前回紹介した法隆寺の経蔵と鐘楼。
写真をご覧いただけばお分かりかと思いますが、建物から回廊が延びています。
この回廊、中門から左右に延びて、経蔵・鐘楼を経て大講堂までつながっています。
上空から見ると凸字状ですが、建立当初は経蔵・鐘楼の手前で折れ、口字状だったようです。
鐘楼と回廊。もとは黄色の矢印の方に延びていました。
大講堂が再建された時に、今の形に改められたのだとか。
この回廊に囲まれる建物は、
本尊を安置する金堂と釈迦の舎利を安置する五重塔だけ。
お寺で最も大切な建物ということになります。
これらを回廊で囲んでいるのは、大切な建物をさまざまなものから守るためです。
加えて、ここでお坊さんが列をなしてお経を唱えながら巡り歩いたり、儀式に参加する人の控えの場としても利用されたりしました。
回廊内部の様子
東面回廊を内側から
つまり、回廊といってもただの廊下ではないわけです。
実は、平安時代以前に建立されたお寺で、回廊が残されているのは法隆寺だけ。
伽藍の中ではあまり注目されませんが、とてもとても大切な建物なのです。
写真をご覧いただけばお分かりかと思いますが、建物から回廊が延びています。
この回廊、中門から左右に延びて、経蔵・鐘楼を経て大講堂までつながっています。
上空から見ると凸字状ですが、建立当初は経蔵・鐘楼の手前で折れ、口字状だったようです。
鐘楼と回廊。もとは黄色の矢印の方に延びていました。
大講堂が再建された時に、今の形に改められたのだとか。
この回廊に囲まれる建物は、
本尊を安置する金堂と釈迦の舎利を安置する五重塔だけ。
お寺で最も大切な建物ということになります。
これらを回廊で囲んでいるのは、大切な建物をさまざまなものから守るためです。
加えて、ここでお坊さんが列をなしてお経を唱えながら巡り歩いたり、儀式に参加する人の控えの場としても利用されたりしました。
回廊内部の様子
東面回廊を内側から
つまり、回廊といってもただの廊下ではないわけです。
実は、平安時代以前に建立されたお寺で、回廊が残されているのは法隆寺だけ。
伽藍の中ではあまり注目されませんが、とてもとても大切な建物なのです。