アメリカザリガニの楽園？

　雨が定期的に降るようになったここ数週間、長者ヶ原廃寺跡でちょくちょくアメリカザリガニを見かけるようになりました。

　kaneurikichiji が長者ヶ原廃寺跡で発掘し始めた頃は滅多に見かけませんでしたが、特に今年はよく見かけます。

　長者ヶ原廃寺跡の中心地域はかつては田んぼでしたが、現在では公有化されています。

　水田だと少なくても年に１回は農薬が使われるのですが、公有部分では農薬ゼロです。

　公有化から３年。農薬が使われなくなって個体数が増えたため、以前より姿を見かけるようになったのかもしれません。

　でも、田んぼの畦に穴を開け、そこから水が漏れるという理由から農家の方には嫌われています。


トレンチにたまった雨水を排水すると必ず１匹はいます。

ポンプの出番

　夏の間は雨が少なかったのですが（いっぺんにたくさん降ったようなので、記録上は多いようですが、感覚的には雨不足といった感じでした）、お彼岸前後から周期的に雨が降るようになりました。

　昨日も雨で、今日、現場に行ってみたら掘りあげた所はことごとく水没していました。

　少しであれば作業員さんにバケツや柄杓でかき出すのですが、下の写真のようになれば発電器を動かしてポンプを使って排水するしかありません。

　９月になって発電器が動く回数が増えました。秋雨前線や台風の季節なので仕方ないのですが、今週末は現地説明会なのでその日には晴れてほしいですね。


水没した現場


発電器から電気を送って・・・・


ポンプを動かします


今日の長者ヶ原廃寺跡。いつもの場所から。

ハセとホニョ

　先日（９月１０日）に稲の自然乾燥方法について、南部藩はハセ、伊達藩はホニョと書きました。

　しかし、最近はそうでもなくなりつつあるような感じがあります。

　kaneurikichiji の勤務する前沢（伊達領）でもハセガケが結構行われているのに気付いたからです。

　気付いたのは今年が初めてで、先々週からハセがけを見かけていたのですが、その後、その隣の田んぼでホニョ立てしているのを見つけました。

　面白い風景だと思い、日曜日に出勤したときに写真を撮ってきました。

　ハセがけ作業をしていたのでその方にお話を伺おうと思ったのですが、長者ヶ原廃寺跡にいらっしゃるお客様に遺跡の説明をする時間が迫っていたので、残念ながら何も尋ねることができませんでした。

　青森県の弘前藩と南部藩との関係ほどではないですが、岩手でも南部と伊達の違いはこの他にも色々あるようです。


手前がハセで、奥がホニョ。


別にこの道路が藩境なわけではありません。場所はここ。

圧勝～！

　今日は盛岡競馬場で愛馬シルキーフェザントが出走しました。

　盛岡では３着が最高で、しかもクラスがＣ２からＣ１へ上がるという、けっしてよい条件ではありませんでしたが、皆さん見る目があるのですね。１２戦ぶりの１番人気、しかも単勝１．５倍でした。

　レースはそこそこのスタートから先頭に立ち、道中は一度も先頭を譲らず、直線も追うところなく、２着馬に４馬身差をつけて勝ちました。

　タイムも１分２７秒８と優秀なものでした。

　これも奥手な血統を我慢強く育ててくださった、小西調教師をはじめとするスタッフと２戦目からずっと手綱を預かってくれている齊藤騎手のおかげです。

　今年の小西師は岩手競馬のリーディングで勝鞍では３位、賞金では２位です（９月２６日終了時点）。

　齊藤雄一騎手は、勝鞍で９位、賞金で５位と健闘しています。

　シルキーフェザントには２人の順位を少しでも上げられるようにがんばってほしいです。


これは前走時のパドック。今回はそれから体重がプラス１０ｋｇでした。もうちょっと成長してほしいですね。

材木町の酒買地蔵

　昨日のよ市にはちょっと早くついたので、久しぶりに酒買地蔵にお参りしました。

　よ市が行われている材木町商店街の東側に永祥院（えいしょういん）というお寺があり（場所はここ）、その山門の脇にあるお地蔵様のことです。

　このお地蔵様が酒買地蔵といわれているのは、小僧に身を借りて毎晩材木町の酒屋に酒を買いに来たという言い伝えがあるからです（詳しくはここ）。

　毎年７月下旬に例大祭が行われていて、たいていkaneurikichiji もお参りしています。

　ただ、今年は別用があってお参りできませんでした。

　というわけで、昨日、酒買地蔵様にお参りしてきました。

　「おいしいお酒が飲めますように」とおいのりしたところ、すぐに願いは叶えられました。

　めでたしめでたし。


酒買地蔵尊