金沢の観光スポットレポート その538(No.823)
◇金沢まちなか彫刻見て歩き ①
金沢市内中心部には多くの彫刻やオブジェがある。今回は「金沢ま
ちなか彫刻見て歩きマップ」資料により巡り、途中にあるオブジェ
も紹介します。
金沢市は市民がアートを感じ、潤いと安らぎ、魅力にあふれ、賑わ
いのある都市空間を創出していくため、パブリックアートとしての
まちなか彫刻の設置を推進している。
■写真は金沢駅西口(金沢港口)にあるモニュメント
□金沢まちなか彫刻設置基本方針
まちにアートを感じ、魅力あふれる都市空間を創出するためには、
パブリックアートとしてのまちなか彫刻の設置を進めることが必要
ですが、 現状では、次のような問題点が見られます。
1、パブリックアートの 全体像の把握が困難
2、中心市街地の集積作品の現況
3、環境や景観との不調
4、環境の変化や時代感覚にそぐわない状況
5、施設配置スペースとの不調和
6、設置場所
7、保守管理
こうした問題点を踏まえ“金沢まちなか彫刻設置基本方針”は今後
のまちなか彫刻をどのような方向性で取り組むべきかの基本的な考
え方を 示したもので、金沢まちなか彫刻設置検討委員会で検討後、
平成17年4月市の方針として定められた。
■写真は県立音楽堂前のモニュメント
□金沢まちなか彫刻設置の基本理念
これまでの歴史の中で、時間をかけて形成され、培われてきた「用
水・みち筋」「こまちなみ」「斜面緑地」「寺社風景」など、金沢
の重層的な「まち」の魅力に「彫刻=パブリックアート」という魅
力を重ね合わせます。金沢のまちの魅力にアート(彫刻)のレイヤ
ー(層)を重ね合わせます。
金沢の個性を磨き高め風格あるまちづくりと美しい景観形成にまち
なか彫刻が厚みを加えていく !
■写真は香林坊「走れ!」
□彫刻のあるまちづくり施策の推進
金沢市は彫刻作品の国際コンペの開催やオフィスのショーウィンド
ウを活用した 彫刻の展示、金沢美術工芸大学・金沢21世紀美術館
と連携したアート関連施策の推進、まちなか彫刻見て歩きマップの
作成等を通じて、市民に親しまれるパブリックアートを推進します。
(金沢市ホームページより)
■写真は金沢まちなか彫刻見て歩き全体地図
◎金沢まちなか彫刻設置基本方針資料(金沢市ホームページより)
◎金沢まちなか彫刻見て歩きマップ
(つづく)