◇冬の兼六園橋巡り2022 ①(No.2062)
兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長574mで、4つの池や島、大小あわせて36個のさまざまな橋がある。
今回は曲水上流の山﨑山下土橋から虹橋の千歳台の9橋を巡ります。
1)山﨑山下土橋(やまさきやまどばし)
山﨑山下の登り口そばにある土橋
2)花見橋(はなみばし)
小立野口から真っ直ぐ入ってきたところにある、曲水にかかる橋。別名、勅使橋、観花橋。欄干の柱の頭に擬宝珠をかぶせた木製の反橋だ。4月は桜花、5月は曲水のカキツバタやツツジの眺めがいいところから、この名が付いた。とりわけ花見橋下流に群生する1万株4万本のカキツバタは圧巻。曲水に架かる月見橋、雪見橋と
合わせて三橋という。なお、現在の橋は平成元年(1989)に架け替えられたものである。
3)板橋
花見橋と千歳橋の間の梅林側にある船底板製の橋。別名違い橋。
4)千歳橋(ちとせばし)
明治紀念之標の広場から霞ヶ池に行く途中にかかる石橋。たもとには兼六園菊桜や兼六園熊谷桜、千歳松などの名木がある。千歳台の名称は、この橋名から付けられた。
5)雪見橋(ゆきみばし)
七福神山の正面の曲水に架かる反橋で、巨大な青戸室石を二つ合わせて敷いた石橋。長さ4m80cm、幅2m30cm、厚さ約3cm。台石の御影石の白色と青戸室石の青のコントラストが特徴だ。園内の切石橋の中で、黄門橋、虹橋に次いで3番目の長さである。別名雪橋、望雪橋。曲水に架かる花見橋、月見橋と合わせて三橋とい
う。現在は、通行不可。
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