何しろキャラが可愛すぎるので、シリアスな展開になっても最後は心温まる結びになるような気がします。週末目前の木曜深夜、心の肩こりが酷い方には、これでも見てお茶でも一杯啜ってください♥
『それでも歩は寄せてくる』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の田中歩は将棋未経験者の高校生。運動神経がよい歩はあちこちの運動部から誘いを受けるものの、断固拒否し、もう一人の主人公である将棋部(正式には部じゃない)部長の八乙女うるしとともに、2人きりの部室で将棋を打つ日々に幸せを感じていた。将棋で勝ったらうるし告白をすると心に誓う歩。そんなうるしは歩が自分のことを好きなのではないかと思い、告白させてやろうと雰囲気づくりの冗談を言ったりするのだが、まじめな歩はジョークの通じない真正面から受け止める性格で、思いっきりうるしの想定外の反撃にあって、うるしの方が照れてしまい今日も盤上の勝負には勝っても、盤外の恋の駆け引き(?)は歩に勝てないうるし。それでも直球からの攻め以外に、さりげなく優しさを見せてくれる歩に、うるしは心を掻き立てられるのだった―――という第1話でした。
「三月のライオン」みたいに将棋の話かと思ったのですが、殆ど「ラブコメ」が内容を占めていました。たまーに将棋の手法と恋の手法を絡めて話を進める時もありますが、概ね将棋の手はうるし先輩が解説してくれるので、将棋を知らない人でも全然OK。寧ろ「絶対ラブコメ好き♥」という人には凄くお勧めかと。先月まで放送していました「戦略的恋の駆け引き」を常とするあの作品とは違って、歩は真っすぐ寄せてきます。圧が強いです。うるし先輩がどうやって落とされるか(※多分歩君は「落とす」とか微塵も思ってない)、キュンキュン♥しながら生温かく見守ってあげようと思いますw
『ブッチギレ!!』:オリジナルアニメ作品です。
時は江戸時代末期。主人公の一番星は奇妙な面を付けた侍たちに家族を襲われ、一番星だけが家族によって逃がされた。そして時は過ぎ、京都の治安を守るため活動していた新選組は、同じく奇妙な面を付けた雑面ノ鬼の手により藤堂平助以外全員殺されてしまう。新選組が壊滅したことを悟られてはならぬと、松平容保と藤堂は考え、新選組隊長たちの替え玉として、7人の罪人が集められた。ここで命を捨てるか、新選組の替え玉になるかを選べ、との言葉に5人は同意し、1人は拒否したためその場で首を撥ねられる。最後に残った一番星は人に従うことは毛嫌いするが、新選組を壊滅させたのは、家族の仇と同じと知り、局長・近藤勇の替え玉としての役割を引き受けた。無論刀など使ったことのない一番星達は、それぞれ隊長が残した刀を手に、剣術練習を開始するが、強制されることを嫌がった一番星は稽古から逃げる。その道中村人が仮面の男に刀を向けられている場面に遭遇。彼らを救おうと手にしたことのない刀「虎鉄」で立ち向かう一番星。しかしその時虎鉄が光を放ち、一番星の手でその仮面の男を切り捨てる。こうして一番星は心から「新撰組局長:近藤勇」として、今日との治安と共に、雑面ノ鬼たちを追う決意をするのだった―――という第1話でした。
新選組を題材にした作品は数多けれど、偽物でありながらその役目を果たすという話は初めてですね。オリジナル設定なのはもちろんですが、ストーリー展開もアップテンポで快活な感じです。ただバックボーンは「家族の仇」なので決して明るいものではありませんが、この主人公が武士になっていく成長譚として面白そうです。また色々伏線も張り巡らせてくれているので、果たしてこの先はどうなるのか。雑面ノ鬼との戦いで無事本懐を遂げるのか、それとも戊辰戦争まで新選組として戦い抜くのかはわかりませんが、武士となっていく生き方を是非見てみようと思います。
『シャドーハウス 2nd Season』:昨年放送されました漫画原作のアニメ化2期目です。
無事お披露目を終えたのち、エドワードがエミリコを攫った事件も無事に片が付き、エドワードは相応の罰を受けることとなった。成人として認められたケイトと生き人形のエミリコは落ち着いた日々を過ごすことができると思っていた矢先、夜中に星つきに呼び出された生き人形たちは、バービーからローブをまとった怪しい影が大広間に現れたという話を聞かされる。真っ先にバービーから疑われたエミリコは経緯をケイトに話すことに。ケイトも何らかの情報がないか、共有を持ち掛けるジョン宛の手紙を書くが、新成人が一同に呼び出される。そして生き人形とシャドーたちは別室に分けられた。生き人形たちは「これからの心得」を指導係のローズマリーから学ぶこととなり、ケイトたちはシャドーのマリーローズから「煤の能力や使い方」を学ぶこととなった。その機会を利用し、さりげなくジョンのポケットに手紙を入れたケイトだったが、マリーローズは全てお見通しで、手紙を取り上げられてしまう。ところが内容について咎めもせず、普通にジョンに手渡すマリーローズ。その時締め切られていたはずの部屋に、大量の煤が流れ込んでくる。それはバーバラの発した煤で、館の1/3のエネルギーを支えているものだという。そして彼女に煤を出させているのは彼女の生き人形のバービーだった―――という第1話でした。
前作から結構好きだったんですよ、シャドーハウス。ホラーでもなく、いわばちょっとミステリーなんですが、ファンタジー要素も多く、特に伏線だらけで謎だらけ。それを一つずつ紐解いていくのが楽しみでした。前回で生き人形たちは、シャドーハウスから離れた村で、シャドーに従う村人が、生き人形を提出していたこと。そして洗脳された子供たちは、当たり前のように生き人形として主人に仕えること。シャドーたちの正体は煤の妖精で、「おじいさま」がおつくりになられるらしく、煤の弱い者は、お披露目の時点で消滅してしまう…というところまでは分かりました。今回は謎のローブの者、そしてバーバラとバービーという「子供の塔」のリーダー二人がキーポイントになりそうです。前回は「お披露目を無事乗り切る」ことが目的でしたが、今回はまだ先が読めません。ローブの者が何をしに来ているのかが分かった時点で、またシャドーハウスの謎が一つ解けそう。物語の続きが楽しみです!
