観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

また飛来しました!

2024-08-22 23:36:05 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 7時19分 潮位275cm

今日の干潮時間13時43分 潮位 42cm

 

今日、開館直後に導流堤で休むクロツラヘラサギ1羽を発見。

7月11日以来の確認です。

その後、干潟が出ると、水際を魚を追って走り回っている姿を観察できました。

 

その他、今日は野鳥観察館の前に広がった干潟にケリやチュウシャクシギも観察できました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ242、ササゴイ1、ダイサギ39、アオサギ34、クロツラヘラサギ1、マガモ4、カルガモ263、ホシハジロ2、キンクロハジロ2、スズガモ7、ミサゴ8、ダイゼン2、ケリ1、アオアシシギ1、キアシシギ1、イソシギ3、ソリハシシギ3、チュウシャクシギ1、ウミネコ328

スズメ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、シジュウカラ、コゲラ、ハシボソガラス 

 

明日の満潮時間 8時06分 潮位266cm

明日の干潮時間14時16分 潮位 66cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の野鳥イベント2024のご案内

2024-08-20 23:17:32 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 5時48分 潮位267cm

今日の干潮時間12時29分 潮位 23cm

 

昨夜から久しぶりに雨が降り、早朝には土砂降りの時間もありました。

8月に入ってからほとんど雨が降っておらず、街路樹などの中には葉の色が変わってきたものもあったので、恵みの雨でした。

そして、今日の午前中は雲が多かったのもあり、暑さもあまり感じませんでした。

 

気づけばお盆が終わり、虫の音が聞こえ始め、秋が近づいているのを少し感じるようになりました。

名古屋市野鳥観察館では「秋の野鳥イベント2024」を9月の下旬に開催します。

ご参加をお待ちしています。

 

また、野鳥観察館では9月21日(土)から開催する「秋の野鳥写真展」と「藤前干潟写真展」の展示作品の募集をしています。

詳細や応募票はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。

 

※明日(第三水曜日)は野鳥観察館の休館日です。

明後日(8月22日)の満潮時間 7時19分 潮位275cm

明後日(8月22日)の干潮時間13時43分 潮位 42cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メダイチドリの群れが飛来しています。(遠いけど)

2024-08-18 16:49:38 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 4時10分 潮位234cm

今日の干潮時間11時04分 潮位 43cm

 

藤前干潟は大潮を迎え、午前中の干出時間が遅くなりました。

14日(火)から明け方に出掛けている庄内川河口。今日も同じ時間に出掛けたところ、到着したのは最大満潮時間から1時間しか過ぎていませんでした。

それでも、干潟の干出前の薄暗い夜明けから、シギの鳴き声か聞こえ、満潮時間を導流堤で過ごしていたソリハシシギが数羽、浅瀬を求めて飛んで行きます。

結局、まだ降りる所はなく、上流から流れて来た流木のダイサギの隣で干潟の干出待ちをしていました。

日が昇った7時過ぎ、干潟が干出し始めるとダイゼンの群れが飛来して来ました。

昨日の飛来は6時17分だったので、約40分遅れですが、昨日よりも最大干潮時間が50分遅くなっているのでほぼ同じぐらいの潮位での飛来です。

今日もシギ・チドリ達の動きは少なく、干潟が干出している時間を葦原の陰で過ごしていました。

 

上流部にシギ・チドリが集まっていたので、観察館前はウミネコの群れやサギ類は飛来したのみでしたが、お昼前にメダイチドリの群れが7羽観察館前の導流堤の干潟に飛来し、午後2時過ぎにも再び観察館前に7羽が飛来しました。

 

今日の月例調査では他の場所で3羽のメダイチドリが観察されていたので、今日は10羽のメダイチドリが藤前干潟に飛来していたようです。

 

今日の藤前干潟周辺鳥類調査で確認された主な野鳥 カンムリカイツブリ6、カワウ1,009、ササゴイ1、ダイサギ48、コサギ5、アオサギ35、マガモ27、カルガモ348、ホシハジロ5、キンクロハジロ1、スズガモ8、ミサゴ7、トビ1、ハヤブサ1、コチドリ7、シロチドリ6、メダイチドリ10、ダイゼン14、ケリ24、アカアシシギ1、コアオアシシギ1、アオアシシギ27、キアシシギ13、イソシギ9、キリアイ2、ソリハシシギ32、チュウシャクシギ2、オオハシシギ2、ウミネコ326 他 39種、2,667羽

 

(注意)明日以降は、干出時間が8時過ぎになり、この頃には左岸堤防には日影が無くなります!
早朝に観察できる時間帯の日をお勧めします。

シギ・チドリの秋の渡りの1回目のピークはは例年8月後半から9月上旬です。
無理をなされませんように。

 

明日の月曜日は野鳥観察館の休館日です。

火曜日の満潮時間 5時48分 潮位267cm

火曜日の満潮時間12時29分 潮位 23cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怯える鳥達

2024-08-17 23:55:38 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時時間10時15分 潮位 62cm

今日の満潮時間17時間18分 潮位247cm

 

今日はいきものクッキー専門店 kurimaro collection(クリマロコレクション)」とのコラボで「クリマロと学ぶ!渡り鳥観察会 in 藤前干潟」を行いました。

