名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の満潮時間 7時19分 潮位243cm
今日の干潮時間13時11分 潮位 47cm
今日も昼間は暖かでしたね。今までのまま真冬の恰好で車の中にいると少々暑いくらいです。
稲永公園のあちこちでは、引き続き藤前干潟プロムナード事業の工事が進んでいます。
こちら↓は横断歩道みたいなペイント。干潟の生きものも描かれています。
野鳥観察館の周りには看板が設置されました。
そして、昨日のご報告です。
昨夜は藤前干潟クリーン大作戦実行委員会の定例ミーティングをイーブルなごやで行いました(野鳥観察館も実行委員会メンバーとなっています)。
定例ミーティングでは、実行委員会メンバーがおおよそ毎月1回集まって、藤前干潟クリーン大作戦開催のための話し合いなどをしています。
昨日の定例ミーティングでは、5月28日(土)に開催を予定している藤前干潟クリーン大作戦の開催に向けた具体的な話し合いを行った他、
名古屋市環境局が昨年秋に実施したプラスチックごみおよびマイクロプラスチック調査の結果を聞く、ミニ勉強会を行いました。
名古屋市環境局ごみ減量室の川浦さん、そして名古屋市環境科学調査センターの平生さんにわざわざ来ていただいて、調査結果について報告していただきました。
実は、この調査報告は1月23日に開催を予定していた「第10回ごみと水を考える集い」で講演いただく予定でしたが、コロナ感染拡大のため中止となってしまい、
今回、実行委員会のミーティングという小さな場でしたが、実行委員会メンバーがプラスチックごみおよびマイクロプラスチックについての現状の理解を深めるためのミニ勉強会として実施させていただきました。
ちなみに11月に実施されたマイクロプラスチック調査には、実行委員会メンバーも参加しました。
とにかく細かい作業で大変な調査だったのを、お話を聞きながら思い出しました。→その時の様子はこちら(2022年11月16日の日記)
プラスチックごみ調査結果報告からは、ペットボトルごみが予想以上に多いことに驚きました。(なお、マイクロプラスチックの成分分析から、ペットボトルがマイクロプラスチック化したものはほぼみつかっていないそうで、ペットボトルが粉々になるのはまだまだ先のことのようです。)
また、マイクロプラスチックの調査では、調査している最中から実感していましたが、徐放性肥料(プラスチックでコーティングされた肥料)のプラスチック殻が圧倒的に多かったです(15cm×15cm×1cmの漂着物中から、平均で1,148個もみつかったそうです)。
ペットボトルも徐放性肥料もとても便利なものですが、作る・使う・捨てる責任はもっと考えていく必要がありそうです。
なお、徐放性肥料については、3つの農業関連団体から2030年までに使用をやめるという方針が発表されています。
この両調査の結果は、名古屋市のHPで公表されていますので、興味のある方はご覧ください。→藤前干潟におけるプラスチックごみ及びマイクロプラスチック調査の結果(名古屋市HP)
また、名古屋市では、今後、プラスチック対策の指針策定や、プラスチック資源循環の取組みをしていくそうです。
そして、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会では、今年の春の藤前干潟クリーン大作戦は、5月28日(土)に開催予定です。
4月初頃から、開催概要や参加方法を実行委員会のHPでご案内しますので、今回もみなさんの参加・協力をよろしくお願いします。
昨日(3月3日)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ15、カンムリカイツブリ186、カワウ1,520、ダイサギ2、コサギ6、アオサギ4、ツクシガモ2、マガモ23、カルガモ15、コガモ13、ヒドリガモ18、オナガガモ46、ホシハジロ5、キンクロハジロ16、スズガモ391、ホオジロガモ6、ミサゴ3、トビ1、シロチドリ19、ダイゼン42、ハマシギ96、ダイシャクシギ2、ユリカモメ65、セグロカモメ7、オオセグロカモメ2、カモメ11、ズグロカモメ37
今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ120、カワウ21、ダイサギ1、コサギ5、アオサギ12、ツクシガモ2、マガモ25、カルガモ63、コガモ5、アメリカヒドリ1、ヒドリガモ10、オナガガモ64、ホシハジロ11、キンクロハジロ1、スズガモ313、ホオジロガモ5、ミサゴ7、シロチドリ7、ダイシャクシギ1、ユリカモメ67、セグロカモメ15,ズグロカモメ34、カモメ3
明日の満潮時間 7時43分 潮位238cm
明日の干潮時間13時42分 潮位 43cm