金沢の観光スポットレポート その860(No.1262)
◇金沢のさくら2018(9)兼六園⑨ 霞ヶ池、瓢池ほか
〇兼六園のさくら
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られており、ソメイヨシノやヤマザクラ、サトサクラ、ヒガンザクラ約10本の桜が園内を彩ります。
園内の桜の分布はヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、ヤマザクラ約40本、サトザクラ約50本、その他約50本となっている。(2013.3現在資料)
兼六園のさくらは園内の池や曲水、灯篭、石塔、松などの樹木とのバランスがなんとも言えない落ち着きと華やかさが魅力です。ここ6年”とりこ”なっています。今年もぜひご
覧ください。
28)ヤマザクラ(山桜)
ヤマザクラはバラ科サクラ属の落葉高木。日本に10種あるサクラ属の基本野生種の中でも代表的な種で、和歌にも数多く詠まれている。サクラの仲間では寿命が長く、ときに樹高30mを超える大木になる。樹形は箒形で、ケヤキに似る。ヤマザクラを原種として品種改良された種も多い。霞ヶ池ことじ灯篭側にある。
■写真はヤマザクラ
29)長谷坂梅林側の不明品種1
■写真は長谷坂梅林側の不明品種1
30)八重山桜(やえやまざくら)
ヤマザクラの八重になったものと推測されます。各部の特徴から純粋なヤマザクラではなく、オオシマザクラ系のサクラの関与が考えられる。長谷坂の栄螺山手前梅林方面曲水沿いにある。
■写真は八重山桜
31)長谷坂梅林側の不明品種2
■写真は長谷坂梅林側の不明品種2(4/9)
32)長谷坂梅林側の不明品種3(4/9)
■写真は長谷坂梅林側の不明品種3
33 )越の彼岸(こしのひがん)
富山県南砺市蓑谷に自生がみられ、自生地は県の天然記念物に指定されています。自生地のものは江戸彼岸と大山桜の雑種と推定されていましたが、最近では江戸彼岸と近畿豆桜の雑種であるといわれています。
■写真は越の彼岸
■写真は越の彼岸(16.4.8)
34)詭弁桜(きべんざくら)
瓢池夕顔亭の前にある。
■写真は詭弁桜
撮影日:2018.4.3
(つづく)