観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日も・・・ &生きものまつりのご案内

2018-04-06 21:00:51 | 春の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 8時35分 潮位204cm
今日の干潮時間15時14分 潮位 58cm

 

今日は朝から曇りで、午前中でも時折、雨がパラパラと降りました。

昨日より早く、まだ干潟がさほど大きくなっていない12時半頃、今日はまず庄内川河口の干潟にシギ・チドリの群れが飛来しました。

ダイゼンとハマシギ↓。

オオソリハシシギ(一番手前)↓。

オバシギ(手前)↓。

どの個体も干潟で餌を食べるのに夢中のようでしたが、大きな群れで飛び回る様子も見られました。

昨日は干潟がまだ広く残る16時前にシギ・チドリのほとんどは飛び去ってしまいましたが、今日は暗くなってもシギ・チドリたちの姿を観察できました。

今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ6、コチドリ4、ダイゼン47、ハマシギ1,521、オバシギ12、イソシギ3、オオソリハシシギ5、ホウロクシギ2 でした。

明日はお天気が回復するようですが、明日もシギ・チドリを観察できると良いな、と願っています。

 

さらに、今日の庄内川河口で観察できた野鳥をご紹介。

久しぶりにブログに登場のミサゴ↓。繁殖シーズンに入り、ほとんどのミサゴは散ってしまったようで、最近は2羽程度しか観察できませんが、タイミングが良ければ、流木の上などで魚を食べているのを観察できます。

護岸近くを飛んでいたコチドリ3羽↓。

黄色のアイリングが特徴です(↓は4日(水)に撮影)。

護岸近くに集まっていたダイサギとコサギ↓。

ダイサギはくちばしが黒く、目先が青色になってきた(婚姻色が出てきた)個体が増えてきました(↓は4日(水)に撮影)。

多くのカモは渡ってしまいましたが、ヒドリガモやコガモはまだ護岸近くでよく観察できます。

休憩中のヒドリガモ↓。

コガモたち↓。

 

そして、昨日は野鳥観察館の愛鳥週間イベント(5月12日、13日)のご案内をしましたが、

今日は4月29日(日)(荒天時は4月30日に延期)に藤前活動センターで開催される「藤前干潟生きものまつり」のご案内です。

藤前干潟生きものまつりは、NPO法人藤前干潟を守る会が毎年、干潟のベストシーズンである4月末頃に行っている、干潟を思う存分楽しみ、学ぶイベントです。

干潟の生きもの観察会やバードウォッチング、ライブ、太鼓演奏、関連団体のブース出展などがあります。(野鳥観察館もブース出展します。)

 

また、今年の生きものまつりには大注目の催しものが2つあるそうで・・・、

ひとつは、野鳥写真家である戸塚学氏の写真展↓。撮影講座とギャラリートークも!

そして、もうひとつは、♪鳥くんのバードウォッチング講座↓だそうです。

イベント盛りだくさんの藤前干潟生きものまつりにもぜひ足をお運びください!

詳しくはこちらをご覧ください。→藤前干潟を守る会のHP

 

明日の満潮時間 9時06分 潮位190cm
明日の干潮時間15時59分 潮位 72cm

コメント
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