観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

秋の写真展の作品募集を開始しました!

2018-06-28 19:28:59 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間12時06分 潮位 38cm
今日の満潮時間18時44分 潮位243cm

 

今日は午前中は雲が厚く、日はあまり差しませんでしたが、蒸し暑い日でした。

お隣の稲永ビジターセンターには、地元の小学生が来館して、近くの干潟・ヨシ原で生きもの探しを楽しそうにしながら、藤前干潟について学んでいる姿が見られました。

 

今日も潮が良く、お昼頃に大きく干潟が広がりました。

その干潟には、今日は2組のカルガモの親子を観察できました。

そのうちの1組である4羽の雛と親のカルガモは護岸の比較的近くから観察できました。

最近は、親ガモと同じくらいの大きさまで成長したカルガモの幼鳥も見かけますが、この雛たちはまだとても小さく、親のすぐ後ろを歩いていました。

干潟を横断中、親ガモが急にくちばしを突出し鳴き始めました。 

2羽のハシボソガラスが後ろから追いかけてきたので、威嚇していたのでした。その間に、雛たちは水の中へ入って・・・、

親ガモと一緒に泳いで、干潟を去って行きました。

 

護岸近くでは、藤前干潟の夏の主役、ササゴイの姿も観察できました。

今日は大きな獲物を捕まえているのを発見。ハゼの仲間のチチブと思われます。 

飲み込むのに少し苦労していたようです。

獲物を飲み込んだ後は、身体を震わせていました。

この後もエビや魚を捕えていました。

(※カルガモとササゴイの写真は地元のHさんに提供いただきました。)

 

そして、野鳥観察館前の水たまりには今日もやってきました、アオダイショウ。

今日は水たまりに入った後、近くの松の木をスルスルとあっという間に上って、かけてあった巣箱に入っていきました。(※この巣箱には鳥は入っていません。)

 

巣箱に鳥などがいないかを確認しに行ったのでしょうか。しばらくして、巣箱の穴から顔を出して辺りを伺っていたようですが、その後、木を降りて去って行きました。

 

そして、秋の写真展の作品募集開始のお知らせです。

今年の秋も一般の方から写真作品を募って、写真展を開催します。→昨年度の野鳥観察館での秋の写真展示の様子はこちら(2017年8月26日の日記)。

今回の募集する写真展は以下の2つです。
①秋の野鳥写真展 「鳥のいる水辺の風景」 【主催】名古屋市野鳥観察館
②藤前干潟写真展 「藤前干潟の魅力~風景・生き物~」 【主催】藤前干潟ふれいあ事業実行委員会


どなたでも応募できますので、ぜひ、両方の写真展へ応募ください。

応募締め切りは【8月19日(日)】までとなっています。

写真展の応募方法・写真展開催予定等はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。 

多くの方からのご応募をお待ちしております。

 

  

今日観察できた主な野鳥 カワウ517、ササゴイ1、ダイサギ9、コサギ1、アオサギ14、マガモ27、カルガモ39(内、雛7)、ホシハジロ2、スズガモ7、ミサゴ1、コチドリ1、ケリ1、ウミネコ19

明日の干潮時間12時39分 潮位 36cm
明日の満潮時間19時17分 潮位243cm

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