金沢の観光スポット体験レポート その193(No.332)
◇心の道(卯辰山山麓寺院群)めぐり3 蓮昌寺②
天正10年(1582)僧日寿によって創建。大本山京都妙顕
寺の門末として、加越能の触頭をつとめた寺格をもち、加
賀三代藩主利常の生母、寿福院の帰依所でもありました。
本堂の奥には裏山が広がり、3千坪の敷地を持っています。
蓮昌寺の檀家には、三代利常の正室珠姫(天徳院)が江戸
から入興の際、将軍家から警固を命じられて派遣されてき
た甲賀53家のひとつ、多羅尾家がある。
■写真は釈迦如来立像全景
□釈迦如来立像
金沢三大仏の一つで、丈六の釈迦如来立像を安置している。
丈六とは一丈六尺のことで、高さ4.85メートルの木彫りの
大仏です。造像は元禄年間(1688~1704)。その姿は一切
衆生(いっさいしょじょう)に安楽無畏(むい)、人々の
さまざまな願をかなえることを誓う「施無畏与願」(右手
を上げて手を開いて指を伸ばし掌を見せ、左手は下に垂ら
している)の印を示し、仏の誓願の意志を表している。
享保21年(1736)の大火により大きな被害を受けたが、
蓮昌寺も本堂が焼失しましたが、幸いに大仏は難を逃れま
した。
■写真は釈迦如来顔
■写真はのあの世とこの世の境
■写真は西に向かって窓がある
■写真は大仏殿外観
蓮昌寺紹介ページ
http://kimassi.net/higasijiin/rensyouji.htm