植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

冬の金沢 その2 金沢市内の冬支度

2016-12-31 04:01:26 | 日記


金沢の観光スポットレポート その601(No.913)

◇冬の金沢 その2 金沢市内の冬支度

金沢市内では雪に向けて、11月初旬より雪吊りをはじめとする冬支
度が施されます。



■写真は長町武家屋敷





■写真は金沢駅、駅前通り





■写真は石川県庁





■写真は香林坊





■写真は民家

(つづく)

冬の金沢 その1 尾崎神社雪囲い、冬支度

2016-12-30 04:20:48 | 日記


金沢の観光スポットレポート その600(No.912)

◇冬の金沢 その1 尾崎神社雪囲い、冬支度

□尾崎神社の雪囲い

朱塗りの社殿で知られる尾崎神社では毎年12月から翌年3月まで雪
囲いが施される。雪囲いは積雪や風雨で漆が劣化したり、はげ落ちた
りするのを防ぐため、昭和6年(1931)ごろから始まった。国指定重
要文化財の本殿、拝殿、幣殿に計78枚の朱塗りの板を取りつけた。
これも金沢の雪吊り、薦かけ、と並ぶ冬の風物詩です。

■写真は尾崎神社



□冬支度

金沢市内では雪に向けて、11月初旬より雪吊りをはじめとする冬支
度が施されます。



■写真は尾崎神社拝殿の雪囲い



■写真は11月23日の拝殿



■写真は尾崎神社本殿の雪囲い



■写真は金沢城公園三の丸広場の雪吊り







■写真は兼六園唐崎の松雪吊り





■写真は根上り松の幹吊り



□橋や石畳などに、雪や氷の滑り止めとして施されるムシロ

■写真は花見橋のムシロ



■写真は桜ヶ岡のしぼり

(つづく)

金沢在住25年のアメリカ人が見た金沢の魅力!

2016-12-29 04:17:29 | 日記


金沢学院短期大学公開講座レポート(No.911)

◇金沢在住25年のアメリカ人が見た金沢の魅力!

11月23日(祝)しいのき迎賓館において、金沢在住25年のウェ
スリ―・カニンガム氏の「アメリカ人から見た金沢の魅力」のテー
マでの公開講座が開催された。

■写真はしいのき迎賓館



R.ウェスリ―・カニンガム(R.Wesley・Cunningham)氏は金沢学院
短期大学現代教養学科の准教授。23歳で金沢に来て、在住25年。
最初はこれだけ長くいるつもりはなかったという。金沢大好きで、日
本人とは違う視点のとらえ方がとても新鮮で、参考になった。

■写真は川村学長とカニンガム氏



講座のキーワードは「バランス」で、①サイズ。②施設(Facilities)。
③安全。④文化。⑤自然(Nature)。⑥アクセス。のバランスについ
ての解説があり、結論として、「Best Balance」と語った。

○講座一口メモ

1)アメリカ人の友人や親戚を案内すると金沢市内の玄関などに花などを
 飾っているが、皆んな ビックリする。アメリカでは考えられない。
 なぜならば、アメリカでは夜になったら必ず盗難に合うからだ。安全
 なのが素晴らしい。
2)金沢市には海から街、山までがある。春はサイクリンで野山を走り、
 夏は海で泳ぎ、秋には街中ウオーキング。冬にはスキーが全て市内で
 でき。自然、四季を満喫できる。
3)金沢はコンパクトで、主な観光スポットを1日でカバーできるの。=
 パーフェクトサイズ(大きすぎず、小さすぎず)
4)金沢はバランスのキーワードでも述べた通り、バラエティ&コントラ
 スのベストバランスだ!
5)金沢には犀川、浅野川の川があり、市内には用水が張り巡らされてい
 て、川の流れには落ち着きがある。
6)在住外国人からの課題!①病院などの語学の対応。②永住するとなる
 と外国語対応の小中学校が欲しい。③バスの乗換などが分かりにくい。

■写真はバランスのチャート



(完)

加賀水引展 石川県立伝統工芸館 ②

2016-12-27 04:14:28 | 日記


金沢の観光スポットレポート その599(No.910)

◇加賀水引展 石川県立伝統工芸館 ②

□加賀水引

水引は、元来贈り物の飾りとして主に祝事に用いられました。語源は、麻など
を水に浸して皮を剥ぎ、紐としたことにあるといわれ・紙の発達と同時に美し
い水引ができたものと伝えられます。松竹梅や鶴亀、宝船飾りなどに加え、近
年では人形も作られています。

