観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オナガガモの季節は残りわずか

2018-02-20 17:47:28 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 8時39分 潮位218cm
今日の干潮時間14時42分 潮位 51cm

 

今日は晴れましたが、風の冷たい日でした。

干潟が出る前、風を避けて護岸で休むオナガガモたち↓。

 

今日も潮が良く引き、昼過ぎには野鳥観察館前まで干潟が広がりました。

干潟がうっすら現れ始めると、オナガガモたちは次々と干潟周辺へ集まってきます。

一列に並んで干潟に向かうオナガガモ↓。

こちらは飛んで向かいます↓。

 

オナガガモは藤前干潟で越冬するカモの中で最も飛来数の多いカモです。

今日、藤前干潟周辺では1,000羽を超えるオナガガモが観察されており、干潟の周りは餌を食べるオナガガモでいっぱいでした。

しかし、このオナガガモ、最も早く北へ帰ってしまうカモでもあり、例年、3月に入ると一気に数が減ります。

早いもので、2月は残りわずか。

オナガガモの群れを見たい方は、お早目に見にお越しください。

 

今日の野鳥観察館前では、オナガガモ以外にもカモの仲間を観察することができました。

マガモのオス↓。この光沢のある緑色の頭がとても美しい、とマガモを好きな方も多いです。

ヒドリガモのオス↓。

こちらはペアで餌を探していたヒドリガモ↓。

キンクロハジロのオス↓。トレードマークのちょんまげ(換羽)が風にたなびいていました。

こちらはキンクロハジロのメス↓。

 

また、今日は接近するトビ2羽も観察できました。

 

※今日の掲載写真はすべてMさんに提供いただきました。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ32、カンムリカイツブリ131、カワウ527、コサギ32、アオサギ23、マガモ57、カルガモ61、コガモ51、ヒドリガモ7、オナガガモ1,046、ホシハジロ232、キンクロハジロ212、スズガモ605、ホオジロガモ1、ミサゴ6、トビ2、チュウヒ1、ハヤブサ1、ハジロコチドリ2、シロチドリ58、ハマシギ26、ダイシャクシギ5、ユリカモメ2、セグロカモメ4、オオセグロカモメ2、カモメ22、ズグロカモメ11

 

※明日(21日(水))は第3水曜日のため、休館します。
明日の満潮時間 9時08分 潮位211cm
明日の干潮時間15時22分 潮位 54cm

明後日の満潮時間 9時40分 潮位201cm
明後日の干潮時間16時11分 潮位 59cm

コメント
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