かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

行く前に予習~フォッサマグナミュージアム

2017年08月21日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
糸魚川-静岡構造線の断層を見に行ったお盆前。

目にした断層は思ったより穏やかなものでしたが、そもそもフォッサマグナというものを誤解してました。



実は、フォッサマグナ=糸魚川-静岡構造線と思っていたのですが、フォッサマグナとはかつて日本列島が東と西に分かれていた頃の凹地のことで、糸魚川-静岡構造線はその凹地の西の端のことことなんだとか。

フォッサマグナミュージアムで予習するまでは、てっきりつながっていた日本列島が引っ張られたか、もしくは押されてできた裂け目か割れ目だと思い込んでいました・・・・f^_^;)

いやぁ、現地に行くだけじゃなくて博物館で勉強しておくものだと、つくづく思いました。

 

というわけで、フォッサマグナミュージアム、オススメです!

東と西の境目~糸魚川-静岡構造線断層

2017年08月19日 | 旧ブログ記事(その他)
お盆の帰省前に糸魚川まで行って来ました。

目的は



糸魚川-静岡構造線の断層を見に行くこと。

なんかこう、もっと激しい断層のズレとかが観察できるものかと思ってました。

が、どうやら秋には、さらによく断層が見えるよう、この辺りを工事するらしいです。

無計画に出かけたし、お天気も悪かったので、また行ってみたいと思います。

ヒスイ拾いもしたいですしね(^^)

見るだけでなく学べる~たろう観光ホテル

2017年08月12日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
明戸防潮堤を訪れた翌週、岩手県大槌町で1泊2日の用務があったのですが、台風5号の接近で警報が発令され災害対策本部も設置されたため、2日目の一部を前倒しして1日目に済ませ、翌日は宿泊先の釜石市から宮古市田老地区まで北上しました。





田老地区では明戸防潮堤と同じように震災遺構として保存された、たろう観光ホテルを見学。

2階まで津波によって完全に破壊された様子を目の当たりにすると、津波の力の凄まじさを実感できるような気がします。

予約するとガイドの方に案内していただくこともでき(有料)、6階から撮影された津波が来襲する様子をビデオで見ることもできます。

見るだけでなく防災についても学べるたろう観光ホテルにも、皆さんにぜひ一度いらしていただければと思っています。

6年5か月~明戸海岸防潮堤

2017年08月11日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
8月11日の今日は山の日。

そして、東北地方太平洋沖地震から6年と5か月。

先日、仕事で田野畑村へ行って来ました。

用務は普代村でだったのですが、どうして見たいものがあったので。





岩手県田野畑村の明戸海岸防潮堤。

地震よって発生した大津波によって大破しましたが、震災遺構として保存されることとなり、昨年冬、保存のための工事が完了しました。




大きく壊れた姿を見るだけでなく・・・・



沖合200mにあった重さが8トンもある消波ブロックが浜まで打ち上げられているところを目にするだけで、津波の威力を知ることができます。

実は今年の2月22日に朝日新聞の1面に『まるで古代遺跡、無残に残る旧防潮』などと何を伝えたいのかよく分からない記事が掲載されましたが、ここに来れば何があったのか、何を考えなければならないのか自然と分かります。

機会があったら、一度いらしてください。

最初の現代日本人、石川啄木

2017年08月06日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
仕事帰りによく立ち寄る岩手県立図書館





現在、“ドナルド・キーン 石川啄木の日記を読み解く”展が開催されています。

日本文化と日本文学に造詣が深く、第一人者といってもよく、英語圏にそれらのすばらしさを紹介し続け、た東日本大震災を機に日本国籍を取得したキーン氏。

今回の展示は、昨年氏が発表した『石川啄木』にあわせてドナルド・キーン・センター柏崎で開催された企画展をもとにしたもの。

そこで氏は、啄木を『最初の現代日本人』と評しています。

盛岡で生まれ育った啄木が『最初の現代日本人』なのか?

ぜひ岩手県陸図書館まで。

期間は8月30日(水)までで、9月30日(土)からは函館市中央図書館でも開催されます。