『プリマドール』:メディアミックス作品のアニメ化です。
戦場で活躍する「自律人形」は大いなる結果をもたらしてくれた。
終戦後、穏やかな空気に包まれる皇都。その一角では『黒猫亭』という人形たちが給仕をする喫茶店があった。その地下で眠っていた2体の人形のうち、一体が目を覚ます。彼女は記憶がないものの、階上に上がるとそこには喫茶店が。修理の終わった彼女は彼女を修理した人形師:ナギから「灰桜」という名を貰う。そして喫茶店の運営が仕事として与えられるが、何をやっても灰桜は上手くいかず、かえってお荷物状態に。落ち込む彼女が店の外でせめて掃除だけでも…と見てみると、小さな女の子がいた。彼女は千代といい、よく遊んくれた人形のことを話してくれる。彼女が会いたがる人形こと夕凪は同じ地下にいた人形だった。しかし夕凪は完全に壊れており、再起動は望めないという。しかし灰桜が傍らで千代の話をしながら歌うと、何故か夕凪は目覚める。そして千代と再会することができ、千代は大喜び。一緒に遊ぶ二人だったが、夕凪は自分が一瞬起動できただけで、記憶もなく、また機能停止することを感じ取り、千代に「旅に出る」と別れを告げ、そうして機能を停止するのだった―――という第1話でした。
「戦争で多くの兵器を操るための道具」としての人形という存在だったようですが、現在は平和故、愛らしい人形が運営する喫茶店として、多分他に人形たちも「戦い」以外の存在意義を見出しているようです。でも突然灰桜と千代を襲った謎の兵器だったり、最後は軍服を着た女性兵士が現れたりしたので、かりそめの平和で、今後また彼女たち人形は戦争に駆り出されるのかもしれません。オリジナル故、先の読めないストーリーですが、灰桜の歌によって兵器が言う事をきいたり、夕凪が目を覚ましたり、彼女の歌には多くの秘密がありそうです。ほのぼのした日常の中に伏線として張り巡らされていく暗躍…この先の展開が気になります。
『惑星のさみだれ』:青年誌漫画原作のアニメ化作品です。
平凡な大学生、雨宮夕日はある朝、目が覚めると目の前にいきなり大きなトカゲがいた。しかもいきなり日本語をしゃべりだし、「騎士のノイ=クレザント」と名乗る。無論あり得ないと、トカゲを外に放り投げるが、何度も戻ってきてしまう。とりあえず無視して学校に向かう途中、トカゲことノイは「地球を滅ぼす悪の魔法使いから姫を守り、世界を救え」という
どこかの漫画家アニメのような展開を押し付けられる。無論それも信じられずに無視していると、夕日の目の前に悪の魔法使いの作った『泥人形』が現れる。どう見ても素手でしかも力のない普通の人間の夕日が勝てる相手ではない。やられてしまう―――かと思った二人の前に、突然飛び込み窮地を救ったのは、夕日のアパートの隣に住む少女。彼女:朝日奈 さみだれこそが、ノイの言う「姫」だった。とてつもない力で泥人形を倒してしまうさみだれは、夕日に「いきなり守れと言っても戸惑うのは当然。自分は一人でも大丈夫」だという。彼女の気概にふれた夕日は、心境が変化してくる―――という第1話でした。
原作読んだことないのですが、もう完結しているようなので、アニメでは最後まで放送してくれるのかと思っています。第1話を見た感じでは、無気力無関心の感情の起伏の少ない主人公と、強いお姫様が共通の敵を倒していく話になるのかな?一見ギャグ要素が多いので、コメディーなのかと思いましたが、この主人公には無気力になるだけの何らかの理由がありそう。ちょっと潜在的な伏線含めて、どうやってこの二人が未来を開いて行けるのか、ちょっと楽しみに見ようと思います。
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