■写真は水引展のパンフ





□加賀水引細歴史

昔、人に物を贈るときに敬いのしるしとして、紙で包んだものを縛った紐が水
引の始まりとされています。
華やかさを好む加賀藩の気質によって、水引は次第に実用品よりもむしろ装飾
品として用いられるようになっていきました。江戸時代には、まげを結う「元
結(もとゆい)」にも使われ、水引づくりは武士の内職としても作られていたよ
うです。

■写真は加賀水引初代津田左右吉(明治2年生まれ)





□加賀水引細特色

現在、水引は贈答用に用いられ、特に結納などの慶事用の豪華なものが多くな
っています。松竹梅をはじめ、鶴亀や鳳凰、タイやエビ、菊花など吉祥を象徴
する動植物をデザイン化し、色とりどりの美しい水引で仕上げます。
石川県で作られた水引の甲冑は皇室に献上されたことがあるほか、昭和41年(1966)
の全国観光土産品展で最高賞の日本国鉄総裁賞を受賞、昭和45年(1970)の大阪
万博に出展されるなど高い評価を得ています。
(資料:石川県立伝統工芸館ホームページより)

■写真は水引展示



■写真は水引図案









□石川県立伝統工芸館ホームページ
http://www.ishikawa-densankan.jp/

■写真は水引展示

(完)

加賀水引展 石川県立伝統工芸館 ①

2016-12-25 05:15:31 | 日記


金沢の観光スポットレポート その598(No.909)

◇加賀水引展 石川県立伝統工芸館 ①

9月30日~11月30日まで石川県立伝統工芸館では「加賀水引展」
~こころの伝えかた~を開催した。久しぶりに訪れレポートする。

■写真は正面入り口



□石川県立伝統工芸館

石川県立伝統工芸館では国・県指定の石川県の伝統的工芸品36業種
を常設展示するとともに、工芸品の「今」を紹介している。
企画展は月替わりで開催しており、様々なワークショップやスクール
なども企画展に合わせて行われている。また、土日には伝統工芸士に
よる実演・体験もあり、ミュージアムショップでは、「オンリーワン」
の作品を中心に、ユニークでおしゃれなアイテムが揃っている。

■写真は2F展示室



□伝統工芸36業種とは

1)加賀友禅、2)牛首紬、3)加賀繍(ぬい)、4)能登上布
5)金沢和傘、6)手捺染型彫刻(てなっせんかたちょうこく)
7)九谷焼、8)輪島塗、9)山中漆器、10)金沢漆器、11)珠洲焼、
12)大樋焼、13)茶の湯釜、14)金沢箔、15)和紙、16)桐工芸
17)檜細工、18)加賀象嵌、19)金沢表具、20)竹細工
21)鶴来打刃物、22)金沢仏壇、23)七尾仏壇、24)美川仏壇
25)七尾和ろうそく、27)加賀毛針、28)加賀竿、29)郷土玩具
29)琴、30)三弦、31)太鼓、32)銅鑼、33)加賀獅子頭
34)加賀提灯、35)加賀水引細工、36)能登花火

■写真は加賀友禅



□希少伝統工芸とは

希少伝統工芸として、加賀毛針、茶の湯釜、銅鑼(どら)、琴、金沢和傘、三弦、
加賀水引、二俣和紙、加賀象嵌(ぞうがん)、竹工芸、加賀提灯(ちょうちん)が
あります。いずれも、加賀藩が行った文化奨励策で花開いた工芸の技が脈々と
受け継がれたもので、職人の技術と感性が光っています。
(資料:石川県立伝統工芸館ホームページより)

■写真は山中漆器



■写真は九谷焼

○1階の加賀仏壇伝統工芸士 横井吉則氏の実演コーナー









■写真は横井吉則氏

(つづく)

加賀毛針 目細八郎兵衛商店

2016-12-24 04:18:31 | 日記


金沢の観光スポットレポート その597(No.908)

◇加賀毛針 目細八郎兵衛商店

針屋八郎兵衛は加賀前田藩が城下を開く以前天正3年(1575)京都よ
り金沢に入り縫い針の製造販売を行っていた。絹針の目穴・目度(め
ど)は難しく、各流派により形が違う。

■写真は目細八郎兵衛商店表



目細針の場合は京都系統の技術に独自の工夫を凝らした結果、糸が通
し易く先が鋭い、優良な針であるとして初代八郎兵衛は藩主より「め
ぼそ」を針の名前として頂戴した。明治維新による時代変更に合わせ、
商品名を家名にすることとした。







■写真は鮎釣り竿









■写真は店内



■写真は伝来の看板





■写真は目細八郎兵衛商店裏入口

□目細八郎兵衛商店
920-0854 金沢市安江町11番35号
TEL:076-231-6371
営業時間: 9:00?19:00
定休日: 毎週火曜日

□ホームページ



■写真は記念に購入した毛針(900円)