最初に干潟の野鳥観察を行いました。

水面にダイブするミサゴの狩りや、カワウの追い込み漁、魚を追いかけて激しく動くコサギなどを観察することができました。

続いては、クリマロさんによるクッキークイズ。

今までに1,000種類もの生きものクッキーを作ってきたクリマロさんが、藤前干潟や伊勢湾で見られる生きものクッキー紹介とともに、その生きもののクイズをしました。

クリマロさんは新しい生きものクッキーを作る際に、その生きものを生息地で見て、形態だけでなく生態などもしっかり学んでから作ることを心がけているそうで、どのクッキーもかわいいだけでなく、生態学的な特徴を見ることができるからこそできるクイズだなと感じました。

参加者の中には生きものにかなり詳しい方もいて、驚きましたが、みなさんとてもクイズを楽しんでいました。

クイズの後は、稲永ビジターセンターに移動してコアジサシのデコイ塗りを実施。

みなさん、真剣に色塗りをしていました。

すてきなコアジサシがたくさんできあがりました!

そして最後には、とってもかわいいコアジサシの雛クッキーのお土産ももらえました。

参加いただいたみなさん、クリマロさん、ありがとうございました!

 

今日も干出し始めた干潟に、アオアシシギよりも早くダイゼンの群れが導流堤の干潟から飛来しました。

昨日のように群れが散ることもなく、一か所でかたまっています。

しばらくすると群れは飛び立ち、排水口近くの葦原の陰に移動してしまいました。

やはり、昨日のように何処かにハヤブサが見張っているのでしょうか?

他のシギ達も開けた場所に移動せず、岸沿いで餌を探していました。

結局シギ・チドリ達は最大干潮時間が終わるまで移動せず、葦原近くで活動していました。

最大干潮時間、庄内川河口の中州にはウミネコ達が集まっていましたが、上空をチョウゲンボウが飛来すると驚いてすべてのウミネコが逃げていきました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ472、ササゴイ1、ダイサギ33、コサギ2、アオサギ25、マガモ12、カルガモ336、ホシハジロ3、キンクロハジロ2、スズガモ9、バン1、ハヤブサ1、チョウゲンボウ1、コチドリ17、ダイゼン13、ケリ1、アオアシシギ36、キアシシギ9、イソシギ5、ソリハシシギ42、チュウシャクシギ1、ウミネコ301 他

明日の干潮時間11時04分 潮位 43cm

明日の満潮時間17時53分 潮位262cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の渡りが始まると増えてくるのが

2024-08-16 16:58:55 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時17分 潮位 82cm

今日の満潮時間16時40分 潮位230cm

 

昨日に引き続き、今日は藤前干潟ふれあい事業の夏休みイベント「ひがたにくるトリ、どんなトリ?」の2日目を開催しました。

今日も多くの方に参加申込いただきました。

昨日同様のプログラムを実施し、野鳥観察とカモのミニ模型の色付けを行いました。

昨日よりも潮が良かったので、野鳥観察では野鳥だけでなく干潟を昨日よりしっかり見てもらえたと思っています。

野鳥観察の後はカモのミニデコイ塗り。

今日も色とりどりのたくさんのカモが次々とできあがっていました。

1日目も2日目も、参加者のみなさんがとても熱心に野鳥を見たり、カモのミニ模型に色を塗ったりしているのを見ることができました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

続いて、今日の藤前干潟の野鳥の様子です。

今日の朝は台風の影響か、早朝から心地よい風が吹いて、日陰に入れば快適な日でした。

昨日と同じ時間に堤防に立つと、昨日より早くダイゼンやソリハシシギの群れが干出した干潟に飛来していました。

でも、今日も動きが少なく緊張しているようです。

全然干潟を移動しません。

 

もしかしたらと導流堤の干潟をスコープで探すと、1.1km離れた所にいました。

アオサギの後方、導流堤の上に止まっています。
1km先ではカメラのファインダーで探すのは厳しい距離です。(フルサイズ換算1,680mmノートリ)

1,000ピクセルまでトリミング、昨日も飛んでいるのを見た若いハヤブサです。

ハヤブサはここしばらく確認していませんでしたが、ここ数日頻繁に観察できるようになりました。

なので、シギ・チドリ達は宝神下水処理場前の葦原に隠れているようです。

1km以上離れているのに、ダイゼンやソリハシシギ達は殺気を感じているのでしょうね。

ただ、アオアシシギはハヤブサが襲ってきても逃げ切れる自信があるのか、干潟の開けた所で餌を探していたり休息をとっていました。

また、お昼前には藤前干潟では珍しく導流堤の杭に止まるチョウゲンボウも観察できました。

チョウゲンボウはシギ・チドリを襲うわけでもなく、山から下りて来たトンボにつられて飛来して来たのではないでしょうか?

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ486、ササゴイ1、ダイサギ14、コサギ4、カラシラサギ1(J)、アオサギ22、マガモ12、カルガモ412、オカヨシガモ1、ホシハジロ5、スズガモ4、バン1、ミサゴ6、ハヤブサ1、チョウゲンボウ1、コチドリ14、シロチドリ1、ダイゼン12、アオアシシギ36、キアシシギ6、イソシギ4、ソリハシシギ37、ウミネコ193 他

 

昨日もお伝えしましたが、在庫を切らしていました、MR JAN GEAR レンズキャリアシステム カモ柄入荷しました。(写真は黒)                                             黒色は残り在庫1個のみ。

 

明日の干潮時間10時15分 潮位 62cm

明日の満潮時間17時18分 潮位247cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする