金沢の観光スポットレポート(No.1725)
◇金沢の初詣2020-6 金沢5社参り⑤ 椿原天満宮(完)
〇金沢五社
金沢五社とは金沢市に所在する神社の内、江戸時代から神官が守護する宇多須神、小坂神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮の吉田神道の五つの神社の総称である。五社ともに近代の社格制度では県社に列格された。この五社全てを参る事を五社参り」と言い、盛んに行われた。
5、椿原天満宮(つばきはらてんまんぐう)
永仁5年加賀国主富樫義親京都北野天満宮より丹波屋敷と称する山崎に勧請す。観応年間一向一揆により金浦郷田井村へ遷座され、金浦郷の総鎮守産土神となり、当宮を前田家祈願所とし城郭の鎮守と定める。
金浦郷総社田井天満宮、椿原神社、椿原天満宮と称え奉り旧金沢五社の筆頭たる御社格であった。明治6年郷社に、明治14年9月県社に列せられる。
現在地 金沢市天神町1-1-13
御祭神:菅原道真
〇狼煙の松
手水舎を少し上がったところに松があり、江戸時代には東方面からの異変があったときに狼煙の任務を行っていたといわれる。
■写真は菅原道真像と梅
■写真は本殿
◇金沢の初詣2020-2 金沢5社参り① 神明宮
◇金沢の初詣2020-3 金沢5社参り② 安江八幡宮
◇金沢の初詣2020-4 金沢5社参り③ 小坂神社
◇金沢の初詣2020-5 金沢5社参り④ 宇多須神社
■撮影日:2020.1.4
(金沢5社参り 完)