(完)

「武士と加賀毛針」~440年の歴史と技術の原点を知ろう~

2016-12-22 04:27:30 | 日記


金沢の観光スポットレポート その596(No.907)

◇「武士と加賀毛針」~440年の歴史と技術の原点を知ろう~

11月19日(土)尾張町老舗交流館にいおいて尾張町商店街「歴史
と伝統文化講演会」第6回「武士と加賀毛針」 ~440年の歴史と
技術の原点を知ろう~が開催された。



■写真は尾張町老舗交流館



講師は目細八郎兵衛商店会長の目細伸一(18代当主)で、当店の歴
史、加賀毛針の歴史、制作などのビデオ鑑賞して、具体的な加賀毛針
制作過程や苦労話を伺いました。

■写真は講師の目細伸一氏





□鮎釣りと毛針

鮎釣りは日本独特のもので、現在は共づりが主力であるが、毛針づり
は石川県、富山県、静岡県で盛んにおこなわれている。

藩政期加賀藩が武士の心身鍛錬のために鮎釣りを奨励した。そこで武
士たちは縫い針を曲げ、それに思い思いの野鳥の毛や金糸(きんし)、
銀糸(ぎんし)などの糸を巻きつけ、毛針をつくるようになった。

当時は級武士がが競って、知り合いや上級武士に販売するために、目
細八郎兵衛商店の縫い針を使い、毛針づくりを始めたのが始まりとさ
れている。

■写真は目細八郎兵衛商店紹介ビデオと展示の毛針





■写真は毛針に使われる貴重な赤マムシと鱗



明治時代になり、目細商店らがが毛針の制作をはじめ、明治23年(1890)
の第三回内国勧業博覧会に出品して一躍全国に知れ渡った。

現在毛針は加賀毛針、播州毛針(兵庫県西脇市)、土佐毛針(高知市)
が有名ですが、他の2地区とも金沢で加賀毛針を修得した人が広めた
と言われている。

■写真は鮎のひっかけ針

(完)

冬の風物詩”薦かけ”長町武家屋敷跡 ②

2016-12-20 04:16:42 | 日記


金沢の観光スポットレポート その595(No.906)

◇冬の風物詩”薦かけ”長町武家屋敷跡 ②

□長町の由来

長町は前田八家の1つ長氏の屋敷があったことから名付けられました。
現在の長町武家屋敷一体は長氏、村井氏をはじめ上級武士から中級、
下級武士などが住んでいました。現在では、当時の武家屋敷は殆ど残
っていませんがその中で中級武士だった野村家邸は当時の武士の邸宅
の様子を伺うことができます。

■写真は金沢職人大学校長町研修塾の門



□金沢職人大学校「長町研修塾」

この建物は藩政期末から明治初期約130年前の建物を増築・改築を
たび重ね現在に至っています。平成10年9月から平成11年3月に
かけて金沢職人大学校の総合学習として長町武家屋敷群の修景に合わ
せ修復した。

金沢職人大学校の講義の場、観光客が立ち寄る場、市民の謡曲、囃子、
茶会等広く市民に利用されている。

敷地内にある茶室「匠心庵(しょうしんあん)」は、金沢職人大学校
一期生が3ヶ年の修了成果として主屋の修復と並行して平成11年3
月に完成した。 



■写真は山景園





■写真は匠心庵



■写真はクロガネモチの実



■写真は長町研修塾図面

□長町研修塾ホームページ





■写真は長町武家屋敷跡

撮影日:2016.12.4

(完)

冬の風物詩”薦かけ”長町武家屋敷跡 ①

2016-12-19 04:50:18 | 日記


金沢の観光スポットレポート その594(No.905)

◇冬の風物詩”薦かけ”長町武家屋敷跡 ①

□薦かけ

薦かけは、雪から土塀を保護するもので、浸透した水分の氷結による
損傷や、付着した積雪による土の剥がれを防いでおり、毎年12月か
ら翌年3月まで設置され、雪吊りとともに”金沢の冬の風物詩”とな
っています。

 

昨年から12月の第1週の週末に合わせて薦がけが行われている。薦
がけは稲わらで編まれた幅3.6メートル、高さ90センチで、約500枚
を民家や施設の土塀約1100メートルに取り付ける。

■写真は薦かけ作業中(大野庄用水)







■写真は大屋家



■写真は灯籠の藁かけ



撮影日:2016.12.4

(つづく)

金沢の秋2016-20 金沢市内

2016-12-18 04:26:32 | 日記


金沢の観光スポットレポート その593(No.904)

◇金沢の秋2016-20 金沢市内

□黒門緑地

この緑地は、平成7年(1995)まで、金沢地方検察庁検事正官舎の敷
地であったが、平成13年(2001)官舎の一部と、その土塀を廻らす屋
敷構えを保存するとともに、アドレナリン、タカジアスターゼの創
製で世界的に知られる高峰譲吉博士ゆかりの家屋を移築し、公園とし
て整備したものです。



■写真は黒門緑地



 

■写真は駅コンコース



■写真は石川四高記念館





■写真は片町ビゴーレ







■写真は片町キララ

(秋の金沢 完)

金沢の秋2015-21 寺島蔵人邸

2016-12-16 04:37:56 | 日記


金沢の観光スポットレポート その592(No.903)

◇金沢の秋2015-21 寺島蔵人邸

安永6年(1777)に建てられた家禄450石の中級武士寺島蔵人の祖
父・五郎兵衛恵叙(まさつぐ)の武家屋敷跡。
藩政期には南側小路に面して長屋門があったが、明治初期に家屋も一
部縮小されている。現存する家屋・土蔵・土塀は中級武士の旧態をを
よく伝えており、庭園と共に昭和49年金沢市指定史跡となり保存さ
れている。



寺島蔵人邸の満天星躑躅(ドウダンツツジ)は樹齢300年といわれ、
他で見るものと違い大木で、色も黄色系で、春の花と秋の紅葉が楽し
める。



















□ホームページ

撮影日:2016.11.20

(つづく)

金沢の秋2016-19 金沢市太陽が丘

2016-12-14 04:10:38 | 日記


金沢の観光スポットレポート その591(No.902)

◇金沢の秋2016-19 金沢市太陽が丘

金沢市太陽が丘にあるメタセコイアの並木道で、韓国の人気ドラマ
「冬のソナタ」に出てくる並木道に似ている。季節によって美しく表
情を変え、秋には茜色に輝く並木道に変身!秋の香りを感じられる。













□メタセコイアは杉科メタセコイア属、分布は中国。

■写真はメタセコイア並木

撮影日:2016.11.24

(つづく)

金沢の秋2016-18 大乗寺

2016-12-13 04:39:49 | 日記


金沢の観光スポットレポート その590(No.901)

◇金沢の秋2016-18 大乗寺

□大乗寺の概況

正応2年(1289)永平寺第3代徹通義介(てっつうぎかい)禅師が
曹洞宗に改修し改めて大乗寺を開山。加賀国最初の曹洞宗寺院とし
て寺運は隆盛した。

2代瑩山(けいざん)禅師は永光寺(ようこうじ羽咋市)總持寺
(現在の總持寺祖院)を開き、室町幕府歴代将軍の帰依や柏原天皇
の勅願寺にも定めらた。



■写真は大乗寺参道



元禄10年(1697)加賀藩家老本多政均が庇護したことで現在地に
再建され、以後本多家の祈願所として寺領200石が安堵され寺運
も再び隆盛します。



■写真は総門











■写真は山門



■写真は山門より座禅堂



■写真は法堂

撮影日:2016.11.20

(つづく)

金沢の秋2016-18 金沢城公園②

2016-12-12 04:24:00 | 日記


金沢の観光スポットレポート その589(No.900)

◇金沢の秋2016-18 金沢城公園②

○金沢城公園の概略

加賀藩の居城であった金沢城の城址を整備してつくられた公園。園内
には、石川門や三十間長屋などのの藩政期建築物。木造城郭建築とし
て五十間長屋や菱櫓、橋爪門続櫓、橋爪門などの歴史的建造物が復元
されています。
また、兼六園より歴史のある玉泉院丸庭園も再現された。

■写真は石川門



■写真は橋詰門



■写真は三十間長屋



■写真は極楽橋から二の丸広場







■写真は玉泉院丸庭園


撮影日:2016.11.15

(つづく)

金沢の秋2016-17 にし茶屋街、寺町-2

2016-12-10 04:33:54 | 日記


金沢の観光スポットレポート その588(No.899)

◇金沢の秋2016-17 にし茶屋街、寺町-2

○寺町寺院群概況

寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政
期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が
集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、70近くの寺院が立ち
並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の
各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の
名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている

□松尾芭蕉が来沢した時に読んだ「塚も動け 我が泣く声は 秋の風」の
 句碑があり。境内にはその前年に亡くなった小林一笑を偲んだ一笑塚
 がある。



■写真は願念寺







■写真は人呼んで忍者寺(妙立寺)





■写真は本長寺

□ジアスターゼで有名な高峰譲吉の菩提寺





■写真は国泰寺





■写真は開禅寺



■写真は長久寺

撮影日:2016.11.20

(つづく)