金沢の観光スポットレポート その936(No.1345)
◇金沢の夏‐7 尾崎神社
□尾崎神社の概況
寛永17年(1640)、加賀藩四代藩主前田光高公が東照権現勧請を幕府に願い出て許可を得て金沢城内北の丸に造営を始めた。その間、ご神霊を上野寛永寺から勧請し同寛永20年(1643)9月に東照権現社が落成し鎮座祭が執行された。朱塗りの社殿には徳川家康の紋が散りばめられ、金沢城の江戸、北陸の日光と呼ばれ崇められた。
■写真は山門
明治7年(1874)に社名を金沢東照宮からご祭神に天照大神と加賀藩三代藩主の前田利常公を加え、尾﨑神社に改称するとともに、城域が陸軍省の所管となり明治8年(1875)に移転することとなり明治11年(1878)旧加賀藩御算用場であった現在地に移った。
■写真は北の丸にあった金沢東照宮(御城中壱分碁絵巻・横山隆昭蔵)
昭和25年(1950)社殿が国の重要文化財に指定され今日に至っている。
■写真は拝殿
■写真は拝殿扉の三つ葉葵紋所
○御神祭
天照大神 源朝臣家康 菅原朝臣利常
○重要文化財
・本殿 - 江戸時代初期(1643年)建立
・中門 - 江戸時代初期(1643年)建立
・透塀 - 江戸時代初期(1643年)建立、
・拝殿及び幣殿 - 江戸時代初期(1643年)建立
■写真は幣殿
■写真は狛犬
■写真は稲荷神社
金沢の神社めぐり2015!③ 尾崎神社-Ⅱ
金沢の神社めぐり2015!③ 尾崎神社-Ⅱ
撮影日:2018.7.27
(つづく)