観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハマシギが来ました、小鳥も来ました。

2019-01-22 20:48:27 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 7時12分 潮位236cm
今日の干潮時間12時55分 潮位 68cm

 

日曜日(20日)より大寒に入り、最も寒さが厳しいと言われる時期になりました。

しかし、この大寒の次は立春(2月4日~)という節気を迎えます。この寒さとは裏腹に、梅の花が咲いているのもすでに見かけました。

日が長くなりましたし、徐々に春に近づいているのを感じる機会も今後増えていきそうです。

 

今日はよく晴れましたが、風があり、とても寒い日でした。

今日は大潮で、お昼過ぎに最大干潮時間を迎えました。

午前中、庄内川の干潟が広がり始めてしばらくすると、ハマシギ約650羽とダイゼン約70羽の群れが飛来。

ここ最近、昼間にハマシギをあまり観察できていませんでしたが、今日の午前中の干潟では長い間、ハマシギやダイゼン、オナガガモなどの多数の鳥が餌を探している様子を観察できました↓。 

しかし、さらに潮が引いて導流堤の裏側の新川にも干潟が広がり始めると、ハマシギたちは新川の干潟へ移動し、しばらくすると、ハマシギの多くは飛び去ってしまいました。

 

さらに、今日は、1月16日に引き続き野鳥観察館前の水たまりに小鳥たちが頻繁にやってきました。

まずはシロハラ↓。私がこの水たまりでシロハラを見たのは今季初めてです。 

水たまりに入っていき、この後水浴びをしていました。

水浴び後は念入りに羽繕いしていました↓。尾羽が若干広がっていたので、シロハラの特徴である、外側にある尾羽先端の白斑がよく分かります。

また、メジロ2羽も水浴びをしていきました。メジロをこの場所で見るのもとても久しぶりです。 

この他、ヒヨドリ、キジバトが頻繁に水たまりに来ていました。

大寒に入ってから、山に雪がたくさん降ったところもあるとのこと。

小鳥たちが平野に降りてきて、野鳥観察館周辺でもっと見られるようになるでしょうか。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ66、カワウ2,001、ダイサギ2、コサギ5、アオサギ32、マガモ12、カルガモ86、オナガガモ809、ヒドリガモ4、キンクロハジロ7、スズガモ67、ホオジロガモ2、ミサゴ7、チュウヒ1、ハヤブサ1、シロチドリ42、ダイゼン73、ハマシギ664、ダイシャクシギ3、セグロカモメ16、カモメ4、ズグロカモメ10

 

1月20日(日)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ9、カワウ928、ダイサギ6、アオサギ25、マガモ26、カルガモ13、オナガガモ1,594、キンクロハジロ21、スズガモ213、ホオジロガモ4、ミサゴ6、チュウヒ2、ハヤブサ1、シロチドリ10、ダイゼン46、ハマシギ698、ダイシャクシギ3、ユリカモメ16、セグロカモメ22、オオセグロカモメ6、カモメ23、ズグロカモメ12

 

明日の満潮時間 7時52分 潮位235cm
明日の干潮時間13時37分 潮位 63cm

コメント
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