カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

久しぶりの「Yちゃん」のレッスン

2009年10月16日 | 「レッスン日記」
中学一年のYちゃんが一ヶ月半振りにレッスンに来ました。

中学に入って始めての「文化祭」が有り
その準備・練習の為にしばらくお休みしてました。


実は、このYちゃん、中学生になってとても変わりました。
正直言って「いい意味」ではありません。

東京の私立に通うようになり
学校はとても肌に合い、楽しいようで、とても生き生きしてましたが

友達の影響か環境の変化に因るものか
変に「大人びて」しまいました。
凄く悪い言葉で言えば「擦れて来た」というか・・・
私に対する「口調」が全く変わりました。

小学一年生から彼女を知ってる私は
その急激な変化にかなりショックを受けました。


でも、これも成長過程での一つの変化として捉え
特にお母様にもお話ししませんでした。
然程心配に思ってなかったせいもあります。


一ヶ月半振りのYちゃんは
以前のYちゃんに戻ってました。
更に成長してました。


多分、「文化祭」を通じて、様々な事を学んだのでしょう。

彼女が入部した「演劇部」は、大変厳しい部活と聞いてます。
何より、先輩・後輩の上下関係にうるさいそうです。

一年生と言えば「裏方」です
先輩にも逆らえません。
先輩の稽古中は体育館の床の上に「正座」をして
何時間も見てるだけ、だそうです。

そんな日々の中で彼女は色々な事を吸収したのでしょうね。
私に対する言葉も「綺麗な敬語」に変わってました。


全然練習してない・・・と言いながら
彼女の演奏(「音色」は)とても良くなってました。
自信に溢れてました。



「良かった・・・」と心から思いました。
ホットしました。


これからも様々な変化があると思います。
それを、じっと見守っていてあげたいと思いました。

これも、一人の生徒と長く付き合えるピアノの教師だからこそ出来る事だ
と、改めてこの仕事が出来る事に感謝の念が湧きました。

コメント
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