金沢の観光スポットレポート(No.1936)
◇ひがし茶屋街巡り2020 ① (ユーチューブ連動解説版)
〇ひがし茶屋街の概況
ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋
をここに集めて町割りしたもので、今でもキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子
がある古い街並みが残り、昔の面影をとどめています。灯ともし頃にもなれば、
今でも軒灯がともる茶屋から三味線や太鼓の音がこぼれてきます。
現在5軒の茶屋が営業しており、11名の芸妓さんが所属している。(2020.12現在)
〇金箔さくだ町屋店
〇円長寺
〇うしおや
2016年4月オープン。近江町いちば店で人気の「たたき丼」各種をはじめ、海産物処ならではの様々なぞうすいやお茶漬けを味わうことができる。また看板商品の「鰤のたたき」などの販売も行っている。
〇中田屋東山茶屋街店
「きんつば」で有名な中田屋東山茶屋街店。2階には甘味処和味がある。
〇自由軒
1909年創業の老舗洋食屋で、創業以来受け継がれてきた伝統の味を守り続けている。「ひがし茶屋街」の入り口
に位置していることもあり、特に北陸新幹線開業後は県外をはじめ海外からのお客様もたくさんも多い。
□自由軒紹介ページ(植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」)
〇箔一東山店
ひがし茶屋街で長く親しまれてきた銭湯「東湯」。その風情を残したまま新しい名所として生まれ変わりました。店内はひがし茶屋街の伝統的な雰囲気をイメージし、紅殻色や格子を使い、金箔をあしらった「金箔の庭」が癒しの空間となっている。人気の金箔ソフト(税込み891円)は並ばないと購入できない。
〇民宿陽月(ようげつ)
古い街並みが残る「ひがし茶屋街」で民宿を営んで40年。収容人数は8人で、料金もリーズナブルで日が暮れたあと、軒下灯の明かりに照らされる石畳の街並みは情緒満点。
〇志摩
文政3年(1820)に建てられた格式の高いお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代の建物がそのままに残っている貴重な文化遺産です。封建的制度のもと、町方にわずかに許された娯楽と社交の場として、お茶屋には主に上流町人や文化人たちが集い、遊びと言っても琴、三弦、笛に舞、謡曲、茶の湯から俳譜など多彩で、客、芸子ともに幅広く高い教養と技能が要求されました。
全国的に見ても数少ない茶屋建築の遺構の1つで当時の庶民文化を知る貴重な建築であることから平成15年(2003)に国の重要文化財に指定された。
〇味の十字屋
昭和27年(1952)創業。日本の食卓にかかせない味を求めて「山の幸、川の幸、海の幸」を、北陸に古くから伝わる伝統の技と最上の素材で販売している。
◇ひがし茶屋街巡り2020 ②(ユーチューブ連動解説版)
◇ひがし茶屋街巡り2020 ③(ユーチューブ連動解説版)
◇ひがし茶屋街巡り2020 ④(ユーチューブ連動解説版)
◇ひがし茶屋街巡り2020 ⑤(ユーチューブ連動解説版)
(つづく)
□ユーチューブ「ひがし茶屋街巡り2020 ①」