観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

大物を飲む

2018-02-27 18:33:44 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間10時22分 潮位102cm
今日の満潮時間16時00分 潮位200cm

 

今日はとても穏やかで暖かな日でした。

ここ数日は、庄内川河口は霞がかかったように視界はあまり良くなく、スカッとは晴れませんが、日に日に本格的な春が近づいているようです。

 

野鳥観察館の目の前では、夏羽にかなり換羽したカンムリカイツブリが大きな獲物(恐らくボラ)を捕らえたものの、飲み込むのに四苦八苦していました。 

一旦飲みかけたものの、途中で休憩。

その後、再びチャレンジ。顎が外れないかと心配になりましたが、何とか飲み込みました。

 

稲永公園では、活発に木々を飛び回る鳥たちを観察できました。

こちらはジョウビタキのメス↓。

こちらは梅の木にとまるメジロ↓。梅の花も徐々に開いてきましたね。 

ウグイスは2羽が一緒に、野鳥観察館の水たまりにやってきていました。 

この他、キジバト、ヤマガラ、メジロ、シロハラ、ツグミなどが野鳥観察館の水たまりに次々とやってきていました。今日は気温がかなり上がったからでしょうか。

 

また、今日の午前中は、藤前干潟に関わる人たちが集まり、稲永ビジターセンターで今年度6回目となる藤前干潟協議会藤前干ふれあい事業実行委員会が開催されました。

 

藤前干潟協議会では、4月から運用される新しい日光川水閘門の現状や、南陽工場の設備更新など、藤前干潟周辺の環境に関わる事業の報告等がされた後、来年度の話し合いに向けて今年度抽出された藤前干潟の課題についての整理が行われました。

藤前干潟ふれあい事業実行委員会では、来年度の実施イベント等について話し合われました。

今年度も残り1か月。来年度に向けた動きが活発になってきています。

 

なお、今日の藤前干潟協議会では、日本野鳥の会愛知県支部からコアジサシの営巣誘致活動についても経過報告がありました。

このコアジサシの営巣誘致活動のひとつとして3月17日(土)に天白区のなごや生物多様性センターで開催される「コアジサシデコイの色塗りイベント」は、まだ参加者に余裕があるそうです。

興味のある方は日本野鳥の会愛知県支部までお問い合わせください。→詳細はこちら(日本野鳥の会愛知県支部

 

明日の干潮時間11時10分 潮位 84cm
明日の満潮時間16時53分 潮位218cm

コメント
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