観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

スナメリ続報など

2018-02-15 21:18:27 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間12時03分 潮位 75cm
今日の満潮時間17時43分 潮位215cm

 

今日は晴れるという予報でしたが、藤前干潟周辺は一日曇りで、日差しがなく風が少しあったので、昨日より寒く感じました。

2月8日(木)に庄内川河口でスナメリを見ることができたとご報告しましたが(→2月8日の日記)、その後、気にして川面を見てはいるのですが、庄内川河口ではスナメリを発見できていません。

しかし、来館者の方やお隣の稲永ビジターセンターのスタッフさんから、藤前地区(南陽海岸前や新川)で先週末や昨日にスナメリを観察できたと教えていただきました(昨日見られたスナメリについてはこちら→藤前干潟を守る会のブログ)。

スナメリ、ここ最近は頻繁に藤前干潟周辺に来ているようです。そして、上げ潮とともに川を上がってきていることが多いようです。

 

今日の藤前干潟も潮が良かったのですが、シギ・チドリの飛来数が先週末から芳しくありません。

昨シーズンより今シーズンは、シロチドリ、ハマシギの飛来数は安定していましたが、ここ最近は少な目です。

ということで、今日は(も)野鳥観察館の前で観察できた野鳥をご紹介します。

昨日は休んでいる姿を観察できましたが、今日は野鳥観察館の前を上流に向かって泳いで行っていました↓。

早くも頬に赤褐色の飾り羽が生えてきていたカンムリカイツブリ↓。野鳥観察館前で大きな魚を捕まえていました。

繁殖羽のカワウも頻繁に護岸近くで潜水していました↓。

珍しく野鳥観察館前までやってきていたオカヨシガモ↓(左がオス、右がメス)。

護岸で休んだり、餌を食べていたオナガガモ↓。

最後は、干潟の岩に集まって何かをつついていたスズメたち↓。(スズメの写真は地元のHさんに提供いただきました。)

ここ数日、潮が良いからなのか、暖かいからなのか、干潟でスズメやツグミ、ムクドリなどの小鳥たちが活発に動き、餌を探しているのを頻繁に見かけます。

これも春が近づいている証拠でしょうか。

 

【藤前干潟に関わるイベント等のご案内】

☆2月17日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~2月~@名古屋市野鳥観察館
 渡り鳥調査隊は、野鳥観察と鳥類調査を行う野鳥観察館のイベントです。毎月1回、野鳥観察および調査の楽しさを少しでも感じてもらいたいと思い、行っています。 →詳細はこちら(PDF)

☆2月18日(日)カモの足型をとろう!@稲永ビジターセンター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会HP)

☆コアジサシ営巣誘致募金実施中!(日本野鳥の会愛知県支部)→詳細はこちら(2月15日の日記)

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ15、カンムリカイツブリ169、カワウ762、コサギ26、アオサギ21、マガモ77、コガモ125、オカヨシガモ4、ヒドリガモ16、オナガガモ1,089、ホシハジロ64、キンクロハジロ191、スズガモ220、ホオジロガモ1、ミサゴ7、トビ2、ハイタカ1、ハヤブサ2、シロチドリ71、ダイゼン21、ハマシギ228、イソシギ1、ダイシャクシギ4、ユリカモメ46、セグロカモメ14、オオセグロカモメ3、カモメ125、ウミネコ3、ズグロカモメ19

明日の干潮時間12時34分 潮位 65cm
明日の満潮時間18時51分 潮位215cm

コメント
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