かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

避暑に行きたくさせる~湖畔・黒田清輝筆

2014年07月31日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
暑いですね~(-_-)

今日の盛岡の最高気温は32.2度でした・・・・

でも、他の地域はもっと暑いんでしょうね。

というわけで、かねうりきちじからの贈り物(^^)



黒田清輝『湖畔』(重要文化財)です。



昨年、たまたま東京国立博物館で見学できた時に撮影したもの。

芦ノ湖で、水を描く練習をしていた時に生まれた作品だそうで、もとの作品名は『避暑』だったようです。



一度は『避暑』と名付けられたように、夏の情景が描かれ、ねっとりとした暑さが伝わってきますが、でもどこか涼しげに見えるのは団扇が描かれているからでしょうか・・・・

これを見て涼しくなろうと思ったのですが、それこそ「避暑」に行きたくなりました(笑)

週末は、どこかにに涼みに行こうかなf^_^;)
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こんなものを見かけたら

2014年07月30日 | 旧ブログ記事(その他)
先日、地元紙で報道されたマイマイガの大量発生

かねうりきちじが住む盛岡の南隣、紫波町のスーパーのことでしたが、だんだん南下しているようです。

通勤で利用している、東北本線金ケ崎駅でも、先週末と今週初めの2回、何匹かがホームに卵を産みつけているのを見かけました。

で、今日は...



停めておいた愛車にも。

卵の状態で越冬するらしいので、卵を駆除するのが、効果的なようです。

気持ち悪いかもしれませんが、ペットボトルを



こんな感じに切って、



卵をこそげて底に溜め、袋に入れれば、触らなくてすみます。

そして、そのまま燃えるゴミとして捨てれば、少なくとも翌年また大発生する確率は減ります。

気持ち悪いからと言って、駆除しなければ、翌年はもっと大発生する可能性が・・・・

もし、皆さんのご自宅で見かけたら、早目の処理がオススメです^_^;
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戦争をふせぐ出発点

2014年07月29日 | 旧ブログ記事(長者ヶ原廃寺跡・衣川関係)
昨日、『「なぜ戦争になったか」「事実関係を解明できると確信して努力する」「責任」が、長者ヶ原廃寺跡の発掘調査と研究を行っている者の務め』だと記しました。

その理由はこうです。

長者ヶ原廃寺跡を建立したのが誰なのか、歴史書に記されていないので断定はできないのですが、地理的な位置や建立年代から、今から約千年前に、現在の岩手県に勢力を誇った豪族、安倍(あべ)氏であろうということが、ほぼ確実になりました。

この安倍氏には、1993~94年にかけて放映されたNHK大河ドラマ“炎(ほむら)立つ”の主人公、安倍頼時(よりとき)・貞任(さだとう)が含まれます。

このドラマは、朝廷が派遣した源頼義(よりよし)・義家(よしいえ)と、頼時・貞任親子との戦いである、前九年(ぜんくねん)合戦を描いたもので、その印象が強いせいでしょうか、特に岩手県では安部氏は「侵略する朝廷軍に抵抗する地元の英雄」という見方が一般的です。

それはそれで事実の一面を言い当てているのかなと思っていたのですが、長者ヶ原廃寺跡の総括報告書を執筆する前後から、適切な見方とも思わなくなるようになりました。

 
長者ヶ原廃寺跡(2010年10月2日撮影)とその推定復元図(同じアングルです)

それは、安部氏が建立したと推測される長者ヶ原廃寺跡が、安部氏の私的な祈りのためだけではなく、陸奥(むつ)という広い地域、さらには日本という国の安寧を祈るための寺としても建立されたということが分かってきたからです。

ということは、安部氏は一時期朝廷とは友好関係にあったことになります。

けれども、その後、前九年合戦が始まってしまいます。

それは、何か原因があって、朝廷と安部氏が対立してしまうようになり、やがては双方ともに戦いに踏み込まざるを得ない状況の陥ってしまったことを意味しています。

つまり、戦争というものは、昨日もお話ししたように、「戦争をする、せざるを得ない状況」なった初めて始まるのです。

そういうわけで、まずは前九年合戦の原因を明らかにすることが、かつては朝廷と友好関係にあったにもかかわらず、戦火を交えることとなった安倍氏が建立したお寺の遺跡の発掘・研究と整備を担当している者の最低限の務めだと考えています。

それがはっきりすれば、「戦争をする、せざるを得ない状況」も明らかになり、そうならないため、すなわち戦争を防ぐためにはどうすればよいのかということも明らかになると信じています。

戦争を防ぐ出発点、長者ヶ原廃寺跡がそんな評価をされる日は、きっとやって来るはずです。
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戦争を無くすためにできること~第1次世界大戦開始から百年

2014年07月28日 | 旧ブログ記事(その他)
今から百年前の7月28日、オーストリア・ハンガリー帝国は、6月28日に起きたサラエボ事件を受けて、セルビアに宣戦布告をしました。

後に第一次世界大戦と呼ばれる、人類が初めて総力戦というものを経験することになる戦争の始まりです。

私は、戦争というものに対して、嫌悪感を抱いておりますし、今すぐにでも無くなるべきという信念を持っています。

けれども、戦争を『良いか悪いか』で論じても、もう仕方がないのかなとも思っています。

それなら、どうするか?



そのヒントがこの本の中に書かれていると思っています。



サラエボ生まれのサッカー日本代表元監督のイビチャ・オシムさんの通訳をしていた千田善<ぜん>さんの著作です。

この本で、千田さんは次のように記しています。

 『「戦争をするのだ」と政治家なり司令官が決断して、ある瞬間に「撃て!」と命令する。
  それがないと戦争にならない。」(52頁)

その通りだと思います。

逆に言えば、戦争をする、せざるを得ない状況にならなければ戦争は起きない。

私はそう思っています、いや信じています。

では、「戦争をする、せざるを得ない状況」にならないためにはどうすればよいか。

それは「戦争をする、せざるを得ない状況」を綿密に研究し、そこから教訓を得る以外に方法はありません。

千田さんも、先に引用した文に続けて、

 『「なぜ戦争になったか」という直接の答えではないが、どのように戦争になったか、
  ということは、時間はかかるかもしれないが、必ず事実関係が解明できる。
  少なくとも、解明できると確信して努力するのが、マスコミや研究者の責任である。』

と述べています。

歴史家の端くれとして、「なぜ戦争になったか」「事実関係を解明できると確信して努力する」「責任」を背負いながら生きていきたいと考えていますし、長者ヶ原廃寺跡の発掘調査と研究を行っている者の務めだと思っております。

それについては、また明日、お話しします。
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利き酒コンテスト初参戦!~酒買地蔵尊例大祭2014

2014年07月27日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
梅雨といえば紫陽花なんて書いたものだから、昨日は気温が33.1℃まで上がっってしまった盛岡。

ここまで暑くなると、よ市に行くのに二の足を踏んでしまうのですが、昨日は別。



それは材木町にある永祥院、別名酒買地蔵尊の例大祭が行われるからです。

それにあわせてよ市も、いつもより前後に1時間ずつ拡大して、14時~20時までの開催。

ですが、この暑さですからいつも通りの時間に出かけましたが・・・・



盛況でした!

例大祭といえば、盛岡とその周辺の地酒の効き酒コンテスト。



今まで何となく行きそびれていたのですが、ベアレン・ジョッキクラブの常連さんに誘われて初参戦。

4銘柄中、1つしか当たりませんでした・・・・orz

しかも、いつも晩酌でお世話になっている菊の司を当てられないとは・・・・

もっと精進して、来年の例大祭を迎えます( ̄^ ̄)ゞ
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