金沢の観光スポットレポート その791(No.1179)
◇西茶屋資料館と島田清次郎 ②(完)
〇夫婦獅子
西茶屋街資料館正面展示「夫婦獅子」の男獅子は現代かが獅子独特の形態を持つ、文政時代(19世紀前半)の作、女獅子は天正時代(16世紀後半)の作と伝えられており、その形態としては大神楽の流れを汲むものです。
■写真は1F正面の夫婦獅子
■写真は1F看板
〇西茶屋資料館
建物は、吉米楼(よしよねろう)跡地に当時の造りを再現したものである。
「吉米楼」は大正時代に、島田清次郎の小説「地上」の舞台となった場所でもある。1996年4月にオープンした。2階建て構造の日本家屋で、1階は島田清次郎に関するものを中心に、2階には金屏風や漆塗りの装飾品、扇子や三味線にし茶屋街当時の貴重な品などが展示されている。金沢市観光ボランティアガイドまいどさんが在中する。入館料は無料。
■写真は2階の階段
■写真は茶室
■写真は2階廊下
■写真は舞台となる座敷入口
■写真は座敷
(つづく)